なにかアートは高尚なもので私とは無関係な世界と思われているのでしょうか。
いつもこの言葉を聞くたびにさみしい気持ちになります。
確かに高額な絵画を収集するコレクターに対してはそういうイメージはあるでしょう。
でも家の店のようにそんなに高額でなくても良質なアートを売ってる店も多数存在します。
よく目の保養なんてことを言って画廊やアートショップにこられる方も見えますが、大抵は売りつけられるのを警戒しての言葉ではないでしょうか?
買う買わないは別にして「ちょっと拝見」のひとことでいいんです。そのほうがずっとスマートな言葉だと思います。
それに目の保養に行くなら美術館に通うことをおすすめします。また大きな公共の美術館より個人美術館がさらに良いです。
今は個人美術館も各地に存在するようになりました。
僕の近くには車で15分ほどで行けるすごく良い美術館があります。
美術ファンならご存知のメナード美術館です。
この美術館はメナード野々川氏の奥様が中心にコレクションされた内外の巨匠の秀作が1千点余り収まっています。
あの有名なブリジストン美術館がコレクション展を開催したほどですからそのコレクションの質の高さもご理解できると思います。
そのコレクションをテーマ替えて2ヶ月ほどの単位で展示されるのですが良質なアートはいろんな顔を見せてくれます。
個人美術館は展示替えが少ないこともあり、お気に入りのアートに出会うチャンスも多いのです。
こんな発見がアートを身近に感じる近道でもあります。
ところであなたが美術館で出会ったお気に入りのアートはなんですか?
ちなみに僕のメナードのお気に入りは東山魁夷の雲立つ嶺と加山又造の音です。今8月28日まで東山魁夷展を開催中です。
個人美術館はゆっくり作品と対峙できる。癒しの空間です。
日常の慌しさから離れ、束の間の休息を過ごしてみませんか?!
そしてその中からお気に入りのアートがきっとみつかるはずです。
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