adventure-life

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トンネルビュー

2020-05-28 11:12:57 | Camp&Go
トンネルビューを作るにあたっては「しりべし・くつろ木の会」の方々からたくさんのアドバイスや協力をいただいてます。

メインともなる看板も、地域のカラマツ材で作った川の治水工事の看板が、使用しなくなったとのことで頂戴して製作しました。


バラしてサンダーで表面を削り、

綺麗に仕上げてからオイルステインを塗ります。


そしてキャンプ場にある看板ぽくなるように屋根をつけました。


イベントの告知を貼るスペースと施設全体のフロアマップを貼るスペースを作ります。


がっぽの丸太は外の部分の大きな皮は剥いだので、細かい尖った部分や、中の腐った部分を削ります。
「子供が裸足で遊べるようにする」
というのが基準です。


丸太の中に潜っての作業は大変でした。
木のカスが目や鼻や口、耳にまで。体の穴という穴に入り込みます。

1日1時間が限界です。

それでも少しずつ少しずつ。
チェーンソーも初めて使いました。


そうして出来上がったCamp&Goの正面のスペース。
「Tunnel View」


倶知安駅前通りの景色が変わりました。

皮むき

2020-05-24 17:57:30 | Camp&Go
到着したがっぽの丸太の皮をむく作業。

慣れない道具を使う練習から。

栗の木で練習。

一気に向けたときは気持ちがいいほど。

がっぽの丸太は栗の木の何倍も大きい。
大人も子供も集まって、みんなで皮むき大会。


みんな無我夢中で皮むきしました。


皮をむいた直後の丸太は水々しく、裸足で乗るとツルツル滑ります。


子供たちもよく頑張りました。


日が傾いて、みんな疲れてきたので一旦終了。
続きは少しずつやっていきます。


子供たちはお隣のソフトクリームを食べ、大人たちはSPROUTのレモンソーダを飲み。
最高にいい時間でした。
みんなの思い出のがっぽの丸太の新しい物語がはじまりました。

がっぽの丸太がきた

2020-05-22 15:40:06 | Camp&Go
下見に行った日から1ヶ月後。
頼れる友人とがっぽの丸太を運びに黒松内へ。

ユニックを借りる。


林道入口に到着。
作業道は泥んこ状態。
林道に入って100m弱のところでユニックがスタック。
泥を掘るだけで一向に身動きが取れない。
ユニックの再度のアームを出し車体を一旦持ち上げて、
がっぽを運ぶのに役にたつかもしれないと、友人が持ってきた角材をタイヤの下に敷き、
なんとか脱出するも、1キロ先にあるがっぽまではたどり着かないだろうと判断。

諦めるか・・・。



そんな時に通りかかった作業トラック。

同行してくれていた森林室の方ががっぽの丸太を持ってきてくれないか交渉。
「あぁ、あれか、ちょっと待ってろ。」

しばらくするとがっぽを積んだ作業トラックが林道の入り口に戻ってきた!


まるで映画のワンシーンを見てるかのようだった。


ユニックにがっぽを移し固定する。


奇跡だった。
諦め掛けていた時に奇跡が起こった。


1時間かけて倶知安へ。


位置や向きを何度も何度も修正しながら慎重に慎重に。


設置完了!

シンボルとなるであろう、がっぽの丸太。


山で見るよりも大きく感じる。
これからこの丸太とともに成長していくのだ。
子供たちが大きくなってもずっとずっと心に残るはずだ。
「倶知安の駅前にでっかいトンネルの丸太があるんだ」と。
そしてこのトンネルからみた景色「トンネルビュー」はずっと記憶に残る。

がっぽの丸太

2020-05-20 14:25:17 | Camp&Go
「がっぽの丸太が山の中にあるんですけど見に行ってみます?」
がっぽというのは林業では空洞木のことを言うそうだ。
4月28日、黒松内の山の中へ。

実物は写真で見るよりも大きくて迫力満点。


自分たちで運ぶなら持って行ってくれ。とのこと。
サイズを確認し、どうやって運んだらいいのかを考察する。






樹齢200年以上のシナの木だそうだ。
太い部分はくさり、中が空洞に。しかし太い枝は生きておりその枝部分は成長していたと思われる。
だから腐った部分の縁は樹皮が内側へ入り込んでいる。
いくつか窓のように小さなトンネルもある。

もともとはSPROUTとCamp&Goお建物の間が狭くなっていて、
そこをトンネルとたとえ、抜けると広場が広がっているイメージでCamp&Goの屋外のスペースを「トンネルビュー」と名付けた。
偶然か。必然か。
トンネル状の大きな丸太はトンネルビューに来るべく、運命の丸太だ。

旅と道具展

2020-05-11 09:37:37 | Camp&Go
5月8日から、Camp&Go White Wall Roomにて「旅と道具展」を開催。
日頃からさまざまなことに取り組んでいる4名の方の「旅」と「その道具」にまつわるストーリーを展示。



仕事や遊び、その人の旅のスタイルからさまざまな表情が垣間見ることができます。


自分の旅の視野を広げるきっかけの一つになったらと思います。



大きな栗の木

2020-05-05 17:06:52 | Camp&Go
倶知安の街のあるところに大きな栗の木がありました。
保育園や幼稚園の近くで、秋になると子供たちが栗のみを拾って袋に入れて家に持って帰ってきていました。

2018年、台風21号が直撃し、42m/sの強風が町を襲いました。
国道沿いにあった大きな栗の木はとても危険な状態になってしまい、切られてしまいました。

子供たちにとっても大人たちにとっても、とても記憶に残っている木なので切られてしまったのはとても残念でした。

今回tunnelviewの計画を相談にさせていただき、大きな栗の木がまだ保管されていることを知りました。
この何世代にもわたる倶知安町民の記憶に残る木に触れてほしい。
切られてしまったけれど、木の丸太に座ったり、上に乗って遊んだり、テーブルにしたり、
さまざまな使われ方で、この木との思い出をまた新しくを作ってほしい。と純粋に思いました。

ちょうど子供たちがウッドチップを敷き終えた頃、大きな栗の木は大きなトラックに積まれて到着しました。


この栗の木とともに育った大人と子供で設置する場所まで転がして運びました。


丈夫で身の詰まった栗の木はとってもとっても重かったです。
なんとか5ほんの丸太を設置した時にはみんなクタクタでした。


大きな栗の木はCamp&Goの広場tunnelviewに設置させていただきました。
たくさんの人がこの木とともに楽しい時間を過ごしてくれればと思います。

tunnelview

2020-05-05 16:15:11 | Camp&Go
tunnelviewの作業に取り掛かりました。


たくさんの人の手で作りたかったけれど、できる限りの少人数で行いました。

伐採地から持ってきた丸太を並べ、ウッドチップ敷き詰めるエリアを決め、
届いたウッドチップを手作業で敷き詰めます。

バケツいっぱいに入れてばんばって運び、なんどもなんどもこの作業を繰り返します。


小さい子供たちはバケツをひっくり返す力がないのでバケツの中のウッドチップを手ですくい取って撒きます。


撒いたウッドチップを足で平らにならしてなるべく均一に敷き詰めます。


最後は大人の力も借りて。
Camp&Goの住人たちが助っ人に。
大人たちの力はやっぱり大きく、あっという間に敷き詰められました。


自分たちで作った木の道。
寝っ転がったり歩いたり、自転車で走ったり。
その感触や木の匂い、だんだん地面に馴染んでいく行程。
ここを訪れる人たちにもたくさん触れてもらい、
ひとつひとつが心に残ってくれたらと思います。

tunnelview

2020-05-04 15:21:36 | Camp&Go
お店の営業について、営業するしない、感染予防対策として何をするのか、
それは人やお店それぞれで考え方も違うし、入ってくる情報も違うし、助成金などの対象も違うし、何が正しいとかも判断できないような状況。

Camp&Goでは本当は一つの方針にした方がいいのだろうけれど、それぞれのお店の判断に委ねることにしました。
営業形態はそれぞれ考え方は違うけれど、Camp&Goとして一つ芯を持っていこうというのがミーティングで決まったこと。
この禍中でも自分たちはこんなことをして過ごしたんだと胸を張って言えるようなこと。
禍が収束し、たくさんの人がニセコに戻ってきた時にCamp&Goはしっかり活きていたんだと思ってもらえるようなこと。

トレイルというものは、何かが動いてそれが後になって残った道。
この禍中で自分たちが動いたことをトレイルとして残そう。
ならば本当にトレイルを作ってしまおう!

このプロジェクトには地域の木材を地域で使おうという「地材地消」、木を子供たちや大人も地域の人に触れてもらおうと日々動いている方々が協力してくれています。

自分で思い描いていた計画をそんな方々、しりべしくつろ木の会の方々が相談に乗ってくれました。

そして、実際に製材工場や伐採地を見学。

木材というのはホームセンターで売っているものしか見たことがなかったけれど、
実際に山に立っていた木が切られ運ばれ工場で製材になる。
木材には一つ一つに物語があることを実感しました。


この山から街につながる物語は実際に木に触れることでより体で感じることができると思います。
大人も子供も、文字や言葉ではないものが伝わると思います。
その木に触れることで感じる物語は、木の物語を超え、すべてのものごとに通じることです。
どんなものごとでもそれ単体であることはなく、たくさんの物語が集まっている。
とても大切なことだと思います。


Camp&Goの広場のスペースは「tunnelview」という名前をつけています。
トンネルを出るとワァッと驚く景色が広がっている。
それは目に見える景色だけではなく、心の中の景色でもあります。
どんなに長いトンネルでも出口はあります。
その先には驚くほど明るい景色が広がっているはず。


YOSEMITE MONOLOGUE

2020-03-27 16:08:23 | Camp&Go
Camp&GoのWhite Wall Roomにて2018年に行ったヨセミテの旅の写真展を開催しました。

キャンセルと新規の予約もなくWhite Wall Roomもせっかくの場所なのにもったいない。

自分たちで何かできることをしよう。

と、実験的に自分のヨセミテ展をやってみることに。


実際に自分でこの空間を使ってみると、改めていい秒だと感じました。


そして実際に展示してみないと気がつかないことがたくさん。




しばらくの間はイベントなどもできないので、この空間を自分たちのために使ってみよう!
気がつくことがたくさんあるはず!

Running Trans JAPAN 3500km

2020-02-28 09:52:47 | Camp&Go
昨年、走って日本一周をした香港のランナーWong Ho Faiのトークイベント。

前日はちょうどSTRIDE LAB NISEKOのグループランの日で、Faiくんも参加。


国際色豊かなニセコ。
夜のナイトランも地元どころか日本人よりも海外からの参加者が多い。


翌日の夜はトークイベント。


トークの内容はとってもポジティブで力をもらえるものでした。


周囲に左右されることなく、自分の選んだ道を進む。

そして実際にやった人にしかわからないことを伝えていく。
そんなFaiくんのこれからの活動にも注目したいと感じました。


昨夏のスコットジュレクが遊びにきた際にたまたま日本縦断中のFaiくんも日程が合ったことで出会ったご縁。
力になるお話をありがとう!


少人数で行ったことで親近感も湧きました。