たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

頭がくらくらする水曜日・・・

2016年03月30日 22時12分06秒 | 日記
 毎日の通勤経路が意識しなくても、いやでも自然に体がその方向に動いていくようになったのでなんとか出勤できていますが連休なしの翌週5日間フル勤務はやはりかなりきついです。頭がくらくらしています。今日はノー残業デーなので自分へのご褒美に最寄駅の目の前にあるデパートでいちごのムースケーキとココアをいただきました。一時間の残業があるかないか、疲労度の違いは大きいです。毎日9時間近い拘束時間はやはり長いです。疲れます。それでも自分で思ったいたよりも私は業務をこなすことができるようになってきたのかもしれません。きょうはじめて責任者の女性から「たんぽぽさん、慣れてきましたね。やりはじめたら早いですね」と言われました。自分の中で最後の砦で、一か月前を走る人たちがやっているのをみながら疲弊した自分にはとても無理だと思っていた、来所者と対面しながらパソコンを操作して手続きを完了させるという業務も始めるようになりました。最初はそばでひとつひとつ教えてもらいながらでしたが、何回かやったらできるようになりました。慣れていくにはやるしかないと思ってやっていたら、自分が思っていたよりもできるようになったようです。苦しくて苦しくてしょうがなかった違う道へと歩きだす、大きな山をようやく超えるられそうなところまで来たのかもしれません。職務内容はともかく10年以上働いた先から飛び立って違う世界へと足を踏み入れていく、その第一歩が私には必要でした。安くても給料をもらいながら飛び立っていくきっかけが必要でした。ようやくここまで来ることができました。色々と間違えたり戸惑ったりしながらなんとかここまで、という感じです。

 一年前の今頃、納得には程遠い労働紛争の終結をどう受けとめていいのかわからず、ずたずたに疲弊しながらあまりの悔しさに涙があふれてどうしようもありませんでした。年末に帰省した時は、気力が失せたまま身動きできない自分がなさけなくってどうしようもなく、両親と妹が眠るお墓の前で泣き崩れていました。帰省していた一カ月、見守ってくれるようにと、よき方向に導いてくれるようにと毎日お墓参りをして祈り続けました。その時の私からすれば、こうして毎日行く場所があるだけずいぶんな進歩かもしれません。どこからも必要とされないまま社会から孤立している状態は本当に辛かったです。今毎日のように一人で話し相手のいないさみしさの中でいるであろう方々をみるので考えさせられます。今の職務内容自体は楽しくないし、ほんとうにどうかな、という感じですがものすごく色々と勉強になるのは事実です。滅多に入り込むことができない場所にたまたま入り込んで、滅多に知ることなどできないことをたくさん知りました。自分の目で確かめました。諸々が自分の糧になっていくと信じたいです。漢字で人の名前を書くってものすごくむずかしく、それだけでなにかと悩ましい毎日。知らなかったことだらけです、ほんとに。あと二日なんとか無事に今週が過ぎていくといいですがどうでしょうか。

 ニュース一覧をみると日本はかなしい国になったなあ、どんどんダメになっていくなあと感じることばかりです。お母さんに最後は守られたであろう三歳の男の子のいのちが助かりますようにと祈らずにはいられません。自死を完全否定できませんがやはり哀しいです。お母さんはSOSを発信できる人が近くにいなかったのか。助けて!と言える環境のなかにいなかったのか。公的サービスで助けを求めるとかえって孤独になってしまうこともあります。行政の限界を私自身が思い知っています。なんかほんとに色々と考えさせられることばかりの毎日です。中途半端な感じですが、今日はこれでおしまいです。今日も読んでくださり、ありがとうございました。