研修

ベテランパトロールとコース外研修。
今日はバックボウルへ。

今日みたいな青空で視界が広い天気のいい日は、コース外に出る人がゲレンデよりも多くなる。
山の地形や状況を知らない人が多いからか、ゲートから出てすぐの大沢やセカンドボウルへ行ってる人がほとんどみたい。
でも、午後になりバックボウルへの道がつき始めると、徐々にバックボウルに行く人も増えてくる様子。
冬山を簡単に滑れるのがニセコの山のいいところだけど、やっぱりコース外に行く人には冬山に行く意識を持ってもらいたい。
だってどうみても大沢やバックボウルってすごく迫力があって、「山に来たな～」って感じでしょ。
だいたい遭難してしまう人や事故に遭ってしまう人は、知らないでついていってしまう人。
でも、山を知ってる人も知らない人も楽しみを求めて山に行くのは同じ。
ニセコでいつも滑ってる人がゲートとかに立って注意を促してくれたら、もっと良くなると思うのにな～。

その時

今の自分の状況はとても恵まれている。
ニセコで暮らし、毎日のようにスキーやカヤックができ、楽しませてもらってる。
毎日やってると、だんだん当たり前のようになってしまうけど、当たり前と思っちゃダメ。
当たり前になっちゃうと大好きなスキーとカヤックに手を抜いてしまう。

一生に一度しかないその時を最高に楽しむために、毎日毎日感謝の気持ちを持って取り組んでいかなくちゃ。
明日もたくさん滑ろう！

講習

２４日、２５日と「赤十字雪上安全法救助員」の資格を取るために講習に参加。
無事に資格を取れました。
場所は倶知安町の旭ヶ丘スキー場。
標高の高いいつものスキー場もいいけど、町がすぐ近くに見える景色もたまにはいいね。
ナイターなんか来たらすごくきれいなんだろうな～。


講習は主に実技。
パトロールに必要なスキー技術とアキヤ（けが人を搬送するボート）操作。
パトロールには「強いスキー」が必要らしい。
どんな斜面や雪質、悪天候でもより安全確実に速く要救助者の所まで行き、搬送しなければいけない。
技術も体力も必要。
まだまだだな～。
もっともっと磨かなきゃ。

そして、最後は検定。
普段から緊張感を持ってパトロールやってるつもりだけど、やっぱりテストとなると緊張した～。
技術と体力も磨かなきゃだけど、緊張に強い心も磨かなきゃね。

ヒラフナイター

なんだかナイター滑りたいな～って思ったのでヒラフのナイターへ。
いや～滑り応えありますね～。
人も少なく、ゲレンデはほど良く荒れてて、
うわ～ボコボコじゃんか～って思いながら高速大回り。

スキーって楽しいね～。
もっともっと滑ろ～。

圧雪

パウダーはもちろん気持ちいいのだけど、スキー場を滑るなら朝一の圧雪バーンがなんといっても最高に気持ちいい。
アンヌプリの圧雪は段差もなく、きっれ～いに均一な縞模様が続く。

ナイター前も圧雪するんだよ。

休日

１月に雨が降った。
札幌では２７年ぶりらしい。
だから今日は一日スキーをしない。体を休めよう。

でも、この前の大雪の分の除雪が残ってる。
冬は雪掻きでなかなか体を休められないのが北国のつらいところ。


屋根の除雪が終わったら、ジャンプの練習。
このジャンプを滑りでも活かそう！

晩御飯は超高級米沢牛ですき焼き。
実家からいただきました。


明日からまたがんばろー！

忙しくなってきた

雪の量も多くなり、人も増え、パトロールはポールやロープ、マットの作業、けが人の対応など、忙しくなってきた。
羊蹄山の方から太陽が昇るのを見ながら出勤し、慌ただしい一日を過ごした後、最終の誰もいないゲレンデをチェックする頃は日本海の方に陽が落ちる。
一日の仕事の終わりにいい景色が見れると、
「ふぅ～今日も一日がんばったね～」
って満足感に浸れる。

積雪１ｍ

昨日の夜中に東京からニセコに戻ったばかりなのに、いきなり北国の厳しさを味わった。
吹雪は夜中から今日一日中続き、ビックリするくらい雪が積もった。
スキー場でもマットやネット、ロープ、ほとんど全てのゲレンデ内の物が埋まった。
家の車も２台埋まった。

TOKYO

２日間の東京出張。

RAJ（日本ラフティング協会）の会議に出席。
僕は今年から役員なので初めての出席で、学ぶことがたくさんあった。
今後も関わっていくことで自分にとってプラスになることがたくさんあると思う。

ゲート

今日はアンヌプリもヒラフも山頂ゲートCLOSE。
アンヌプリには山頂ゲートの他に「L字ゲート」「アンヌプリ第３ゲート」があるけど、そっちはOPEN。
ゲートの外はスキー場の管理区域外だからスキー場じゃない。
危険な箇所に目印もないし、奥まで行って道に迷うことだってある。
ここ数日コース外のレスキューが続いてる。
レスキューされた人はだいたい知らないでコース外に出た人が多い。
ゲートには必ず看板があって、ちゃんと読めばニセコのスキー場外を滑る注意点なんかがわかって、コース外に行く心構えみたいなのができると思うんだけど、あまりに大勢の人がビュンビュン行くもんだから知らない人も普通にコース外に出てしまって遭難や怪我などの事故が起きてしまう。

パトロールだからレスキューするのは当たり前なんだけど、できれば悲惨な現場なんか見たくないし、自分たちも命を懸けた危険な思いもしたくない。
パトロールとして今の自分がやらなきゃいけないのは、事故を防止すること。
ニセコには事故を防ぐためのルールがあり、熱い人たちもたくさんいる。


昔から滑っていてニセコをよく知っている人や滑るのがうまい人にとっては、
ロープを張ったり、看板を読んでもらうためにゲートを通りづらくしたりっていう僕らがやってることは邪魔くさいって思うかもしれない。
でも、昔からいる人も初めてニセコに来た人も安全に楽しく滑ってもらうために僕らがやっていることをやめちゃいけない。