65オヤジのスタイルブック

私的珈琲考察

午前中に車で移動することが多い僕は、NHKのすっぴんをよく聴いてます。

NHK「すっぴん」は、毎回多種多彩なゲストが登場し、テレビやインターネットではしれ得ない情報が入って来ます。また、ラジオの良さは、何気なく聴いていても、脳が欲している情報は必ず記憶に残ります。

先日もコーヒーハンター川島良彰さんの話がコーヒー好きの僕にずんと刺さりました。

川島さんは、良質のコーヒー豆を求めて、世界中を走り、最高の環境の土地の豆を買い求めるそうです。最高の環境とは、雨期と乾期の差が激しい場所で、一番に朝日を浴びる場所に最高のコーヒー豆が出来るそうです。そして、コーヒーはフルーツと同じと言う概念があるそうです。

昨今日本でも、珈琲専門店が増えていますが、ほとんどのコーヒーは、浅から中挽のコーヒーが主流です。以前に比べて渋みの少ない、フレッシュでフルーティーな味が多いです。

ただ、昔のコーヒーになじみの深い僕にとっては、有名な珈琲店で飲んでも時々首をかしげる場合がありました。その疑問が川島さんの話で解決しました。

コーヒーを入れることに自信がある僕は、家ではスーパーで売っている市販の挽いた豆を買います。方法はペーパーフィルターを使ったハンドドリップで、朝4杯分ほど、まとめて作ります。一杯づつ作るのがベストだと思いますが、レンジで温めて飲んでも十分です。ただし、昔の喫茶店みたいに鍋に火を入れて温めないことが大事です。

あと、よく「のの字」を描くように回して淹れると言いますが、最初の1回だけ蒸らしに使います。あとは、中央に細く注ぎます。この点は川島さんと共通してましたが、刺さった方法が、茶こしで、ふりをかけて細かい豆の粉を取り除くこと。雑味や嫌な渋みがなくなりました。ぜひ市販の豆で試してみてください。コーヒー好きならきっと満足できる味です。

そして、美味しいコーヒーのお店は、良質なコーヒ豆はもちろんのこと、作り手の所作が加わって初めて最良の味ができることを再認識する話でした。


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