映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、企業のPR動画から映画化された、大阪人情コメディー作品。「たこ焼きの詩」です。
【YAMAZENジェネリック劇場特別編】たこ焼きの詩/前編
ジェネリック家電で有名なYAMAZENのPR動画が2014年のジェネリック家電大賞受賞記念として制作された動画を基に映画化されたもので、関西の小さな街の団地でつつましく暮らす母と子の人情劇場的な作品です。
関西のソウルフードたこ焼きをベースに、関西のマイナー的な要素がふんだんに盛り込めれていて、親子を取り巻く出演者もインド人タレントのサニーさんが、母の働く一風変わったたこ焼き屋のオーナー、亡き父役には、関西カリスマDJ澤田氏、娘の憧れのミュージシャンには関西のアカペラグループ、取材に来るテレビ局は、サンテレビと関西ローカル盛りだくさんのシチュエーションです。
物語のスタートは、真夏に貧しい家族に降りかかるエアコンの故障。猛暑、金欠に加え、娘の修学旅行の積立金と窮地に陥りながらも、懸命の母はたこ焼きを焼き続けます。そんな親子に、神様は見捨てることはなく、最後に素敵なプレゼント二人に届けてくれます。そのプレゼントは、誰もが想像できると思います。
とここまで紹介する間に、DVDを観なくてもほぼ完結出来ることがわかりました。DVDを観るか?動画の前後編で完結するか、それとも両方観るか?選ぶなのはあなた次第です。