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その作品に出会える場所は、滋賀県甲賀市信楽町のミホミュージアムです。
こちらの美術館は、信楽の山奥にあり、景観を守るために山の中に埋もれた形で建築されている美術館で、ルーブルのガラスの建築物で有名なⅠ.Mペイ氏による設計で、建築物を見るだけでもすばらしい美術館です。
収蔵品も世界の古代美術品から日本の美術品を持ち、常設展示されています。
伊藤若冲は、ここ数年美術ファンはもとより、若い世代の人にも人気の江戸時代の絵師です。
その独特な技法や奇抜な構図で、現在のデザインにも通じる革新的なアーティストです。
今回の目玉は、最近新たに発見され当館が所蔵し、初公開となる「象と鯨図屏風」です。
六曲二双からなる大作の屏風絵は、海岸に鎮座し花を上げる象と波から潮を上げながら浮かび上がる鯨が対峙する水墨画で、その勇壮な姿と部分的にデフォルメされた姿が独創的です。
他にも若冲のユーモアとリアリティにあふれた作品が多数あり、見るものの想像力をかきたてる展覧会です。
12月13日までロングラン開催されてますので、美術ファンもそうでないかたにも、ぜひ訪れてほしい。茶々丸オヤジおすすめの美術館&展覧会です。