65オヤジのスタイルブック

兵どもが夢のあと

今日午前に、お世話になっている岐阜市内のデザイン事務所に絵画の取り付けに出かけた。
先日、そこの社長様から山本容子さんの初期の版画をご購入いただき、以前にご購入いただいた絵画といっしょにピクチャーレールを使って取り付けた。

近くのパスタ屋さんで昼食をごちそうになった。事務所から近くだったので歩いて向かったが、岐阜の街は静まりかえっていた。

昨日までは、マドンナ対決の注目選挙区で話題になり、テレビでも選挙活気があふれていたが、兵どもの夢のあとのごとく静かだった。

パスタ屋の隣は、古いダンスホールで今は洋風居酒屋に代わってにぎわっているそうだ。その建物は昭和初期のタイル張りの建物だったが、タイルがはがれ落ちている様を見て、なぜ直さないのか疑問をもった。

社長いわく、内装は一掃して外装を残すのが流行らしい。確かにそれもありかなと思うのだが、僕的には、修繕してほしいと思う。
いつの時代でも、古くなり汚れれば化粧直しするはずだ。国宝級の建物でも常に補修をしながら保存していく。

古くなった建物を生かすということは、人間と同じで年を取ればリハビリは必要だ。外観だって、人間の肌と同じで汚れを落とし、化粧をしなければ美しくないと思うのだ。
内面を磨けば、外面も美しくなるとの考えもあるかもしれないが、建物は中身と外見は別々に治療しなければ美しさは持続出来ないはずなのだが。。。

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