日本にある世界の名画入門―美術館がもっと楽しくなる光文社このアイテムの詳細を見る |
○独自の評論で人気のある赤瀬川原平の一書
今日は祝日で文化の日。なのにテレビも行事も文化的なニュースがなく、これでいいのか日本って感じです。
そんなテレビ番組のみのさんの番組のコーナー「今日は何の日」で足立美術館の話題が出てました。足立翁により開館された足立美術館は日本一の日本庭園と横山大観、上村松園などの近代日本画の名品を所蔵する美術館です。
故郷島根に錦を飾り作られた美術館。特に大観の海山十代の内の8作品を所蔵することでも有名な美術館。足立氏が大観の作品に48才で巡り合い、当時買えない作品だったことで将来購入すべく事業にまい進されたことを紹介されていました。
美術に対する情熱に結晶がこの美術館といえます。
個人美術館を建設された幾多の人々には、その開館の目的はそれぞれ違っても、そう創設者の愛情と情熱の結晶といえます。公共の美術館と違って財をなして建設するところに創設者の血が静かに流れ、鑑賞者に感動を与えるのでしょう。