妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
F22が日本におちつくのは難しい 論(中文、青年報)
http://news.xinhuanet.com/mil/2007-08/13/content_6519862.htm
タイトルとは無関係ななはし。
筆者はコメントを入れられそうな記事を、主に新華ネットで探している。このコメントを入れられる、というところが曲者で、どうしても抗日であったり、中国の水準の低い環境問題であったり、どうにも田舎臭い夜郎自大だったりする。それはそれで間違いではないのだが、全体を見回したときに見えてくる印象はまた別のものがある。それに一つの記事だけを掘り下げるのは、イージーすぎる気がする。
こののところ米下院慰安婦決議などもこのブログで取り上げては来たが、実際のところ上海協力機構軍の反テロ軍事訓練が始まって以来、新華網は軍事訓練一色。
あくまでも中国が脅威を覚えているのはアメリカであり、それにわずかでも対抗しうると考えているのが上海協力機構だと考えると辻褄があう。
新華社にとって参院選の記事など、日本国内の手下へのご褒美程度かと思われる。
ここまで斜めに構えるようになった原因は、タイトルの記事。タイトルから日本の装備にケチをつける記事かと、読んでいたらとんでもない。
中国の脅威の捏造がどうの、歴史的にどうの、911がどうの、途中まではアメリカはF22を売らないだろう、といいたいのかと誘導しておいて、最後の一段で読者を突き放す難文。
<<意訳>>
現在の日本はアメリカが作ったようなものだ。よくも悪くも一蓮托生である。その日本に、アメリカがF22を売却しないわけがない。
アメリカも輸出先を探している、100機で200億ドルを負担できるのは日本以外にない。F15も輸出できない法律があるにも関わらず、結局日本には売却している。一部ではF22のモンキーモデルも検討されているらしい。
胡錦涛お膝元の青年報とはいえ、こんな読売が書くような内容を書いていいのだろうか。
抗日も、中華民族ワンスイも、全部ネタのような気がしてきた。
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