たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

こんな本を読みたい_「この国冷たさの正体 一億総『自己責任』時代を生き抜く」

2016年03月24日 20時53分02秒 | 本あれこれ
 インターネットラジオOTTAVAのサイトに「この国の冷たさの正体 一億総『自己責任』時代を生き抜く」(和田秀樹著)という本が紹介されています。先のことになりそうですが読んでみたいです。

 労働紛争となってしまった私をもっとも苦しめたのが「自己責任」という言葉です。会社を辞めなかった自分が悪い、と言われることにずいぶん傷ついてきました。働かない者を咎める社会がなぜ一生懸命に働いてきた者を咎めるのか。なぜ働いてきた者だけが責苦を受け、脱法行為を続けてきた会社には一切責任なしなのか、今もわかりません。本当にそれでいいのかと社会に対して問いかけ続けてきた私に対する社会からの答えは、それでいい、でした。会社の責任はどこにもひっかからないように全部うまーくできている上にさらにそれを法律で正当化してしまったのが日本という社会です。働きいてきたオマエが悪い、オマエの自己責任だって社会から言われてしまえば私はこれ以上なす術がありません。全てを弱者の自己責任にしてしまったほうが楽だし話が早いですね。この社会に希望を感じることはいまだにできません。「自己責任」ってなんでしょうか。これからも考え続けていきたいと思います。

 貴重な休日、少しのんびりしたらあっという間に終わってしまいました。他にも書きたいことがあったのですが今日はこれでおしまいです。喉が痛いのでお医者さんでみてもらったら少し赤くなっていると言われました。炎症を抑える薬を出してもらいました。ガラガラに涸れていて喋るのつらいです。

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「自己責任」論の本質とは? “弱者に責任をおしつける保身と欺瞞”の病理について掘り下げる一冊

「この国の冷たさの正体 一億総『自己責任』時代を生き抜く」(和田秀樹著)
朝日新書 778円

プレゼンター
林田直樹

以前から、何かと耳にする「自己責任」ってイヤな言葉だなあと、薄々思っていました。すごくニュアンスが冷たいからです。突き放したみたいで。
本書は、そんなもやもやの正体について考えるきっかけを与えてくれる一冊です。

近頃の日本は、何でもかんでも「自己責任」です。
子供を作るのも自己責任、育てるのも自己責任、高い学費を払うのも自己責任。
あなたの収入が低いのも自己責任、病気になるのも自己責任。薬に頼るのも自己責任。寝たきりの家族の面倒を見るのも自己責任…。
挙句の果てには、「国に迷惑をかけるな」ということが、声高に言われます。

本書から伝わってくるのは、そんな「自己責任」論の背後にあるのが、責任逃れのための強者の論理であり、弱者がさらに弱者を叩くフラストレーションの病理であるという実態です。テレビでも新聞でもネットでも、バッシングの対象を常に探しています。物事を一面的にしかとらえず、白か黒かでしか判断しない傾向も、そんな状況に拍車をかけています。

そんな冷たい社会にうんざりしていた気持ちが、本書を読むと、少しだけすっきりするかもしれません。個人的には同意しかねる記述も少し出てくるのですが、そういったことを含めて、物事を決めつけすぎず多面的にグレーなものとして見ようという著者の態度には納得です。
最もすぐれた記述は、最後に出てくる「人間は生きてるだけで『迷惑』の塊だと気づくことが大事」の一文です。いたずらに自分を責めず、優しい気持ちを失わずに人生を過ごしていくためのヒントが、ここにはあると思います。

いやされます

2016年03月24日 11時52分50秒 | ミュージカル・舞台・映画
こんなに小さかった清史郎君が

(2010年映画『おまえうまそうだな』のイベント)








こんなに大きくなりました。
現在身長157センチ。抜いてくれました。
イケメンというだけでなく、役者清史郎の真髄を感じさせてくれる大人の表情。
声変わりが終わり、ミュージカルの舞台に戻ってくる日が楽しみです。
おばさんは待っています。
どんな演技と歌声で魅了してくれるか・・・。

(2016年3月ドラマ『精霊の守り人』トーヤ役)



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