咲来くんが保育所で借りてきた絵本。
「ブルくんとダンプくん」
ブルドーザーとダンプカーのお話し。
ブルくんもダンプくんも負けず嫌いで自分の力自慢ばかり。
ある時大きなダムを作る工事が。
でも、お互い自分のことしか考えずにいたら自分が一人では何もできないことに気づく。
お互いの得意なことを出し合わないと大きな目標(ダムの完成)は達成できない。
SPROUTではcoffee aidとしてコーヒーで元気や活気をもたらしたり心地よい雰囲気作りをしたりという活動をしている。
特にイベントでの出店が多く、その場合はイベントを盛り上げることを第一に考えているのだが、
これはブルくんとダンプくんの話しと同じで。
イベントを盛り上げるには出店者も主催者もみんなが同じ目標でなければいけない。
わずかでも自分のことばけり考える人や、カタチだけやる事務的な考えの人がいたら、
そのわずかがすべてを壊す。
だれが悪いという訳ではない。
ただ、軽率な考えや行動は人を傷つけるということ。
その場の雰囲気、表面上はよく見えても芯がないから、中身の無いものになる。
いつも自分の考えに自信がなくなってきた時や迷った時に観るのはイチロー。
これはもう20年以上続いてる。
自分で作ったスペシャルビデオが擦れて映らなくなっちゃったから今は購入したDVD。
久しぶりに観た。
どんな状況でも野球に対する思いだけは絶対に変わらないイチロー。
シアトル時代に観に行った時も、完全に負け試合で他の選手はロッカールームに切り上げても、
イチローだけはひとり打席に入る準備をしてベンチから身を乗り出して声を出していた。
好プレーとかよりもその姿がすごく印象に残っている。
自分の考えていることなんて小さなことなのかもしれないし、
その人にとってはたくさんある中のひとつかもしれないが、
自分にとってはそのひとつが全てだということ。
コーヒーやフィールドで遊ぶことでだれかと争う気は全く無い。
しかし、コーヒーとフィールドで遊ぶことに対する思いと情熱だけは絶対に変えない。
それは自分たちが一番好きなことであり、一番大切にしていること。
どんな状況でもその思いは変わらないようにしたい。