安保法案を巡る論争で熱かった日本。法案が通るとあの熱かった日本は、季節の変化と共に秋空の中に消え行ってしまった感じがします。
シールズのの若者たちは、次の参議院選を最後に解散するという。是非はともかくとして若者たちのエネルギーが集約し、世代間を超えて共闘したことにおいては、その存在意義は大きかったとは思いますが、解散後に、若者の熱情が消え失せて埋没することに僕は、危機感をもってます。
そんな中で、日本主導で行われた国連の「核兵器廃絶案」が156か国で採択されたました。この案は22年連続して提案されていることに大きな意義を感じるものの、中国やロシアは反対、イギリス、アメリカは棄権と核保有国の反対は続いてます。
オバマ大統領は、核なき世界を謳いノーベル平和賞で世界が期待したにもかかわらず、道遠く、むしろ任期を終ようとしている今後退に等しく、シリア問題でロシアとの対立がある中で、米ロ冷戦の新たな時代が生まれそうで「核廃絶」を願う僕としては、今一番危機感を持ってます。
なぜ、核廃絶なのかと言えば、一瞬にして世界が崩壊するボタンが権力者の手に委ねられているからです。世界の最大の恐怖は、核のボタンであると強く思います。それはボタンを押す国のエゴがもたらすボタンと言えます。
平和は、自分の住む国のみにもたらされるのではなく、地球規模で平等にもたらさねばなりません。今一度、核兵器廃絶案の目を向けなけらばならないと思います。