たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『ももいろのクレヨン』より_大人になること

2019年12月09日 23時12分50秒 | いわさきちひろさん






「四つ葉のクローバーを見つけると幸運がくるのよ。」



「電車にのっても、道を歩いても、

 だれも知っている人に会わないしあわせ。」


「ぼーっとして電車にのっていると、

 前にすわっている人たちが、ちょうどドーミエの絵のように、

 それぞれのおもしろい顔つきをしてならんでいます。

 どの顔にもその人の今までの生活や性格がにじみでていて、

 人の世に生きる哀感があふれているのに、
 
 今の私とはまったくかかわりあいがなくて、

 たんに画面のなかの人物なのです。

 あかるい春の光のなかを、

 電車は私までも絵のなかのひとつの点景にして走っていました。」


「草がぽしゃぽしゃはえていたり、

 青いりんごの色に暮れていく山なみ、

 むこうの丘に黒ぐろと消えのこっている松の群、

 日本の東北の山野のなつかしい草穂が、

 私の胸をうってせまり、

 すばらしい交響楽のゆたかな音のなかにいる時のように、

 私にはもう外のものはなにも聞こえないような気がしました。」


「大人というものはどんなに苦労が多くても

 自分の方から人を愛していける人間になること」

ももいろのクレヨン―大切なあなたへ
いわさき ちひろ
大和書房

 







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ますます電話にがて

2019年12月09日 23時12分27秒 | 日記
 電話はこわい、電話は苦手、ますます苦手。納得できないこと言われて、ちょっとした言葉尻につっかかってしまうこと、今まで自分もいくどかやってきたような気がします。これからは気をつけようと思います。話す相手の顔がみえない電話、もともと苦手ですがますます苦手になってきました。いつの頃からかどこかに問い合わせの電話をするとまずは音声ガイダンスが流れるようになりました。なんどもなんども本人確認のハードル。ようやくつながった頃には疲れてしまってイライラすることが多いです。だから電話をしなければならないとわかっていてもできないこともよくあります。ようやく電話して納得できないことを言われるとつかかっていました。今日つっかかられて疲れました。慣れてない自分がこれ以上説明できる言葉を持ち合わせておらず疲れました。何年も経験している人なら上手くあしらうことができるのでしょうが、数カ月の自分には無理。自分が同じことをしてしまうのがいやなのでますます電話できなくなりそうです。かけるのいやですが、フリーダイヤルからかかってきた電話にでるのはもっといや。ますます電話、苦手なりました。

 金曜日は有給休暇をとる予定にしているので今週の電話当番は今日で終わり。慣れないことを脳みそふりしぼりながら必死に説明している自分の姿を想像すると滑稽、おばさんがアセアセ、滑稽なり、自分で笑える。これが今のわたしの仕事。苦手。早く終わりたい。ひたすら終わりたい、今はそれだけ・・・。