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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

2005.11.26環境

2005-11-26 13:52:58 | 環境

 反日記事も収まったようで、まだあるこたありますけどね、サンプロ-環球時報ラインの持ち上げられて喜ぶ記事とか、耐震強度偽装事件に何故か西宮脱線事故を絡めて、日本全体が危険だとバイアスを掛ける記事とか。
 一時期に比べて全く低調、新華網.orgトップは11次5ヶ年計画ですから、国内政治の季節なんですかね。11-5はこれで分析しなければならないのですが、目新しくないし面白くない。

 で、環境汚染の続報と再分析など。

◆サーチナ 2005.11.25 10:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000006-scn-int
アムール川の汚染対策で中露協力
◆人民網.jp 2005.11.25 10:53
http://www.people.ne.jp/2005/11/25/jp20051125_55404.html
松花江の汚染問題で中露が緊密な協力

 これぞアジア的優しさに溢れた隣国関係、下のような「ロシアに後ろから刺された」じみた記事は飛ばしに違いない。

◆読売新聞 2005.11.25 12:21
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051125i204.htm
アムール川に有害物質を数年間投棄、露が中国を批判

 あらららら、なんかもう火達磨、とうとうWWFにも警告を食らってしまった。

◆共同通信 2005.11.26 06:19
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005112601000053
生態系に深刻な影響 河川汚染でWWF警告

「すでに明らかになっているベンゼン以外にも、もっと毒性の強い物質が流入しているのではないか。中国側にすべての有毒物質を分析する技術がないため判明しないだけだ。ロシアの専門家はトルイジンやフェニルアミンなどの有毒物質が含まれている可能性があると指摘」

 現地にスタッフが出向いて、水質検査をしているらしいので、おっつけ分かるでしょう。
 で、トルイジン、フェニルアミンなる物質について。例によって神奈川県環境科学センターのkis-net(http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/menu.asp)より。

o-,m-,p-トルイジン:下記データはo-トルイジンのもの
毒性症状:経口摂取、腹腔内投与で毒性を示す。皮膚接触により中程度の毒性を示す。突然変異原性、発ガン性、催新生物性あり。皮膚、眼の刺激剤。ヒトの粘膜に影響があり、激しい全身的な動揺を起こす。頭痛、衰弱、呼吸因難、空気渇望、精神的動揺、腎臓とぼうこうの著しい炎症などの徴候あり。
急性毒性:マウス 経口   LD50 520 mg/kg
       ラット   経口   LD50 670 mg/kg

フェニルアミン:アニリン
毒性症状:ほとんどの投与、摂取方法により毒性を示す。発ガン性あり。皮膚、眼の刺激剤。メトヘモグロビン血症、持続性無酸素血症、中枢神経系の機能抑制の原因となる。血液毒、神経毒、チアノーゼを起こす。急性中毒では、くちびる、鼻、耳、歯ぐきなどに青味を帯び、陽気になることがある。催腫瘍性あり。 
急性毒性:マウス 経口       LD50  690 mg/kg
       ラット   経口       LD50  250 mg/kg
       マウス 経気道 7 時間  LC50  175 mg/m3
       ラット   経気道 4 時間  LCL0 250 mg/m3

 両方とも毒物及び劇物取締法で劇物に指定されている物質ですな。というか、フェニルアミンを径気道で吸収した場合が特にやばそうなのですが、少なくともロシアはなんか知らんがやばいと判断しているようです。

◆時事通信 2005.11.26 10:11
http://www.jiji.com/
有毒物質27日にもアムール川到達

対策:
・全ての取水口に浄化装置を設置 
・24時間態勢で水質検査
・上空からの偵察
腐っても鯛、ってやつ。というか、地続きの隣国だけに、よく解っていらっしゃる。
 根本的に狸と狢の関係っぽくはあるのだが。

◆共同通信 2005.11.26 10:18
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005112601000374
国連支援提案に返答なし 松花江汚染で中露

 それにしても、どうしたんだ共同、先祖がえりしたのか!

 以下妄想昔話など

壱 『八俣の遠呂智』
「故(かれ:註1)、避追(やら)はえて、出雲国の肥の河上、名は鳥髪(とりかみ)といふ地に降(くだ)りたまひき。
此の時水蛭子(ひるこ:註2)其の河より流れ下(くだ)りき」

註1:須佐之男命(すさのおのみこと)のこと
註2:汚染物質と思われる


弐 『吉備津彦命』
「おばあさんが川(註3)で洗濯をしていると、大きな汚染物質が、どんぶらこ~どんぶらこ~と」

註3:アムール川と思われる、どんぶらこ~だけに ドン・ブラコ

すまん!


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