たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ボッティチェリ展

2016年03月21日 22時07分26秒 | 美術館めぐり
 http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_botticelli.html

 ようやくなんとか東京都美術館の「ボッティチェリ展」に行ってきました。上野はやっぱり遠くて17時30分ぎりぎりまで館内にいたら、明日のことを考えるとお茶を一杯飲む余裕はなくなってしまいました。足痛い、喉ガラガラ、おなかもすいてくる状態でしたが帰ってくるまで水だけで我慢しました。作品を傷めないよう照明を落としているので暗くって目が疲れました。15-16世紀の作品を守り続けていくためには仕方ないですね。絵画との対話の時間。こうして絵画を通してルネッサンス期の人の営みに出会えるなんてすごいことです。

 初来日だという聖母子像「書物の聖母」、美しかったです。ボッティチェリ最盛期のバラの花に囲まれた聖母子と四人の天使の絵も美しかったです。昨年4月に東急文化村で「ボッティチェリとルネッサンス」を観ているのでよくわかりました。展示の内容としては、マネーとボッティチェリの絵の豊かさとを結んだストーリィ性のあるテーマだった文化村の展示の方が面白かったかもしれません。壁一面に繰り広げられる受胎告知の美しい場面に見とれたことを思い出しました。(労働紛争終結直後、すり減ってずたずたになった自分がいたことも思い出しました。)今日の聖アウグスティヌスを描いた絵が受胎告知の場面の美しさを思い出させるものでした。

 もう少し書きたい感じですがとりあえずこれでおしまいです。また書くかもしれないし、もう書けないかもしれません。三連休明けの明日はどうなんでしょうか。明日、明後日と出勤したら木曜が休みで、金曜、土曜と出勤。そいでもって日曜だけ休んだら、来週はまた5日間フル出勤だとさ。毎日毎日怒りとストレスのはけ口になって気を使い続けて、やっていること自体はほとんど楽しくないという仕事をこの先、どこまで続けていけるのかな。細かい所がすみずみまで今までの経験値と勝手が違い過ぎて戸惑うばかりでなかなか慣れないし。そもそも期間限定でずっとじゃないですけどね。ずっとこの仕事なんて本当にご免です。ものすごく勉強にはなりますが仕事としてはかなりつまらないです。時給安すぎだしなー。とりあえず今週行きますけどね・・・。

 いつかトスカーナに行きたいと思いながら長い年月が過ぎました。この世にいる間にかなうでしょうか。花の都フィレンチェとトスカーナ地方。一人ではこわいのでツアーでないと無理かな。いつかいつかと思いながら心を残して死にたくないです。生きている間に一度でいいから行っておきたいです。どうか叶いますように・・・。

 そういえばルーブル美術館と西洋美術館で観たラファエロの聖母子像もそれぞれに美しかったなあとふっと思い出しました。部屋に一枚飾っておきたくなるような穏やかさにあふれた絵でした。美術館めぐりのこともあれこれ書きたいですが時間に限りがありますね。そろそろ時間ぎれとなってきました。よろしければ過去の記事も合わせてお読みください。


昨年4月東急文化村の「ボッティチェリとルネッサンス」の記事はこちらより。

http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/c/2ef738015cc290356486bd77448a2782

『トスカーナの青い空』より「ボッティチェリの春」の記事はこちらより。

http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/s/%A5%C8%A5%B9%A5%AB%A1%BC%A5%CA