65オヤジのスタイルブック

クリムト、シーレウィーン世紀末展・天保山サントリーミュージアム



茶々丸オヤジ、先日大阪に出かけて、天保山のサントリーミュージアムで開催のクリムト、シーレウィーン世紀末展を観てきました。

クリムトと言えば、ウイーン世紀末美術の巨匠。愛知県では、県立美術館に「人生は戦いなり(黄金の騎士)」と豊田市美術館に「オイゲニア・プリマフェージの肖像」があります。装飾的画面に金彩を施した女性像が特徴的ですね。僕も代表作の「接吻」が好きです。今回は、クリムトの代表作「パラス・アテナ」に初期の作品や弟のエルンストの作品。クリムトが影響を受けたマカルトの作品などウイーン分離派の周辺からウイーン美術全般を知る展示会になっています。
また、27歳の若さで、この世を去ったウイーンの天才・エゴン・シーレの作品も数点展示されています。

23日までの開催ですので、お近くの方は、ぜひご観覧されるといいです。それと、最上階のレストランから海を見ながら「チキンカレー」を食べました。チケットの半券で少し割引&お手ごろな価格で味もなかなかでした。

サントリーミュージアム天保山は、僕の好きな建築家・安藤忠雄さんの設計です。残念ながら来年いっぱいで休館に。
大阪は、他にもいくつかの美術館が閉館に追い込まれているそうです。
今後の存続は大阪市と協議中だそうですが、ぜひとも、利用価値の高い施設としての活用方法を市民参加で考えてもらいたいです。

地方にいて感じるのは、アートも東京一極集中化の傾向にあること。巡回展示の制限などがあり、困難な状況下にあるのは否めませんが、移動方法や保存方法等の研究強化で、せめて関東、関西エリアの二開催が通常にならないかと思います。

不況により企業メセナが、望めない今、国民の健康と教養の分野であるスポーツや教育、文化だけは、今流行の事業仕分け的発想を用いるてほしくないと強く感じています。

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