バットマンやスーパーマンに捕まった悪党たちがヒーローの映画「スーサイド・スクワッド」を観賞
連日テレビを中心にメディアでも紹介されている本作。アメリカンコミックの映画化ですから、ストーリーも単純明快。特に今回は、ど派手で個性的なキャラクターの悪役たちが、人類の危機を救うミッションに挑みます。
中でも、全米はもとより日本でも、アイコン的な存在となった悪女ハーレイクインをスクリーンで追うだけも十分楽しめます。
今回の作品は、バッドマンVSスーパーマンジャスティスの誕生から本作のスーサイドスクワッドを経て次回作のワンダーウーマンへと続く三部作。予告編でワンダーウーマンを観る限り、本作は二作をうまくつないだ娯楽性の高い作品ともいえます。
物語は、表のヒーローとして存在していたスーパーマンが前作で死に、第二の存在として悪党集団「スーサイドスクワッド」を結成。憑依した古代の魔女エンチャントレスと弟の巨大な力に立ち向かう内容です。個人的には悪カワヒロインハーレイのライバル的存在としてセクシーな美魔女エンチャントレスの妖艶さも魅力的で、バッドマンのライバルとして君臨する悪のプリンスジョーカーの存在も強く印象に残りました。
この種の作品は、映画通には酷評されがちですが、僕はアートとしてとらえたら、その表現はおもしろく、SNSでの拡散で人気があるのもうなずけます。劇場を賑わしてくれる作品として大いに買いです。