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結局アジア型の発展途上国

 筆者は経済が専門ではないので、発展途上国をパターン訳しようなどと大それた事を考えているわけではない。なんとなくアメリカ型、ラテン型、アフリカ型、アジア型に分類できそうだと思ってタイトルにした。
 アジア型発展途上国の特徴として、比較的勤勉な国民性、外資主導の経済発展、安い人件費、比較的高い民族意識、汚職体質、を考えている。
 中共が自称するとおり、中国も発展途上国であり地政学的民族的な要因からか上記のアジア型の特徴をよく表している。離陸しかけている発展途上国特有の、富の偏在も間違いない。
 昨今の胡錦涛の動きを見ていると、その辺りを踏まえた上でなんとか舵を取ろうとしているようにも見える。アジア的なトップダウンのやり方のようにも見えるが、これまで地方が散々暴走してきたのでそれはあたらないだろう。
 小平システムが機能しはじめてから約二十数年、そろそろ見直しが必要なのではといったところ。

 下記の企画が面白い。おそらくサーチナとしては不本意だろう内容がポンポン書かれている。
【識者に聞く】北京五輪前に占う 今までの中国とこれからの中国
http://sri.searchina.ne.jp/cw/

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