倉庫の呪縛

忘れもしない、忘れることはないだろう、サクとアンヌプリに登山に行く日の出発直前。
倉庫に関して。
「うちの名前は伏せてくれ」
「うちが作ったことにしないでくれ」
「なんでも協力するから」
「それはできない」
結局…。
「自分でなんとかします」という言葉を言わされた。
この言葉を待っていたかのようにすごく安心しんした表情をみせた。
相手からは「できないからやってくれ」という言葉は出さず、
自分から言うようにする、そのやり方。
汚すぎた。
最も信頼している人に裏切られた時、
どんなことでも相談に乗ってもらい、家族のようにしたっていた人に捨てられた時、
怒りも悲しみもなかった。真っ白になった。
そして人を信じられなくなった。
他の人に対しても目を見て話すことに恐怖さえ覚える。

そこにきて骨折と左目の角膜の傷…。
精神的にボロボロ…。

11月26日。
その問題の核となっていた倉庫が移動できた。
100％完璧だったかといえば、そうではないが、
手を差し伸べてくれた人、支えてくれた人、相談に乗ってくれた人たちのおかげ。

雪を除雪しながら格安で砂利を敷いてくれて倉庫にする場所を整地してくれたり、
忙しい中時間を作ってユニックで倉庫の移動もやってくれたり。
どうしようもなくなった時は俺がいるから大丈夫と言ってくれたり。

日が暮れて、
倉庫の移動が終わった時、
今まで肩とか背中に重くのっかていたものがふっと取れた気がした。


とりあえず前には進める。
自分の取り柄はしつこさだと思っている。

嫌なことがあったからこそ、支えてくれる人のありがたみを強く感じる。
そう思える日が来る。
前進あるのみ。

精神的ダメージ

11月20日。
街に初雪。

子供達は大喜び。


昨日ずっと痛かった足の指。
痛風だと思ってビール控えたり、痛いからランニングも軽くしたり休んだりして過ごしていたが、
あまりにも痛みが取れないので病院へ。
「疲労骨折」
しばらく走れない…。

そして朝になると今度は左目が痛く、
痛みはどんどん強くなり、昼頃には目も開けず。
眼科に行くと、
「角膜に傷、などなど」
足は骨折し、左目は見えず。
自分が一体何をしたんだろうと思う。
何もかもが嫌になってしまう。

そんな時、この街でいつも話を聞いてくれてポジティブに楽しくしてくれるのがケンドー君。
ありがたいことに今夜はケンドー君と飲みにく。

初めてのカッピング会

いつも生豆でお世話になっている丸山珈琲主催のカッピング会に参加。
初めての札幌開催で初参加。

素晴らしいコーヒーに触れることができたこと。
丸山さんとも直接話しができたこと。

もっともっとコーヒーが好きになった。
もっともっとコーヒーを深め、追求していきたいと思った。


かっピン会の後はSPROUTの新しいエプロンの政策をお願いしにHITOHARIさんへ。
もともと共通の知り合いが多く縁があるHITOHARIの福田さん。
先日のマルシェで久しぶりに再会しエプロン製作の話に。



かばん屋さんで工房があって業務用ミシンの音が響き、
大宮のおじいちゃん家を思い出す。
すごく懐かしく、おじいちゃんのまっすぐさあったかさを思い出した。

あの頃のミシンの音とラジオの音、カバンの材料の革の匂い、
工場で遊ばせてもらっている間はすごく居心地が良かった。
大宮のおじいちゃんにはもう会うことはできない。

HITOHARIの福田さんには自分のそんな過去は関係ないけど、
自分の心の中におじいちゃんおばあちゃんとの時間はちゃんと残っているんだなぁと感じた。

札幌生活

コーヒーマルシェ開催中の約一週間は札幌生活。
ドミトリーなのでなかなか疲れは取れないけど、だいぶ慣れてきた。

札幌に泊まりで行くことはこういう機会がないとなかなかない。
札幌の友人と会ったり、打ち合わせをしたり、朝活も。

朝活のお気に入りは円山。


宿から往復でちょうど１０kmちょっとなのもいい。


トレイルがちゃんとしているので走りやすいし、
都会なので他の登山者も到して交流もある。






開催中はほぼ毎日北海道神宮へ。
気持ちを引き締めることができる。


日々感謝。

コーヒーマルシェ

11月7日〜12日、札幌の丸井今井にてコーヒーマルシェが開催。
SPROUTも出店させていただきました。

昨年に続き２回目の出店で声をかけていただきとてもありがたい。
秋のニセコをテーマに売り場づくり。




コーヒー豆はインド、ボリビア、ブルンディの三種類とそれぞれに会う真狩のマサちゃんのジャム。
インドにはオレンジとチョコのジャム。
ボリビアにはベリーとシナモンのジャム。
ブルンディには洋梨のジャム。
それぞれコーヒーとのペアリングでお互いを引き立て合うのを体験。



初日はあまり忙しくなく、原因がなんなのかを考えた。
全国から有名ロースターがあるまる中、自分たちの店の名前が売れてないから？とか…。
色々考えた。
でも、考えていても進まない。
今の環境で精一杯の努力をして、それでもダメなら考えよう。
まずは精一杯やること。



終わってみたら大盛況で、ただただ忙しかった。
しかし、もっともっとSPROUTの魅力を伝えていけるはず。
次回のためにしっかりと今回の反省を活かそう。

今回は横井珈琲の隣で、父のような存在である横井さんとも一緒に時間を過ごすことができた。
話してももちろん、話していなくても背中でコーヒーのことを教えてもらっている気がする。
本当にありがたい。