65オヤジのスタイルブック

Bリーグの未来

日本のバスケットボールの新たな歴史の幕開け。Bリーグが先日の22日に開幕。24日には名古屋ダイヤモンドドルフィンズの開幕戦があり、スポンサーである知人のおかげで、歴史的な日に立ち会えたのは、スポーツファンの僕にとって大きな喜びでした。

バスケットボールは、テレビでNBAのゲームをたまに楽しんだり、Bリーグの前の二つのリーグのゲームをテレビで観戦するくらいのにわかファンですが、以前からのファンも、今回初めて観たファンも、Bリーグの熱はまったく新しいもののようです。

24秒ルールによる攻守が入れ替わるスピーディーな展開とゴール下での接触プレー。接触に伴うファール数もゲームを左右する頭脳的な試合展開も魅力です。そして、何よりシュートが決まった瞬間の興奮は、終盤に向かうほど高まり、スポーツのライブ感は、他のスポーツにはない魅力だと感じました。

Bリーグの組織は、Jリーグを成功に導いた川淵氏の手腕もあり組織的な形態は、Jリーグのほぼ近い形です。地元地域を中心にクラブスポーツとしての理想は高く、現在のJリーグでもまだまだその途上にあるのは事実だと思います。

実業団中心に企業スポーツの色が強いNBLと地域中心のプロリーグだったbjリーグの混成リーグであることは否めず、選手層や資金力においては旧NBLチームが優勢の結果のスタートではあるけれど、個性的なbjリーグ出身のチームの方が、熱量の上では優勢のように感じます。

勝敗や順位は別として、バスケットボールのエンターテーメント性は大きな魅力で、昨今のプロ野球のエンターテーメント性を重視したチームの集客増加を考えれば未来は明るいと思います。そして大切なことは、新しいファン層をいかに獲得できるかが大きな課題。各チームが、メインスポンサーである企業の見えない圧力に屈することなく独自のスタイルを作ることができるか、ルールを含めた応援などの幅広い浸透など、スポーツを愛する人々の力が新しいスポーツ文化には必要だと思います。



 


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