路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【厚労省】:不妊治療と仕事両立支援、企業向け手引策定へ

2019-06-24 15:15:55 | 【少子化問題(異次元の少子化対策・少母化・婚姻数の激減・長い目での子育て支援

【厚労省】:不妊治療と仕事両立支援、企業向け手引策定へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【厚労省】:不妊治療と仕事両立支援、企業向け手引策定へ 

 不妊治療と仕事を両立できずに離職したり、逆に治療を諦めたりする人が多いことを受け、厚生労働省は、両立を支援するための企業向けマニュアルを初めて策定する方針を固めた。関係者への取材で二十二日、分かった。不妊治療は通院回数の多さや、精神的負担の大きさから仕事との両立が難しいが、退職すれば経済的な負担ものしかかる。マニュアルは、両立が可能となる休暇制度などの導入を企業に促す狙い。 

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 本年度中に完成させ、都道府県などにある「不妊専門相談センター」のほか、全国の労働局、経団連など経済団体を通じて周知する予定だ。

 厚労省の調査によると、不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は五・五組に一組程度。不妊治療を経験した人の16%は、両立を諦めて離職した。一方で企業の約七割は従業員が不妊治療をしているかどうか把握していない。どう支援すれば良いかはあまり知られておらず、人材をみすみす失っている実態が明らかになっていた。

 マニュアルは、各企業が制度を導入する際の手引として使用されることを想定。不妊治療と仕事を両立する際の課題を知ってもらうため、治療経験者の具体的な悩みや治療の実態なども盛り込む。また、先進的な企業の両立支援制度を紹介し、制度導入のメリットを盛り込むことも検討している。

 今後、不妊治療に詳しい医師や企業労務の専門家などによる委員会を開き、詳しい内容や効果的な周知方法を決める。マニュアルのほか、不妊治療への理解を深めるパンフレットも作成する。

 元稿:東京新聞社 夕刊 主要ニュース 政治 【政策・厚労省・不妊治療と仕事を両立できずに離職したり、逆に治療を諦めたりする人が多い】  2019年06月24日  15:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【沖縄戦74年】:「慰霊の日」 知事、辺野古断念求める、伝え継いでいく、私たちの使命

2019-06-24 06:15:56 | 【終戦・敗戦・第二次世界大戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・原水爆禁止

【沖縄戦74年】:「慰霊の日」 知事、辺野古断念求める、伝え継いでいく、私たちの使命

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄戦74年】:「慰霊の日」 知事、辺野古断念求める、伝え継いでいく、私たちの使命

 沖縄県は二十三日、太平洋戦争末期に二十万人超が犠牲になった沖縄戦の終結から七十四年となる「慰霊の日」を迎えた。県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で営まれた。玉城(たまき)デニー知事は平和宣言で、名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地の建設を断念するよう政府に求めた。安倍晋三首相は建設を進める姿勢を変えなかった。 (山口哲人)  

「平和の礎」で祈る人たち=23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で(嶋邦夫撮影)

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 玉城氏は平和宣言で、過重な基地負担への不満を表明した。辺野古沿岸部の埋め立てに七割超が反対した今年二月の県民投票に触れ「県民投票を無視して工事を強行する政府の対応は民意を尊重せず、地方自治をないがしろにするものだ」と批判し、対話による問題解決を訴えた。

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 日米地位協定についても「県民生活に大きな影響を及ぼしている」と見直しを要請した。宣言の締めくくりで、沖縄の方言「ウチナーグチ」と英語で、平和への思いを後世に伝えていく決意を示した。

 首相はあいさつで、辺野古の新基地建設には直接言及せず、「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と述べた。追悼式後、記者団に「米軍普天間(ふてんま)飛行場の一日も早い全面返還に向けて全力で取り組みたい」と辺野古の新基地建設を進める方針を強調した。政府は昨年十二月から辺野古沿岸部での土砂投入を続けている。

 慰霊の日は令和への改元後、初めて。追悼式には遺族ら約五千百人が出席し、正午には一分間の黙とうをささげた。糸満市立兼城(かねぐすく)小六年山内玲奈(れな)さん(11)が自作の詩「本当の幸せ」を朗読し、戦争のない日常の尊さと恒久平和の決意を訴えた。

 一九四五年三月二十六日に始まった沖縄戦は、六月二十三日に組織的な戦闘が終わり、県民の四人に一人が犠牲になったとされる。敵味方の区別なく戦没者の名を刻んだ平和祈念公園内の「平和の礎(いしじ)」には今年、新たに四十二人が追加され、総数は二十四万千五百六十六人となった。

 ◆平和の詩 全文

 本当の幸せ

 青くきれいな海

 この海は

 どんな景色を見たのだろうか

 爆弾が何発も打ちこまれ

 ほのおで包まれた町

 そんな沖縄を見たのではないだろうか

 緑あふれる大地

 この大地は

 どんな声を聞いたのだろうか

 けたたましい爆音

 泣き叫ぶ幼子

 兵士の声や銃声が入り乱れた戦場

 そんな沖縄を聞いたのだろうか

 青く澄みわたる空

 この空は

 どんなことを思ったのだろうか

 緑が消え町が消え希望の光を失った島

 体が震え心も震えた

 いくつもの尊い命が奪われたことを知り

 そんな沖縄に涙したのだろうか

 平成時代

 私はこの世に生まれた

 青くきれいな海

 緑あふれる大地

 青く澄みわたる空しか知らない私

 海や大地や空が七十四年前

 何を見て

 何を聞き

 何を思ったのか

 知らない世代が増えている

 体験したことはなくとも

 戦争の悲さんさを

 決して繰り返してはいけないことを

 伝え継いでいくことは

 今に生きる私たちの使命だ

 二度と悲しい涙を流さないために

 この島がこの国がこの世界が

 幸せであるように

 お金持ちになることや

 有名になることが

 幸せではない

 家族と友達と笑い合える毎日こそが

 本当の幸せだ

 未来に夢を持つことこそが

 最高の幸せだ

 「命(ぬち)どぅ宝」

 生きているから笑い合える

 生きているから未来がある

 令和時代

 明日への希望を願う新しい時代が始まった

 この幸せをいつまでも

 沖縄県糸満市立兼城小6年山内玲奈さん(11)が朗読、沖縄県平和祈念資料館提供

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【地方自治・沖縄県・太平洋戦争末期に二十万人超が犠牲になった沖縄戦】  2019年06月24日  06:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【沖縄戦74年】:「慰霊の日」 首相にヤジ「ウソつき」、玉城氏、沖縄言葉でも平和宣言

2019-06-24 06:15:52 | 【終戦・敗戦・第二次世界大戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・原水爆禁止

【沖縄戦74年】:「慰霊の日」 首相にヤジ「ウソつき」、玉城氏、沖縄言葉でも平和宣言

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄戦74年】:「慰霊の日」 首相にヤジ「ウソつき」、玉城氏、沖縄言葉でも平和宣言

 沖縄県の玉城デニー知事は二十三日の沖縄全戦没者追悼式で、歴代知事で初めて日本語に加えて沖縄の方言「ウチナーグチ」と英語で平和宣言を読み上げ、国内外に平和への誓いを発信した。続いてあいさつした安倍晋三首相にはヤジが飛ぶ場面もあった。

席に戻る安倍首相(手前)を無視するかのように全く見ない玉城デニー沖縄県知事(中央右)=23日午後0時9分、沖縄県糸満市の平和祈念公園で

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 玉城氏が日本語で平和宣言を終えた後、締めくくり部分をウチナーグチ、英語の順で再び読み上げると、会場から拍手がわき、歓迎の指笛も鳴った。

 締めくくり部分は、平和を愛する心を後世に伝える考えを強調した上で「いつまでも平和で安心した世界を皆で築いていかなければならない。県民と努力することを決意する」という内容。玉城氏は追悼式後、三つの言語で宣言した理由について「より多くの方々に令和元年、新時代沖縄の私の思いが伝わればと考えた」と記者団に説明した。

 一方、安倍晋三首相があいさつに立つ際には、会場から「帰れ」と声が上がった。首相が沖縄の基地負担軽減に取り組む考えを示すと「ウソをつけ」「辞めろ」と大声が響いた。会場の平和祈念公園(糸満市)の入り口では「安倍NO」と書いたプラカードを持った市民の姿もあった。

 安倍政権は昨年十二月、名護市辺野古沿岸部での米軍新基地建設に向けて土砂投入を開始。今年二月の県民投票で七割超が埋め立てに反対したにもかかわらず、工事を進めている。こうした姿勢に対する県民の憤りが追悼式の場でも示された形だ。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・沖縄県・太平洋戦争末期に二十万人超が犠牲になった沖縄戦】  2019年06月24日  06:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【沖縄全戦没者追悼式】:参列者「心に響かない」・首相あいさつ

2019-06-24 05:30:50 | 【終戦・敗戦・第二次世界大戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・原水爆禁止

【沖縄全戦没者追悼式】:参列者「心に響かない」・首相あいさつ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄全戦没者追悼式】:参列者「心に響かない」・首相あいさつ 

 沖縄全戦没者追悼式で玉城デニー知事はウチナーグチや英語を交えてあいさつし、辺野古新基地建設反対や日米地位協定の改定を訴えた。玉城知事の一言一言に会場からは拍手が沸き起こった。一方、安倍晋三首相はあいさつで沖縄の基地負担軽減や経済振興を推進する考えを強調したが、辺野古新基地建設に触れることはなかった。参列者から「帰れ」「ゆくさー(うそつき)」との声も上がり、知事あいさつへの受け止めとは温度差が際立った。

あいさつする安倍晋三首相=23日午後0時44分、糸満市摩文仁の平和祈念公園

 式典に参列した上間久男さん(68)=本部町=は首相に対して「見せかけじゃなく、県民に寄り添った気持ちを見せて政治の場で生かしてほしい」と注文した。家族で参列した神谷真美さん(38)=豊見城市=は「県民投票の結果を無視する政府のやり方は、県民の意見を軽視している」と語り、首相のあいさつを冷ややかに受け止めた。沖縄大1年の粟国悠理さん(18)=浦添市=は首相のあいさつについて「心に響かなかった。沖縄に来たこと自体が演出に感じる」と疑問を呈した。

 2015年から毎年式典を訪れ、取材しているジャーナリストの津田大介さん(45)は首相あいさつについて「対話を求める県民の気持ちを逆なでしているようなものだ。国が県民にしっかり向き合ってほしい」と語った。

 元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社会 【話題・沖縄全戦没者追悼式】 2019年06月24日  05:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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