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ポンペイの壁画展・名古屋市博物館

名古屋市博物館で25日まで開催された「世界遺産ポンペイの壁画展」を鑑賞。

今年は、日本とイタリアの国交が樹立されて150周年。絵画を中心に日本にイタリアの芸術品が海を渡り日本で公開されています。

世界遺産ポンペイは、みなさんも周知のとおり豊かな文明を持ちながら火山噴火により、その時代を閉じ込められた悲劇の街です。今回の展示はポンペイから出土された壁画にスポットをあてた展示です。

展示される壁画は63点。ポンペイはもとより、その周辺から出土された地域にわたり、当時の豊かな文明を物語る細密な描写の壁画展示されていました。

その作品の内容は当時の生活様式が伺われる静物や風景や動物から、古代ギリシャの神話を題材にした荘厳な物語が壁面いっぱいに描かれて、その美しさに魅了されました。

火山により閉じ込めれた悲劇により、壁画を描いた人々の詳細は不明ですが、その高度な技巧は豊かな表現力は、歴史的な発見の上に芸術品としての価値を持っています。

本展は、巡回展として兵庫県立美術館、その後に山口、福岡へと巡回されます。悲劇の文明の後に残った古代文明の美をぜひ鑑賞してみてください。


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