65オヤジのスタイルブック

追悼:脚本家・市川森一氏

また、茶々丸オヤジの好きな脚本家の一人、市川森一氏が亡くなった。

一時期、脚本家にあこがれ数本のドラマ脚本を書いたことがある。結局、才覚がないのに気づき挫折しましたが、向田邦子さんや倉本聡さん等と並び、僕のドラマ好きの要因となった脚本家です。

あの、三谷幸喜さんも、市川氏にあこがれて放送作家になったそうです。

市川森一氏の脚本作品は、どれもドラマの名前を聞けば「あ~」と思い出すヒット作品が多いと思います。

その作品は、怪獣ブースカに始まり、ウルトラセブン、傷だらけの天使、太陽にほえろ等、昭和を代表すする名ドラマが並びます。

また、大河ドラマ「黄金の日日」や「山河燃ゆ」など、映画では「異人たちとの夏」や地元・江南でロケが行われた、嵐主演の映画「黄色い涙」の脚本も手がけれています。

市川氏の作品は、バラエティに富んでいて、色を感じない無色透明な雰囲気が漂う。でも、その透明の水の中で多彩な色を落として、色鮮やかなマーブルな世界が広がっていました。

肺がんによる70歳の生涯。まだまだ、すばらしい脚本を書いて、後進への道を切り開いてほしかったのですが、現在活躍する脚本家の方々には、市川森一氏の功績を継ぎ、日本のドラマ界をもう一度輝かせてほしいです。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【エッセイ・コラム】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事