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今年もHAPPY HIKERS BAR NISEKO

2018-05-14 08:31:08 | SPROUT
今年も一夜限りのバーHAPPY HIKERS BAR NISEKOオープン。

普段から山で遊ぶ人、これからやってみたい人、興味がある人…、
平日の夜にも関わらず、たくさんお方にお越しいただきました。

19時から23時のバーオープンお間にお招きしたゲストスピーカーがそれぞれ20分間トークをします。

今回は札幌のトレイルランナーの栄花さん「ラン+マインドフルネスな山旅」。
お話をお願いしたきっかけは共通の好きな本から。
「Born To Run」「Natural Born Heros」「GO WILD」の野生三部作と言われるNHK出版の本。
編集者の方が栄花さんのお知り合いということもあって、
ぜひ話を聞いてみたい。という思いから。
また「ランニングで得る充実感を禅や読書など他のもので得る」ということにすごく興味が湧き、
さらにさらにお話を聞いてみたくなった。
遠方なのに快く引き受けてくれた栄花さんにとっても感謝です。


二組目はミズキちゃんとタカちゃん
「MVP(Mountain Vegetable Picking)-滑る楽しさから味わう楽しさへ-」

ミズキちゃんは以前にSPROUTで働いてくれて、今でもcoffee aidではスーパー助っ人として力をくれてる。
ミズキちゃんだけだと不安だというのでタカちゃんが相方に。
これがとってもナイスコンでトークも面白かった。

みんな仕事がある中快くトークを引き受けてくれて、内容も充実した楽しいトークで場も盛り上がり、
本当に感謝です。


音楽ではSPROUTスタッフのまさみちゃんと夫のまさきくんが本当にナイスな空間にしてくれる。

お酒もフードもありみんなにとって以後ことの良い空間になったと思う。


こんな機会をいつもくれるアニキ豊嶋さんには本当に感謝しても仕切れないし、お返ししようもない。
こんな機会を活かしてもっともっと楽しくしていくことが豊嶋さんに対しても返せる唯一のことなのかなぁと思う。

これからももっともっと楽しいことをたくさんしていきます!

STY 2018 メモ②

2018-05-02 13:10:55 | MOUNTAIN
4月27日、12:00スタート。

スタートから30km過ぎまでは下り基調の走れるコース。

しかし林道だったり送電線の下だったりで景色は単調。

時々アグレッシブなところもあるがこういうところは渋滞。


開けた視界の先には難関の天子ケ岳と思われる山々がはるか遠くに。
15km地点のウォーターエイド粟倉はパス。

22kmの富士宮エイドに15:00到着を予定していたけど14:30前には到着。
ここから次のエイドまでは30km近く何もないのでたっぷりと休憩。


ここでも偶然の再会。
レース中に話ができるとかなり元気が出る。

補給もたっぷりと。

平地を8kmくらい走っていよいよ今回の最難関と思われる天子ケ岳へ。


標高500mから一気に1330mまで登り、その後は急なアップダウンが続く。


1時間20分くらいで天子ケ岳山頂。

エイドじゃないけど流石にみんな休憩。

急な下りがあって、また急登で長者ケ岳。


ここもやっぱり休憩。ですよね。


そして、登って下りてを何度も繰り返し、ニセピークもあり、そしてさらに急登し、熊森山1575m。

クタクタ。休憩どころか倒れたいくらい。
「ここからは下りです」
という言葉に安心したのもつかの間、急なくだりで滑るしで全く気が抜けず。
ようやくロードに出るも10kmものロードの下り。
参りました。
水も飲み干しました。
昨年の奥三河パワートレイルを思い出した。
ギリギリで麓エイド到着が20:20。

コース中の一番豪華なエイド。
ここでは30分以上も休憩。
ゆっくりトイレに行き補給し富士宮やきそばを食べ大福を食べ、果物を食べ、チョコレートを食べ、コーラを飲み…。
もうリスタートはできないんじゃないかと思うくらいたっぷり休憩。

しかし、まだ50km地点。UTMFだったら前半。
心改め出発。もうここまでのような辛いところはないと考えたらかなり楽だった。
制限時間の貯金もあるしこのままいけばあとは楽しむだけ。

走れるトレイルを進む。
慣れない夜のトレイルで最初はつまづいたり、目線のやり場に困るも次第に慣れてくる。

月明かりに浮かび上がる富士山が本当に綺麗だった。


6kmほど走って端足峠を超えて10kmで本栖湖エイドに到着。

遠くから聞こえた太鼓の音がとても励みになった。
室内ですごく暖かく水道も使え顔を洗うことができたのでリフレッシュ。

河口湖でのホテルが一緒だったSan Francisco Running Companyのウェアを着ていたナイスガイとも再会。
UTMFに参加でここで会うのだからよっぽど速いんだ。


ここでも長居したので体が温まり、外のでると寒くて寒くて。
次の精進湖エイドまで12kmの山コースとあって辛いんだろうなという予想。
登りは流石にもう勘弁して欲しくなる。
気温が下がってきたので水分補給も減る。
それでも糖分が足りないと動きが鈍くなるのでジェルを1時間に一個と水分を少しずつ取る。


最後のエイド精進湖民宿村エイド。

ここからゴールまであと20km。
前半12kmは登りなのでこれは結構時間がかかるだろうと思い、ここでもゆっくり休憩。

夜中の2:00。
周りは寝ている人も結構いて一緒に寝てしまいたい衝動にかられる。

出発して少しトレイルを行くとロードロードロード。
しかもちょうど樹海のあたり。
すごく暗く、ひんやりとした空気。
ロードの単調なリズム。
眠気がすごく、フラフラ。意識も時々カックンとなるほど眠い。
何かしようとジャケットを羽織るもチャックが噛み合ってないのに無理やりやって壊してしまう。
眠気恐ろしい…。
この辺から股ずれも。歩くと痛い。
何か気持ちが切り替わるものを、と、マップを見ると日の出時間が4:45と書いてある。
このペースだと最後の山の足和田山山頂で日の出が見えるんじゃないか?という期待。
こっから目が覚めだす。
徐々に夜が明け出して元気に。
そして計画通り足和田山で真っ赤で大きな太陽が河口湖の奥から登ってくるのを見ることができた。


しかも振り返ると朝日に照らされた富士山。
この景色は本当に感動だった。


あとはゴールまで下り基調で8km。
終わってしまうのがもったいないくらいの気持ちになる。
ゆっくり気持ちよく走りゴール。


いろんなことを考えた。
いろんなことを感じた。

この冬は雪が多く除雪も忙しくロクに走ることができなかった。
でも縁あってテレマークができる環境になって滑ったり冬山には行くことができた。
直前に行ったオートルートはすごくよかった。
3日間かかったオートルートに比べたら一晩で終わってしまうSTYはあっという間だった。

屋根雪が落ちてトラブルがあったり、
1ヶ月前には法事で帰省する際に家を出発して直後に交通事故。
腰を痛め予定していたロング走もできず。
状況としてはギリギリだった。

それでも家族みんなで会場にくることができ、
事前にお母さんのお墓参りにも行けた。

コンディションはあまり良くなかったかもだけど、
家族が応援してくれて最高だった。

反省点はたくさんある。
ロングのトレイルランニングは普段の生活が全て出る。
食べ物、トレーニング、遊び、仕事、そして家族。
全てがこの山旅に凝縮している。
だから自分の状況を確認するためにも試すためにも、これからもチャレンジはして行きたいと思う。
辛さを乗り越えるとか、乗り越えた先には何かがあるというのではなく。
どんなシチュエーションでも楽しめる、その時その時を楽しめる心を普段から持っていたい。

STY 2018 メモ①

2018-05-02 12:09:54 | MOUNTAIN
STYに出場。
STYとはShizuoka To Yamanashi。
静岡県の御殿場の近く富士山こどもの国をスタートして山梨県の河口湖大池公園がゴール。
12:00スタートで制限時間は翌朝の8:00、20時間。92km。

4月26日、河口湖にて受付。
必携品のチェックもここで受ける。
必携品が多く、STYはドロップバッグもないので食料なども考えると結構な荷物になる。

無事にクリアするとピンクのリストバンドがつけられ、いよいよ始まったとワクワクした緊張感が高まってくる。


さすがはUTMF。たくさんのブースがありエキスポの盛り上がりがすごい。

たくさんの友人とも会うことができた。

4月27日。
8:15。ゴールの河口湖近くに泊まっていたのでスタートまで移動。

何時にゴールするかわからないので(もしかしたら真夜中にゴールして行く当てがないかもと思って)ゴールの近くに素泊まりの宿を確保。
UTMFの選手のために24開放お風呂も入れる。
しかし、結果ゴールは朝だったので宿を取る必要は全くなかった…。


10:00頃に富士山こどもの国に到着。
駐車場から会場までが上り坂で15分。
ベビーカーを押しては結構ハード。

会場はお祭りモード。


今回はお墓参りもあって家族みんなも応援にきてくれた。


家族の応援は本当にありがたく、力になる。
お守りも作ってくれた。


11:00にゴールに届けてくれる荷物を預ける。
子供達と遊んでいたらあっという間にスタートの時間。
お昼ご飯食べる余裕なし。携行して行くつもりのバーをかじり、スタート地点へ。

スタート地点もすごい人で中には入っていけず。
前の方の横からスタートすることに。

NISEKO HAUTE ROUTE 2018 day3

2018-05-01 06:44:00 | MOUNTAIN
3日目。
8:00五色温泉キャンプ場を出発。
もう泊まることはないので荷物をなるべく軽くして出発。

アンヌプリの西からの登山はウロコスキーで登ることは考えずに最初からアイゼンで。


これは大正解で。登り始めてすぐにカリカリの氷に。

夏も冬も何度も登って登り慣れている山ではあるけど、氷はやっぱり怖い。

ほぼ直登に近いので1時間半でアンヌプリ山頂に到着。

今まで人にあってなかったのが急にたくさんの人がいてちょっと戸惑う。

藤原沢→ヒラフ→花園とスキー場を滑り。

11:00、花園ゴルフコースを通り。


11:40、花園牧場


硫黄川を渡らなければいけないが、ここのポイントだけは事前の地図でも確認できず。
渡渉ポイントを探す。


行けそうで行けないところばかり。


ギリギリで渡れそうな倒木発見。
もうここしかない。この先は沢が詰まってきて崖になってしまうとの予想。
勇気を出して!


みんな無事クリア。

あとは倶知安町のスキー場、旭ヶ丘を目指す。


丘を超えればもう街!

みんなの朝活の場所であり、細革ウロコ始まりの場所。
ここに着いた時は感慨深いものがあった。


板を脱ぎゆっくり道路を歩き、


3日間かけて山を歩き、たどり着いたSPROUT!


最高な時間!
すごい達成感!

3年前、居酒屋で飲んでいた時の話がきっかけで、
テレマークもできず、ツエルトなどギアもちゃんと揃っていなかったところから、
数々の失敗や教訓を経てようやく。
唯一心残りは昨年一緒に行ったカノマーが今年は参加できなかったこと。
来年はまた4人で行きたい。

NISEKO HAUTE ROUTE 2018 day2

2018-05-01 05:36:42 | MOUNTAIN
1日目に距離を稼いだ分、2日目はゆっくり出発しようということに。
出発時間を遅らせた方が雪が緩みアイスバーンがなくなるのではという想像から。

それでも6:00頃には目が覚めてしまい周辺をウロウロ散歩。

10:00長沼を出発しチセヌプリを目指す。

数十メートル登ってアイゼン装着。
木のない氷一面の斜面。落ちたらどこまで行ってしまうのかと想像してしまう。
めちゃくちゃ怖かった…。

11:30にチセヌプリ山頂に到着するも、どうやって降りるのか?上がってきちゃった…と喜べない心境。


降りるルートをアイゼンつけながら歩いて探し、少しでも緩んでるところに。

と、天は味方してくれました。
太陽が出てきて日の当たったところが緩んで下り可能に。
しかも楽しく滑れておかわりも。


緩んだ斜面を降りたので山の下で巻いてニトヌプリ方面へ。

チセヌプリの存在が大きく見えた。


14:00ニトヌプリ山頂。唯一アイゼン履かずにスキーで登れた山頂。


ニトヌプリの下り、イワオヌプリを巻いていく斜面はコテンパンにやられて、
15:00過ぎに五色温泉キャンプ場に到着。


温泉に入り、ビールを飲み、快適な服に着替え、リフレッシュ。

出発前に食材やお酒、着替えなどなどをデポしていたのでここは豪華夕食と快適睡眠。


緊張感と疲れで酔いも早く周りすぐに寝てしまった。

NISEKO HAUTE ROUTE 2018 day1

2018-05-01 04:29:31 | MOUNTAIN
今年も行ってきましたニセコオートルート。
細革ウロコ。
今回は蘭越町から入って雷電山を目指し、ニセコ連山を縦走して、さらに倶知安の町の旭ヶ丘を通って、駅前通りのSPROUTまでという充実ルート。

4月12日。
7:00、蘭越町スタート。
差し入れでいただいた真狩コンフィチュール・マサコのスペシャルプリンで乾杯。


前日の大雨は嘘のように晴天


ウロコ板がよく効き歩きやすい。


山頂に近ずくにつれアイスバーンに。


登りの急斜面ではアイゼン装着。
アイゼンを付けるタイミングが重要だと学ぶ。早めの装着が大事。

10:45雷電山山頂到着。


宇宙のような雪原を歩き、


12:15目国内岳山頂到着。ここの登りもアイゼン装着。


登りはカチカチのアイスバーンだったけど下りは思いのほかシャバシャバで楽しい滑りができ、なんどもおかわり。


前目国内岳をパスし新見峠を通り白樺山へ。
アイスバーンはないが雪がないので夏道を少し歩く。


ここの下りがこの日のベスト。


15:00過ぎにチセヌプリの手前の長沼に到着し、この日はここでツェルト泊。




雪が降って結構寒かった。
寝袋が劣化し始めロフトが弱くなってる気がする。
革靴の濡れ対策。靴下がビショビショによる冷え、濡れた革靴が気温が下がり氷出してカチカチに。
寝袋の中に革靴、濡れた手袋と帽子入れて就寝。翌朝は乾いた状態に。
ナルゲンの中に熱湯入れて湯たんぽは超快適。
お湯を沸かすためにガスを大量に使ってしまう。
ガス管が冷え火が弱いのでガス管をあっためるものが必要。