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USA TRIP 2018 DAY:8 SanFrancisco Coffee Culture?

2018-07-10 19:44:24 | TRIP
6月12日〜22日、「コーヒー」と「トレイルランニング」というテーマでアメリカのサンフランシスコとヨセミテ国立公園を中心に旅しました。

8日目。
ジョンミューアトレイルのトレイルランニングを終え、シャワーを浴びwifiの繋がるところでメールなどをしながらパパッと夕食を済ませ夜中にヨセミテを出発。
いざサンフランシスコへ。

明け方サンフランシスコに近づくと道路の渋滞もひどく、流石に疲れはてパーキングで仮眠すること2回。
何とかサンフランシスコ到着。


日本でもよく名前を聞くコーヒーショップがたくさんあるサンフランシスコ。
なぜサンフランシスコのコーヒーが日本で騒がれているのか?
少しでもヒントがあればと貪欲にまわってみることに。
世界中から高い評価を受けているサンフランシスコのコーヒー。
世界の流行の発祥とも言えるミッション。

























オシャレでかっこいいお店ばかり。


リチュアルまでは良かったように思う。
疲れもあったのかもしれない。

ミッションを通って、フォーバレル、ブルーボトル、サイトグラス…。
最初は見るもの全てが目新しく面白かったけれど、
少しずつ、あれ?何か違う?
………。
何だろう、この違和感。
この矛盾。

コーヒー界のappleと言われているブルーボトル…。
貧しいコーヒー生産国の人々のために生活の水や学校をつくったりと貢献しているサイトグラスやフォーバレル…。
デザインで名高いリチュアル…。
どれもオシャレでかっこいい。
しかし店の外にはホームレスが飲み残しを飲んでいたり、寒くて毛布にくるまって横になっていたり。
世界中に店を出し有名になり、生産国の人々の幸せを援助しているお店の目の前にはたくさんの浮浪者。
複雑な社会的背景があるのだと思うが、
ただそのギャップ、矛盾を自分の中で整理できなかった。
そしてそんなことは全く取り上げず、いいところ、オシャレなところだけを取り上げている日本のメディア。
それに影響され、同じようなデザインで店を作る日本のコーヒーショップ。

かなり気持ちが沈んだ。


余裕のある人たちがカフェでコーヒーを飲む。
その目の前ではボロボロになった人が。
立派な建築を設計している事務所の前で浮浪者たちが数人座っていて、その窓の中ではビジネスのミーティングがされていたり。
浮浪者だらけのミッションストリートから一本横のVENCIA Stにはオシャレな店が立ち並ぶ。
少し離れると高級住宅街のノブヒルや観光客で賑わうフィッシャーマンズワーフ…。
そこら中から警察のサイレンの音。

忙しく、必死だ。
余裕があっても必死で余裕を作る。
だからあの「個性」が生まれるんだ。
「個性」がないとダメなんだと思う。

ブルーボトルもサイトグラスもフォーバレルもリチュアルも、盛り上がっているコーヒーショップはどこも「個性」が際立ち生き残っている。
その必然的に中から力を振り絞って出た「個性」を上部だけ見てデザインばかりを見て真似をしても全く意味がない。
見た目ではなく中身。
本質を見ること。
すごく大事なことだと気付かされた

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