「2012年10月16日(火)
最初の赴任地、ビデフォードのパーソネージュ博物館へ。
残念ながらclose、外観のみ。
雨が強くなる。
モンゴメリさんが下宿した家の再建にボランティアで加わったというおじさんが通りかかった。話し好き。(島の人たちの笑顔はみんな人なつっこくて話好き。)
当初三つに分けて、アヴォンリー・ビレッジに移築されようとしたらしい。
軒下のふち飾りのような模様はジンジャ―・ブレッド。幸運を呼ぶものらしい。
窓ガラス越しに来館者の名前を記入するノートと階段が見える。
復元された時、階段は最初全く違うものにつくり変えられてしまったが、当時と同じものに作り直され、ボランティアの手で6週間にわたって毎朝みがかれ、当時と同じように再現されているという。(おじさんの妻が参加したらしい。ドライバーのTさんの前の奥さんを知っているか、親戚からしいというオマケツキ。せまい田舎で油断ならないね。)
大切に保存していこうという、その村人たちの心根が嬉しい。
少し離れた丘の上の学校まで、モンゴメリさんは歩いて通っていたそうな。今は校舎はなく記念碑のみ。(車でほんの数分の距離でした。)
2号線に入って、ウエスト・ポイントを目指す。
普段は林が続いていくだけで退屈な道だそうだが、紅葉が見事だ。
遠く遠く、曇ったdark色の雲が色んな形をしてぐんぐん流れていく。
片側の車窓は時折晴れ間も見えたり、右と左の車窓で雲が違う。面白いなあ。
これがPEIだ。
途中ガソリンスタンドでトイレ休憩。
Tさんがドーナッツショップの飲み物をごちそうしてくれる。
チョコレートドリンクで元気回復。
ウエスト・ポイントは、白と黒の縞模様の灯台。写真でみていたとおりだ。
灯台の下のホテルも全て閉まっている。打ち寄せる波が浅瀬は赤土と混ざって赤くなっている。寒い。小雨が降る中、なんとも不気味で淋しい感じだ。
2号線をひた走り、サマー・サイド方面へ戻っていく。紅葉は色様々。
雨の中、しっとり感がある。言葉では言い表せないが、黄色・オレンジ色がとりわけ美しい。色鮮やかさに眠くなる暇はなかった。
サマー・サイド近く(?)の田舎だが小じゃれたレストランでおそめのお昼。
2階がB&Bになっている。
ラズベリーサラダが自然の味がして食べやすくおいしかった。店の庭にあじさい(=ハイドレンジャー)が10月だというのに咲いている。日本のものとは種類が違うようだ。
木の下に落ち葉が散った様がなんとも美しい。
店主=コックのダイアナさんは陽気で楽しい。人なつっこくて笑顔がチャーミングでPEIだなあと実感してくる。
ハロウィン・パーティの楽しそうなテーブルが目に留まったので写真を撮らせてもらう。
一般家庭だ。それぞれに楽しんでるなあ。ある物でお金をかけずに。
ロブスターの漁を終えた小舟が海からは奥まった漁師さんの家の庭先に置かれている光景もよく見かける。この島ではなんでも車で運んでしまうそうだ。面白いなあ。楽しいなあ。
3つ目のモンゴメリさんの赴任地、ロウアーベティック、ワンルームスクールに立ち寄る。雨。ここもまたなんとも淋しい所だ。蚊がたくさんいる。10月だというのに、寒いし蚊はぶんぶんくる。(日本とは種類が違うようだ)。写真を撮って早々に退散。100年前いかに大変であったことか想像に難くない。ここもまたうら淋しい所だ。思わず恋もしてしまうだろう。
モンゴメリさんの赴任地はいずれも僻地。
寒い季節は若い娘が一人でどんなに孤独であったか、想像力で感じ取ることができた。
想像の余地がないといられなかった、というアンの言葉が身にしみる。よくわかった、よかった。
ビクトリア通過。シーズンオフで閑散としているが、建物は可愛い。
B&Bだと思うが、ハロウィンの飾りつけが楽しい。写真を撮っているときりがないのだが、楽しくってどんどん撮ってしまう。灯台の可愛らしさも以前来た時と変わらない。
漁を終えた舟が庭先に置かれていたり、ハロウィンをそれぞれに楽しんでいたり、紅葉も色鮮やかだし、疲れちゃってるけど気分はすごく楽しい。
ロッキー・ポイント、半島なので対岸のシャーロットタウンが見える。
吉村さんの写真にある所なのでコースに入れてくれたのかな。
普段は行かない所だそうだ。
緑の丘に色づいたメープルが少し間隔をおいて立っているのがなんとも美しい。
寒いが気持ちいい。
カヌーが小屋にしまわれていてセキュリティカメラがついている。
他に人がいないのでゆっくりできる。
じゃがいもの収穫が終わって、赤土に次の芽が自然に出ている畑、トウモロコシ畑、緑の丘もあれば色づいた木々達がしっとりと鮮やかで言葉に言い尽くせないが楽しかった。雨だったのがよかったかな。
予定通り、17時頃、シャーロットタウン、ヘリテージハーバーハウス着。広くて清潔だ。
アメニティも家具もいい。
モンゴメリさんの淋しさを体感した一日。疲れたし部屋でお茶を飲みながら休んでいるうちに暗くなって、雨も激しくなってきたので方向がわからないし、買い物は断念。レトルトのおかゆと春雨スープで夕食をすませる。けっこうお腹いっぱい。
少し本を読んだり。インターネットをつないでみたり。
到着した時は暑かったので空調をoffにしてしまった。
冷え込んできたがあまりあたたまらない。
温度の上げ下げがわからなくって、セレクトツアーズのMさんにTELしてしまった。
12時頃には着込んでベッドに入っていた。1時半頃オーナーさんが来てくれて解決。
さらに一度目がさめたがまあまあ6時間は眠っただろうか。
空調とお風呂と乾燥は、日本人には苦労だ。
ヘリテージ・ハーバーハウス 一泊目」
ようやく4日目が終わりました。
翌日すばらしいキャベンディシュビーチのサンセット(秋なので陽は海ではなく丘に沈みました)を見るのですが、刻々と変化していく雲を撮っている写真を整理するまでにはまだ時間がかかります。
また間があくかもしれませんが5日目も載せていこうと思います。
パーソネージュ博物館の庭
↓
お昼のラズベリーサラダ
↓
ビデフォードの下宿先の牧師館(現在のパーソネージュ博物館)から歩いて通った学校の跡に建てられている記念碑
↓
***************
夜中と今朝と続けて地震が起こっています。
一週間ごとに起きているので、もっと大きいのがくるんじゃないか、原発は大丈夫なんだろうか、逃げるとなったら何を持って逃げればいいのか、不安と恐怖が頭をよぎります。
ほしいものは生活必需品をのぞいて何もない。旅にはまた出たい。この当たり前すぎるような平穏な日々が続いていきますように・・・。
心の中で祈り続けます。
最初の赴任地、ビデフォードのパーソネージュ博物館へ。
残念ながらclose、外観のみ。
雨が強くなる。
モンゴメリさんが下宿した家の再建にボランティアで加わったというおじさんが通りかかった。話し好き。(島の人たちの笑顔はみんな人なつっこくて話好き。)
当初三つに分けて、アヴォンリー・ビレッジに移築されようとしたらしい。
軒下のふち飾りのような模様はジンジャ―・ブレッド。幸運を呼ぶものらしい。
窓ガラス越しに来館者の名前を記入するノートと階段が見える。
復元された時、階段は最初全く違うものにつくり変えられてしまったが、当時と同じものに作り直され、ボランティアの手で6週間にわたって毎朝みがかれ、当時と同じように再現されているという。(おじさんの妻が参加したらしい。ドライバーのTさんの前の奥さんを知っているか、親戚からしいというオマケツキ。せまい田舎で油断ならないね。)
大切に保存していこうという、その村人たちの心根が嬉しい。
少し離れた丘の上の学校まで、モンゴメリさんは歩いて通っていたそうな。今は校舎はなく記念碑のみ。(車でほんの数分の距離でした。)
2号線に入って、ウエスト・ポイントを目指す。
普段は林が続いていくだけで退屈な道だそうだが、紅葉が見事だ。
遠く遠く、曇ったdark色の雲が色んな形をしてぐんぐん流れていく。
片側の車窓は時折晴れ間も見えたり、右と左の車窓で雲が違う。面白いなあ。
これがPEIだ。
途中ガソリンスタンドでトイレ休憩。
Tさんがドーナッツショップの飲み物をごちそうしてくれる。
チョコレートドリンクで元気回復。
ウエスト・ポイントは、白と黒の縞模様の灯台。写真でみていたとおりだ。
灯台の下のホテルも全て閉まっている。打ち寄せる波が浅瀬は赤土と混ざって赤くなっている。寒い。小雨が降る中、なんとも不気味で淋しい感じだ。
2号線をひた走り、サマー・サイド方面へ戻っていく。紅葉は色様々。
雨の中、しっとり感がある。言葉では言い表せないが、黄色・オレンジ色がとりわけ美しい。色鮮やかさに眠くなる暇はなかった。
サマー・サイド近く(?)の田舎だが小じゃれたレストランでおそめのお昼。
2階がB&Bになっている。
ラズベリーサラダが自然の味がして食べやすくおいしかった。店の庭にあじさい(=ハイドレンジャー)が10月だというのに咲いている。日本のものとは種類が違うようだ。
木の下に落ち葉が散った様がなんとも美しい。
店主=コックのダイアナさんは陽気で楽しい。人なつっこくて笑顔がチャーミングでPEIだなあと実感してくる。
ハロウィン・パーティの楽しそうなテーブルが目に留まったので写真を撮らせてもらう。
一般家庭だ。それぞれに楽しんでるなあ。ある物でお金をかけずに。
ロブスターの漁を終えた小舟が海からは奥まった漁師さんの家の庭先に置かれている光景もよく見かける。この島ではなんでも車で運んでしまうそうだ。面白いなあ。楽しいなあ。
3つ目のモンゴメリさんの赴任地、ロウアーベティック、ワンルームスクールに立ち寄る。雨。ここもまたなんとも淋しい所だ。蚊がたくさんいる。10月だというのに、寒いし蚊はぶんぶんくる。(日本とは種類が違うようだ)。写真を撮って早々に退散。100年前いかに大変であったことか想像に難くない。ここもまたうら淋しい所だ。思わず恋もしてしまうだろう。
モンゴメリさんの赴任地はいずれも僻地。
寒い季節は若い娘が一人でどんなに孤独であったか、想像力で感じ取ることができた。
想像の余地がないといられなかった、というアンの言葉が身にしみる。よくわかった、よかった。
ビクトリア通過。シーズンオフで閑散としているが、建物は可愛い。
B&Bだと思うが、ハロウィンの飾りつけが楽しい。写真を撮っているときりがないのだが、楽しくってどんどん撮ってしまう。灯台の可愛らしさも以前来た時と変わらない。
漁を終えた舟が庭先に置かれていたり、ハロウィンをそれぞれに楽しんでいたり、紅葉も色鮮やかだし、疲れちゃってるけど気分はすごく楽しい。
ロッキー・ポイント、半島なので対岸のシャーロットタウンが見える。
吉村さんの写真にある所なのでコースに入れてくれたのかな。
普段は行かない所だそうだ。
緑の丘に色づいたメープルが少し間隔をおいて立っているのがなんとも美しい。
寒いが気持ちいい。
カヌーが小屋にしまわれていてセキュリティカメラがついている。
他に人がいないのでゆっくりできる。
じゃがいもの収穫が終わって、赤土に次の芽が自然に出ている畑、トウモロコシ畑、緑の丘もあれば色づいた木々達がしっとりと鮮やかで言葉に言い尽くせないが楽しかった。雨だったのがよかったかな。
予定通り、17時頃、シャーロットタウン、ヘリテージハーバーハウス着。広くて清潔だ。
アメニティも家具もいい。
モンゴメリさんの淋しさを体感した一日。疲れたし部屋でお茶を飲みながら休んでいるうちに暗くなって、雨も激しくなってきたので方向がわからないし、買い物は断念。レトルトのおかゆと春雨スープで夕食をすませる。けっこうお腹いっぱい。
少し本を読んだり。インターネットをつないでみたり。
到着した時は暑かったので空調をoffにしてしまった。
冷え込んできたがあまりあたたまらない。
温度の上げ下げがわからなくって、セレクトツアーズのMさんにTELしてしまった。
12時頃には着込んでベッドに入っていた。1時半頃オーナーさんが来てくれて解決。
さらに一度目がさめたがまあまあ6時間は眠っただろうか。
空調とお風呂と乾燥は、日本人には苦労だ。
ヘリテージ・ハーバーハウス 一泊目」
ようやく4日目が終わりました。
翌日すばらしいキャベンディシュビーチのサンセット(秋なので陽は海ではなく丘に沈みました)を見るのですが、刻々と変化していく雲を撮っている写真を整理するまでにはまだ時間がかかります。
また間があくかもしれませんが5日目も載せていこうと思います。
パーソネージュ博物館の庭
↓
お昼のラズベリーサラダ
↓
ビデフォードの下宿先の牧師館(現在のパーソネージュ博物館)から歩いて通った学校の跡に建てられている記念碑
↓
***************
夜中と今朝と続けて地震が起こっています。
一週間ごとに起きているので、もっと大きいのがくるんじゃないか、原発は大丈夫なんだろうか、逃げるとなったら何を持って逃げればいいのか、不安と恐怖が頭をよぎります。
ほしいものは生活必需品をのぞいて何もない。旅にはまた出たい。この当たり前すぎるような平穏な日々が続いていきますように・・・。
心の中で祈り続けます。