路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【吉永小百合】:「美貌と矜持」は不変 来年80歳とは思えない神々しさにサユリストうっとり

2024-08-01 00:02:00 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【吉永小百合】:「美貌と矜持」は不変 来年80歳とは思えない神々しさにサユリストうっとり

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【吉永小百合】:「美貌と矜持」は不変 来年80歳とは思えない神々しさにサユリストうっとり

  俳優の吉永小百合(79)が24日、新文芸坐(東京・池袋)で行われた映画女優デビュー65周年記念企画「吉永小百合青春時代写真集」発売記念特別上映会イベントに登場した。

<picture>吉永小百合(C)日刊ゲンダイ</picture>
吉永小百合(C)日刊ゲンダイ

画像1

 ◆次回作は「きっと素晴らしい映画になると思っています」

 次回作について「ちょっと今、準備中なんですけど、製作会社が絶対に言っちゃダメだと言うので、皆さんにお知らせできないんです。きっと素晴らしい映画になると思っています。これから、どういう形で私が映画界と関わっていくか……というのは、私自身にも分からないことなんですけども、大好きな映画の世界で、もうしばらく歩いていきたいと思っています」と映画愛を語った吉永。

 自分の矜持を貫き、意見を言うことすらはばかられる芸能界で唯一無二の存在である。

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 芸能 【芸能ニュース・俳優の吉永小百合(79)】  2024年05月27日  10:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新刊紹介】:人間の証明 拘留226日と私の生存権 角川歴彦著

2024-08-01 00:01:30 | 【法務省・法制審議会・検察庁・地検・保護司・刑法・刑罰・死刑制度】

【新刊紹介】:人間の証明 拘留226日と私の生存権 角川歴彦著

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新刊紹介】:人間の証明 拘留226日と私の生存権 角川歴彦著 

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【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】:明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易

2024-08-01 00:00:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】:明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】:明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易

 この国のワイドショーやスポーツ紙は大谷翔平の追っかけ、チアリーダーに堕している。

 私が取っているスポニチを例にとれば、5月11日から21日(13日は休刊日)までの10日間で、大谷が1面を飾ったのが4回、パドレスのダルビッシュが2回、カブスの今永昇太が1回だった。日本のプロ野球界は「ないがしろにされている」となぜ怒らないのだろう。

 もっと酷いのはワイドショーである。中でも「モーニングショー」(テレビ朝日系)は大谷翔平専門チャンネル化している。

 昨シーズン終了後の移籍問題に始まり、ドジャース入団、今季の活躍予想、結婚発表と、この国の人間たちの関心は大谷にしかないと決め付け、呆れるほど長時間垂れ流した。

<picture>大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports</picture>

      大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 もちろん、元通訳・水原一平の違法賭博事件も連日だった。独自取材もせず、新しい情報もないのに、「大谷さん可哀相」的視点からだけの皮相な番組作りは、私のような大谷ファンをもへきえきさせた。

 ついでにいわせてもらうと、自分の感想程度しかしゃべれない“ボキャ貧”コメンテーターたちを並べるのはやめたほうがいい。アンカーマンが務まる人材がいないための苦肉の策だとは思うが、政治・事件・芸能すべてに答えられる人間などいるわけはない。

 加えて、故・安倍晋三元首相にベッタリだった元時事通信記者やNHKの元記者を、裏金問題など政治問題の解説者として起用するべきではない。安倍の“悪政”を見て見ぬふりをし、甘い汁を吸った人間が自民党に石を投げる資格がないことは自明である。

 ■ニューヨークでは無名

 話がそれた。ワイドショーやスポーツ紙にジャーナリズムは求めないが、大谷といういちアスリートを神のごとくあがめ奉るのはいい加減にしてはどうか。水原事件で明らかになったように、大谷は被害者ではあるが、30億円近い大金を盗み取られていたことに気づかなかったのは、大谷の対人関係や資産管理方法にも問題があったはずである。

 大谷は超人的なアスリートではあるが、完璧な人間ではない。“人間”大谷翔平という視点からの掘り下げ方があってもいいと思うのだが、大谷からシカトされるのを恐れる腰抜けの日本メディアにできるわけないな。

 同じことが大谷の伴侶にもいえる。旧姓・田中真美子という女性はどのような人生を送ってきたのか、27年間の人生で大谷以外の男と恋をしたことはないのか。醜聞大好きの週刊文春や女性誌でさえ、そうしたことに触れる記事が出ないのはなぜなのか。大谷と結婚した女性もまた神になりたまいしか。

 こうした無批判、無節操な日本のメディアの大谷取材が、当然ながらアメリカでひんしゅくを買っているようである。

 MLBを取材しているフリーランスライターの内野宗治はプレジデント・オンライン(5月17日)で、日本の記者たちが追っかけるのは日本人、特に大谷だけで、そのためには岩をよじ登って球団側に排除されても恥じない、自国中心で身勝手な取材のやり方だと批判している。このような取材方法を、「大谷にまとわりつくハエのよう」「メディアサーカス」と評しているそうだ。

 私のカミさんが5月の連休にニューヨークへ行ったが、テレビをつけてもマンハッタンを歩いていても「Ohtani」という文字を見ることは一度もなかったという。

 日本のメディアよ、大谷一人にバカ騒ぎしていないで、「関心領域」をもっと広げるべきだ。 (文中敬称略)

 (元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 芸能 【芸能ニュース・連載「週刊誌からみた「ニッポンの後退」」】  2024年05月26日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大谷昭宏のフラッシュアップ・07.08】:なぜこうまで米軍にひれ伏すのか

2024-08-01 00:00:00 | 【日米安保・地位協定・在日米軍・在沖米軍・オスプレー・普天間移設、米兵の犯罪】

【大谷昭宏のフラッシュアップ・07.08】:なぜこうまで米軍にひれ伏すのか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大谷昭宏のフラッシュアップ・07.08】:なぜこうまで米軍にひれ伏すのか 

 いま東京、大阪のミニシアターで「骨を掘る男」という変わったタイトルの映画が上映されている。6月23日の慰霊の日を前に、私はその男、具志堅隆松さん(70)を沖縄に訪ねた。ポスター画像

(C)Okuma Katsuya, Moolin Production, Dynamo Production

 自らを「ガマフヤー」と呼ぶ具志堅さんは、かつての戦争で県民や兵隊20万人が亡くなった沖縄で、いまも壕(ガマ)に眠る遺骨を掘り(フヤー)続けている。案内していただいた南部の平和創造の森近くの壕をはじめ、これまで400体の遺骨を掘り出したという。

 「NO WAR」と書かれた帽子につけたランプの明かりが頼りの手作業。遺骨の近くに散らばるキセルとカンザシ、乳歯は、祖父と嫁、孫を想像させる。あごの骨が砕けた遺骨は小銃で自害した兵士のものか。

 だが、その具志堅さんが怒りで震えてくるようなことがいま起きつつある。

 海底が軟弱地盤で底なし沼のような辺野古新基地の埋め立てに、国などは沖縄南部の土を使う計画だという。沖縄県民が最後に追い詰められた南部は、いまも3000体の遺骨が眠っているといわれている。戦争に散った遺骨を、また戦争のための基地に運ぶのか。具志堅さんたちの怒りは治まらない。

 そんななか、またしてもこの1年で計5件の少女を含めた沖縄の女性に対する米兵の性犯罪が明らかになった。だが驚くことに政府と外務省は事件を知っていながら、沖縄県(県民)には県議選と沖縄慰霊の日がすむまでひた隠しにしていた。県民の反米軍感情の高まりを恐れたに決まっている。

 女性の生涯消えない傷に思いを寄せることもなく、なぜこうまで米軍にひれ伏すのか。いざというときに「私たちの国は二度と戦争をしない」と言えるのか。慰霊式での高校生の詩が浮かぶ。

 大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった 泣く我が子を殺すしかなかった 一家で死ぬしかなかった- 

 また誰かが争いを始めようとしていないか。しっかりと目を見開いておきたい。

 ◆大谷昭宏(おおたに・あきひろ)

 ジャーナリスト。TBS系「ひるおび!」東海テレビ「NEWS ONE」などに出演中。

大谷昭宏のフラッシュアップ

 ■大谷昭宏のフラッシュアップ

 元読売新聞記者で、87年に退社後、ジャーナリストとして活動する大谷昭宏氏は、鋭くも柔らかみ、温かみのある切り口、目線で取材を重ねている。日刊スポーツ紙面には、00年10月6日から「NIKKAN熱血サイト」メンバーとして初登場。02年11月6日~03年9月24日まで「大谷昭宏ニッポン社会学」としてコラムを執筆。現在、連載中の本コラムは03年10月7日にスタート。悲惨な事件から、体制への憤りも率直につづり、読者の心をとらえ続けている。

 ■「骨を掘る男」の作品トップへ

 沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたって収集し続けてきた具志堅隆松さんを追ったドキュメンタリー。

 沖縄本島には激戦地だった南部を中心に、住民の人々や旧日本軍兵士、さらには米軍兵士、朝鮮半島や台湾出身者たちの遺骨が、現在も3000柱近く眠っていると言われる。28歳から遺骨収集を続け、これまでに約400柱を探し出したという70歳の具志堅さんは、砕けて散乱した小さな骨や茶碗のひとかけら、手榴弾の破片、火炎放射の跡など、拾い集めた断片をもとに、その遺骨が兵士のものか民間人のものか、そしてどのような最期を遂げたのかを推察し、思いを馳せ、弔う。
 
 自身も沖縄戦で大叔母を亡くした映画作家・奥間勝也監督が具志堅さんの遺骨収集に同行して大叔母の生きた痕跡を追い、沖縄戦のアーカイブ映像を交えながら、沖縄の歴史と現在を映し出す。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・連載・「大谷昭宏のフラッシュアップ」】  2024年07月08日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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