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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【中山知子の取材備忘録・04.06】:蓮舫氏の姿なかった立民東京都連大会 賛否両論の参院選出馬論「同じ名前に頼っても…」の声も

2025-05-12 07:35:20 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【中山知子の取材備忘録・04.06】:蓮舫氏の姿なかった立民東京都連大会 賛否両論の参院選出馬論「同じ名前に頼っても…」の声も

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【中山知子の取材備忘録・04.06】:蓮舫氏の姿なかった立民東京都連大会 賛否両論の参院選出馬論「同じ名前に頼っても…」の声も 

 今夏の東京都議選(6月13日告示、22日投開票)と、その直後の7月に予定される参院選に向け、各党、各候補の準備が進んでいる。4月4日には立憲民主党の東京都連が、国会内で定期大会を開催。都議選や参院選に立候補を予定する党公認や推薦の候補者、支援団体関係者らが集まり、事実上の決起集会のような雰囲気が漂った。

子育て商品に関する授賞式であいさつする蓮舫前参院議員(2024年12月3日撮影)
子育て商品に関する授賞式であいさつする蓮舫前参院議員(2024年12月3日撮影)

 野田佳彦代表もあいさつに訪れ、昨年の衆院選で自公が過半数割れに追い込まれ、少数与党に陥ったことで厳しい国会対応に直面している現実を念頭に「都議会でも緊張感ある都政を、参院でも緊張感ある構成になるように力を結集してほしい」と、訴えた。

 候補予定者が顔をそろえ、ガンバローコールで出席者全員が必勝を誓い合う中に、「あの人」の姿はなかった。昨年の東京都知事選で3位に沈んだ、同党の前参院議員、蓮舫氏(57)だ。蓮舫氏をめぐっては今、7月の参院選比例代表への擁立が取りざたされている。取りざたというよりも、調整されている、という方がいいのかもしれない。

 都知事選出馬直前まで東京選挙区選出の参院議員だった蓮舫氏にとっては、「国政への舞い戻り」(野党関係者)の機会となることや、選挙区ではなく比例代表で立候補することには、立民内や支援団体から賛否両論が出ているとみられ、3月に一部で擁立論が報じられた後は、水面下での調整が続いている。

 都知事選では、3選された小池百合子知事(72)の約290万票、次点の石丸伸二・前広島県安芸高田市長(42)の約165万票に次ぐ、約128万票となった蓮舫氏。都知事選後のインスタライブでは、「次のステージ」に関して「今はねえ、国政選挙はもう、考えてない」と述べ、「国政から卒業して、都知事に手を挙げて、すごい景色を見た」「120万を超えた人が『蓮舫』って書いてくれたことに対して、これでまた国政に戻るというのは、ちょっと私の中では違う」と述べ、「そうしたら渡り鳥みたいじゃない」と口にした。都知事選で獲得した約128万票について「都知事として頑張って、という応援。自分の中で整理をつけなきゃいけないと思っていて、いったん、ピリオドかな」と語りつつ「みなさんにアイデアもらいながら、次のステップを模索していきたい」と述べていた。 

 昨年の衆院選では50議席増やした立民だが、比例票は前回比で7万票あまりしか増えなかった。関係者からは「(都知事選の票数を考えると)東京で100万票を超える票を集められる人はなかなかいない。票の掘り起こしが託せる」「知名度は、どの候補者よりもある」など、蓮舫氏の擁立論に肯定的な意見も多いと聞いた。

 ただ、1度は国政に「いったんピリオド」と口にした蓮舫氏の過去の発言もあってか、「いまさら参院議員に戻ってどうする」「比例で戻ろうとするのは考えが甘いのではないか」と疑問視する声も聞いた。蓮舫氏が出馬することで、当選ラインから外れる他の比例代表候補者が出てくる可能性があることも、慎重論の1つに挙げられている。蓮舫氏との関係性が近い野田代表がいつ、どんな判断を出すのか、関心が注がれている。

 蓮舫氏自身、参院選出馬に関しては報道後も、沈黙を保ったままだ。4日の都連大会では、報道陣に非公開で行われた議事の中では、出席者から蓮舫氏の出馬についていつ判断が出るのか、という質問も出たという。都連幹部は「都議選と参院選東京選挙区のためには、蓮舫さんの存在が必要不可欠だという声をいただいた。今、執行部の中で議論をされていることは確かだ。さまざまな調整をして1日でも早く、という答えはさせていただいた」と話した。

 また「(公認に関する結論は)1日でも早いほうがいいと思っているが、蓮舫さんの知名度は圧倒的。極端なことを言えば、公示の前日に公認を決めても比例で十分戦えると思う」とした上で、東京選挙区に擁立する2候補と連携した選挙活動が実現することへの期待も示した。

 蓮舫氏の「知名度が圧倒的」という事実は、確かにそうだろうと感じる。一方で「いつまでも同じ名前に頼っていても、党の成長はない」との苦言も、耳にした。何よりも、もし蓮舫氏の参院選出馬が決まったとした場合に、蓮舫氏自身は過去の「いったんピリオド」発言を、どのように説明するのだろうか。この「壁」は、そんなに低くはないように感じる。【中山知子】

中山知子の取材備忘録

 ■中山知子の取材備忘録

 ◆中山知子(なかやま・ともこ) 日本新党が結成され、自民党政権→非自民の細川連立政権へ最初の政権交代が起きたころから、永田町を中心に取材を始める。1人で各党や政治家を回り「ひとり政治部」とも。現在、日刊スポーツNEWSデジタル編集部デスク。福岡県出身。青学大卒。 

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・コラム・「中山知子の取材備忘録」】  2025年04月06日  11:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【前首相・岸田文雄氏】:「玉木雄一郎さんは総理候補の1人」と指摘 消費税減税財源めぐる発言には苦言

2025-05-11 06:30:40 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【前首相・岸田文雄氏】:「玉木雄一郎さんは総理候補の1人」と指摘 消費税減税財源めぐる発言には苦言

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【前首相・岸田文雄氏】:「玉木雄一郎さんは総理候補の1人」と指摘 消費税減税財源めぐる発言には苦言 

 自民党の岸田文雄前首相は10日に放送されたTBSのCS番組「国会トークフロントライン」に出演し、今後政界が混迷した場合の「首相候補」として名前が浮上している国民民主党の玉木雄一郎代表について言及した。

岸田文雄前首相(2024年1月11日撮影)
岸田文雄前首相(2024年1月11日撮影)

 「総理候補たるのか」と問われ、「もちろん、国民のみなさんが評価する話」とした上で「いろいろな世論を聞く限り、玉木さんは総理候補の1人なんだと思います」と、認める発言をした。

国民民主党の玉木雄一郎代表(2025年3月4日撮影)
国民民主党の玉木雄一郎代表(2025年3月4日撮影)

 一方で、消費税減税のあり方をめぐる各党の主張の比較を踏まえ、玉木氏が訴える時限的な税率5%への引き下げと、財源として「赤字国債を堂々と発行してやったらいい」と示された発言については、フリップを見ながら「財源は赤字国債で、となると、将来に全部つけ回すということについて、どうか。これは考えないといけない部分だと思います」と指摘した。

 「この(消費税減税の)議論だけとってみたならば、財源問題についてもう少し、建設的な具体的な案を考えることが大事なのではないか、とは思います」と、苦言をまじえて語った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党の岸田文雄前首相は10日に放送されたTBSのCS番組「国会トークフロントライン」に出演し、今後政界が混迷した場合の「首相候補」として名前が浮上している国民民主党の玉木雄一郎代表について言及した】  2025年05月11日 06:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【石破首相】:政治資金収支報告書未記載か 支援者から3000万円以上受領と週刊誌報道

2025-05-08 08:05:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【石破首相】:政治資金収支報告書未記載か 支援者から3000万円以上受領と週刊誌報道

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【石破首相】:政治資金収支報告書未記載か 支援者から3000万円以上受領と週刊誌報道

 石破茂首相(68)が、支援者の男性から政治資金パーティー券の代金などとして計3000万円以上を受け取りながら政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあると、週刊文春電子版が7日に報じた。

石破茂首相(2024年10月撮影)
石破茂首相(2024年10月撮影)

 林芳正官房長官は記者会見で「首相の事務所は取材に対し、政治資金は法令に従い適正に処理し、収支を報告していると回答している」と説明した。

 報道によると、男性は2003年から約10年間、毎年数百万円単位でパーティー券を購入した他、08年、12年に首相が自民党総裁選に出馬した際には「陣中見舞い」として首相側にそれぞれ現金100万円を手渡したなどと主張。首相関連の収支報告書には記載がなかったとしている。

 政治資金規正法は、パーティー1回につき同一の者から20万円を超える支払いがあった場合、氏名や金額を記載しなければならないと定めている。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【疑惑・政局・石破首相・政治とカネ問題の発覚】  2025年05月07日 21:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・05.01】:「SNS戦略室」設置でYouTuber小池晃 国会論戦もSNS発信も転換点に

2025-05-08 07:40:10 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・05.01】:「SNS戦略室」設置でYouTuber小池晃 国会論戦もSNS発信も転換点に

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【政界地獄耳・05.01】:「SNS戦略室」設置でYouTuber小池晃 国会論戦もSNS発信も転換点に 

 ★昨年12月9日、共産党書記局長・小池晃は党に「SNS戦略室」を設置すると発表。小池はショート動画などの発信に力を入れたいとし「総選挙の総括にも関わって、SNSによる発信を抜本的に強化する必要がある」と発言。先の衆院選挙ではSNSを選挙に結び付けた動きが功を奏した政党が躍進したことを受け対策に乗り出した。

 ★ただ、小池自身が2月15日に配信した「YouTuber小池晃」での動画について、4月17日、「謝罪と訂正をさせていただく」と対立していた埼玉県の蕨・戸田地区委員会に対して全面謝罪に追い込まれている。ネットの配信の仕方、発信する情報の精査や発言によって苦しむ人がいないかなど、丁寧なチェックが政治の発信ではことに重要だ。そこを乗り越えている政党や政治家ばかりではないものの、参院選挙前に党にも小池にも痛手といえる。

 ★そんな中、同党のベテラン参院議員・大門実紀史が興味深いツイートを載せている。大門といえば政界きっての経済通で財務相・麻生太郎が約8年9カ月に及んだ任期中の2人の議論は見ごたえがあった。21年10月、大門は麻生退任に「さようなら麻生さん」とフェイスブックに思いをつづり「格差を広げたアベノミクスを支えた点で罪深い」としながら「現場の金融、中小企業問題に関する私の告発や提案に耳を傾け、具体的に動いてくれた」と評価した。さてそのツイートだが、党が国会で開いた高校、大学生との懇談で大学生の女性に言われたこととして「『共産党さんの政策は共感できるけど、国会質問が高圧的で怖い。今の時代、きついものの言い方は若い世代には絶対無理。中身を聞く前に言い方だけで引いちゃいます。もったいない』と。なるほど。今やアジるような口調や怒りあらわな追及は、身内の留飲を下げることはあっても、聞いている多数の人には共感より先に反感を買ってしまうのかも。私を含めオールドファイターには耳が痛いけれど、時代は確実に変わっている」。政治全体が今、国会の場もSNSも転換点に来ている。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年05月01日  07:52:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【国民民主党】:「政権を担いたい」、玉木雄一郎代表、アキバ街頭演説で意欲「いつかは国のリーダーに」

2025-05-06 05:30:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【国民民主党】:「政権を担いたい」、玉木雄一郎代表、アキバ街頭演説で意欲「いつかは国のリーダーに」

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【国民民主党】:「政権を担いたい」、玉木雄一郎代表、アキバ街頭演説で意欲「いつかは国のリーダーに」 

 国民民主党の玉木雄一郎代表は5日夕、東京・JR秋葉原駅前で行われた党の街頭演説に参加し、「政権を担いたい。そう思っている」と述べた。将来の首相の座に強い意欲を示した。

秋葉原で街頭演説後、参院選東京選挙区に擁立する奥村祥大氏(左)牛田茉友氏(右)と写真撮影に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表(撮影・中山知子)
秋葉原で街頭演説後、参院選東京選挙区に擁立する奥村祥大氏(左)牛田茉友氏(右)と写真撮影に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表(撮影・中山知子)

 2020年9月に現在の形として結党以来、昨年の衆院選で躍進するまでの流れに触れながら「支持率は視力検査、シャープペンの芯の太さと言われたよ。でもここまで何とかやってくることができたのは、私たちの理念や政策に共感して戦ってくれた仲間がいたから。だからブレずにやりたいし、だれよりも政策や理念にこだわって、これからもやっていきたい」と、述べた。

 その上で「政権を担いたい。そう思っています」と、駅前の歩道を埋めた多くの聴衆に語りかけた。「そのためには大きなかたまり、数もいる。でもね、大きなかたまりは確かに大切だけれど、大きなかたまりにするための最初のかたまりは、『正しいかたまり』じゃないとだめなんですよ」とも訴え、まずは党勢拡大が必要との認識を強調。「ただ正直、まだまだ力不足。もっと力を与えていただき、政策を実現する力を強めていきたい」と述べ、支持を訴えた。

 玉木氏は、演説後の取材に、「政権を担いたい」と意欲を示したことについて「公党の代表ですから、政権をしっかり担っていつかは国のリーダーに、という思いは当然あります」と述べた。その上で「それにふさわしい基礎体力をつけていくという意味でも、東京都議選、参院選が肝だと思っている。勝ち抜きたいと思っています」と述べ、今夏の政治決戦に向けた決意も口にした。

 街頭演説では、同党の東京都議選立候補予定者や、大激戦の参院選東京選挙区に擁立予定の元NHKアナウンサー牛田茉友氏(39)、会社員の奥村祥大氏(31)も参加し、マイクを握った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・国民民主党】  2025年05月06日  05:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・04.24】:不倫に甘く年配に厳しい政党が人気の不思議

2025-05-01 07:40:10 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・04.24】:不倫に甘く年配に厳しい政党が人気の不思議

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【政界地獄耳・04.24】:不倫に甘く年配に厳しい政党が人気の不思議 

 ★政界では国民の人気上昇中の国民民主党。「手取りを増やす」で若者の人気を得たとされるが、その前に「若者をつぶすな」を訴えている。昨年の衆院選挙では「尊厳死」を認める法案を作ると公約に掲げ「若い人の社会保険料給付を抑えることが消費を活性化して次の好循環と賃金上昇を生み出す」とし、選挙では若者の投票率が上がり、結果、年配の支持者が多い自民、公明、共産という老舗政党が転落。国民民主の、若者を守るためには年配の人がネックという優生思想ともとれる考えが広がった。

 ★党代表の玉木雄一郎は昨年12月4日、グラビアアイドルとの不倫が報じられ、選挙の候補者にしようとしていたとも報じられた。本人は「妻子ある身で他の女性に引かれたことは、ひとえに私の心の弱さだと思う」とナルシシストぶりを発揮。党は大甘な役職停止3カ月の処分を決めたものの玉木は代表辞任をせず、一議員としてメディア出演や選挙応援と走り回り、国民は党が倫理問題に極めて寛容であることを知る。党代表がこの体たらくならほかの議員もやり放題。先の衆院選で大阪8区から立候補し、比例で復活当選した同党衆院議員・平岩征樹は既婚者でありながら独身と偽り、4年前に、偽名や「関西国際空港の運営会社の幹部職員」という虚偽の職業を名乗り女性と不倫関係に陥った。国会議員となっても関係を続けていた。党は玉木の時には3週間もかけた処分についてすぐさま平岩を無期限党員資格停止とした。

 ★平岩は22日、自身のホームページでわびたが同日、元衆院議員・菅野(山尾)志桜里が今夏の参院選で同党からの出馬要請を受け、比例代表候補として出馬する意向が報じられた。菅野は17年9月、民進党議員の頃、当時の同党代表・前原誠司に幹事長に抜てきされたものの不倫が発覚。マスコミから逃げ回り会見もまともにせず、21年の選挙に出ず政界を離れていた。不倫に甘く、年配に厳しい政党が国民の大人気というから不思議なことだ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年04月24日  07:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・04.24】:国民民主・玉木氏を持ち上げた「週刊文春」

2025-04-29 07:03:20 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【HUNTER・04.24】:国民民主・玉木氏を持ち上げた「週刊文春」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・04.24】:国民民主・玉木氏を持ち上げた「週刊文春」 

 “文春砲”で知られる週刊文春が、玉木雄一郎国民民主党代表の「待望論」を打ち出した。同誌4月24日号の「もし玉木雄一郎総理ならトランプ恐慌に勝てるのか?完全シミュレーション」と題する記事だ。記事では《国民民主が若者や現役世代から絶大なる信頼を寄せられるのは、徹底した「手取りを増やす」政策》《もしも玉木氏が総理になったら。そんな「もし玉」の世界》《物価高にあえぐ庶民にとっては、英雄のように映る》――なぜ今、文春がこうした歯の浮くようなセリフを並べるのか?

            ◆   ◆   ◆

 「永田町で怖いのは『文春砲』をはじめとする週刊誌報道。次に大手出版社のネットメディア。その中で最も警戒するのが週刊文春だ。玉木が文春まで手なずけたとなれば、本当に総理の座を狙うべく動いてくるのかな」と話すのは、ある自民党幹部。文春の記事は、“玉木政権が誕生した暁には”を前提にした提灯記事とも思える。

 記事中には《国の借金を増やすだけのポピュリズム政策です。“玉木総理”の政策はトランプ氏より酷い》などと苦言を呈する識者のコメントもある。しかしこれは、メディアが言いにくいことや遠慮したいことがある場合に、コメンテーターを使って記事全体のバランスをとる時の常套手段に過ぎない。

 国民民主党の国会議員A氏も「玉木代表がここまで文春砲に褒められるなんて、驚きました。『そんなすごい人なのか?』と。いい人ではありますがね(笑)。党内では、文春にスキャンダルでも握られているのか、それとも先方の都合で何かまずいことがあって、いい記事に仕立ててもらったのか、といった声さえあります。まあ、憶測ですが。なんせ巻頭トップの6ページもさいているのですからね」と首をひねる。

 玉木氏のスキャンダルといえば、昨年11月に写真週刊誌「フラッシュ」が放った《【独占写真】玉木雄一郎氏、不倫相手が“カレ待ち”の間にミニスカ&髪型“衣装チェンジ”》というスクープが記憶に新しい。

 フラッシュは、玉木氏の選挙区でもある香川県高松市の観光大使でもあるグラビアアイドルとの「密会写真」を報道。玉木氏はその記事について「概ね事実であります。家族や期待を寄せていただいた全国の皆様にお詫びを申し上げます」と陳謝し、不倫関係を認めた。

 その後、件のグラビアアイドルが憲法審査会を傍聴し、玉木氏をやじった議員に抗議したという報道もあった。単なる不倫相手ではなく、玉木チルドレンのような動きをしていたという。その後、玉木氏は辞職はせず役職停止3か月の処分を受け、現在は代表に復帰している。永田町では「玉木総理」の話題が浮上するたびに新たな「玉木スキャンダル」の情報も流れる。

 「スキャンダル報道といえば文春砲。そことうまく結んで、総理への地固めをしようという狙いがあるのかもしれません。文春も、世論調査で支持の高い国民民主党の玉木の記事を出せばそれなりに売れますからね」と前出の自民党幹部は話す。

 では、本当に文春報道のような「もし玉」の実現性はあるのだろうか?

 石破政権は少数与党。数字だけでみれば自民党と公明党以外の野党がすべてまとまれば、政権交代が可能だ。だが、そう簡単にいかないのが永田町。国民民主党のA氏はこう話す。

 「玉木さんは、自民党と公明党の政権与党に担がれる方法と野党に推される方法の2つのストーリーを見据えている。ただ、野党に乗って総理という場合はよほどの剛腕が必要で、小沢一郎さん以外にできる人物はいない。でも、小沢さんは立憲民主党で十分に力を発揮できておらず無理。そうなると、政権を手放したくない自民党と公明党が、総理として担ぐのでこちらに来てくれというケースが有力視されます。夏の参議院選挙で与党がかなり負けるでしょうから、そのタイミングを狙っているのではないか」

 ある程度は現実味がある玉木総理待望論。しかし、「絶対にダメだ」という政界関係者は少なくない。例えば、参議院選挙に出馬を表明した前明石市長でコメンテーターの泉房穂氏。当初は国民民主と立憲民主の両党から推薦を得て出馬予定と報じられた。しかし、泉氏が出馬会見で「魅力的な政党はない」と発言したことに玉木氏は激怒。さらに泉氏が、玉木氏から《自公与党との連立を前提にした話》だとして選挙への出馬を打診されたとの裏話をSNSでばらしたことでさらにヒートアップ。玉木氏は、「敬意がない」と上から目線で泉氏を非難した。

 「玉木さんは人気者にすり寄るのがうまい。泉さんの人気をうまく使いたいと会談したが、国民民主党と泉さんが関係を深めれば、“泉代表待望論”が出てくる可能性があった。玉木さんが、代表から引きずり降ろされかねないということ。それは我慢できないので、泉さんを切ったんじゃないか。まあ、そんなところでしょう。器が小さいのは確かですから。実際、泉さんが来てくれたら玉木さんよりずっとましだとなりかねないのが党内の雰囲気ですから」(前出のA氏)

 週刊文春のある記者に聞くと「なんでここまで玉木を持ち上げているんだと、編集部内でも訝る声はけっこうあります」――文春の狙いは何なのか?

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【社会ニュース・政局・国民民主党・週刊文春】  2025年04月24日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:自民と大連立のシナリオ 立民・枝野氏の「減税ポピュリズム」発言 

2025-04-22 05:02:50 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:自民と大連立のシナリオ 立民・枝野氏の「減税ポピュリズム」発言

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:自民と大連立のシナリオ 立民・枝野氏の「減税ポピュリズム」発言

 立憲民主党の枝野幸男元代表が党内の消費税減税派を「ポピュリズム」と挑発し、離党を促すような発言が波紋を広げている。夏の参院選で減税の公約化を目指す勢力は猛反発した。  

 立民の執行部は消費税減税勢力の追い出しを狙っている。歴史を振り返ってみると、旧民主党時代の2012年6月、社会保障・税一体改革関連法案の採決が衆院本会議で行われたが、消費税増税に反対する72人が造反した。

 その後も、12月の総選挙で大敗し政権を失った。さらに民進党を経て旧民主党は消滅した。その民進党も分裂して今の立民、国民民主となっている。  

 この歴史を枝野氏は知っているはずだが、再び立民は分裂して消滅するのだろうか。もちろんそうならないシナリオを考えているはずで、それが自民との大連立だと筆者はにらんでいる。  

 今の石破政権で、石破茂首相はブレブレだ。実権を握る自民党の森山裕幹事長は「消費税は社会保障の財源として重要で、消費税減税を訴えるならば代替財源を明らかにすべき」と財務省の言う通りでブレていない。  

 さらに森山幹事長は「財源の裏付けのない減税政策は国際的な信任を失う」「2022年に英国のトラス政権が財源の裏打ちのない減税を打ち出したが短命だった」とか、財務省が聞いたら泣いて喜ぶような意見を言っている。  

 この森山幹事長の意見に反論するのは容易だ。消費税を社会保障目的税としているのは世界の中で日本だけなので、そのリンクを断ち切ればいいだけだ。それで社会保障財源が足りなければ、世界のどこの国にもある歳入庁を創設し、取りっぱぐれている社会保険料を徴収すればいい。  

 減税は国際的な信任を失うと言うが、コロナ危機でドイツや英国などOECD(経済協力開発機構)加盟の38カ国中30カ国において付加価値税の時限的引き下げなど軽減措置が行われている。  

 さらに非OECD加盟国においても23カ国で同様の軽減措置が取られている。なお、統合政府で見れば、日本は先進7カ国(G7)中2位の財政良好だが、英国は下から2位であり、同じにするのは間違いだ。  

 一方、枝野氏の内閣不信任に慎重な意見は奇妙だ。政権交代を標榜(ひょうぼう)しているのに内閣不信任を出さないのは、衆院解散をせずに参院選だけで負けを少なくし、その後の自民との大連立を狙っているとしか見えない。筆者の見立てとしては、裏で財務省が自民と立民の増税大連立のシナリオを描いているのだろう。

 (たかはし・よういち=嘉悦大教授)

【関連記事】

 元稿:北國新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【コラム・連載「政治経済ホントのところ」】  2025年04月22日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:【国民民主が好調】:自民の保守層を吸収

2025-04-22 05:02:40 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:【国民民主が好調】:自民の保守層を吸収

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:【国民民主が好調】:自民の保守層を吸収 

 国民民主党の公認候補が3月23日に投開票された静岡市議選などで相次ぎトップ当選した。同党は今年に入り、1月の北九州市議選など地方選で議席を確保。好調を維持している。夏の参院選では海洋問題に詳しい東海大教授の山田吉彦氏の擁立を発表し、保守の論客として知られる山田氏らを立てて伸長を狙う。国民民主が好調な要因、今後の展望は。

 国民民主の支持は若い層ほど高い。報道各社の世論調査では国民民主の政党支持率が上昇しており、特に18~40代で首位となっている。

 石破政権の体たらくを受け、自公は低調で、それに加担する維新も今ひとつだ。一方、野党をみても、立憲民主は相変わらず増税指向が見え隠れして、支持率が上がっていない。

 国民民主だけが年収の壁問題で妥協せずに、自公政権と対峙(たいじ)し、異彩を放っている。

 さらに、最近では少し前まで選択的夫婦別姓を公約としていたが、世論の流れが違うとみると、表面的には方向転換しているそぶりをみせている。さらに移民政策でも以前は比較的寛容だったが、最近はかなり厳しい。

 中国への態度も迎合的な石破政権とは一線を画しており、好対照だ。これはかなり自民からはみ出た保守層を吸収するのではないだろうか。

 さらに何にも増して「手取りを増やす」という経済政策が刺さっている。安倍・菅政権のアベノミクスでは金融緩和で雇用を作り、結果として新卒者の就職率を劇的に高めた。これで若者が職につけないという不安を払拭(ふっしょく)して若者の人気を得た。

 職が問題なければ、次は給与だ。そこに目を付けたのは国民民主である。しかも減税という手法だ。実は若者の支持率を見ると、れいわもだいぶ健闘しているが、ここも減税を打ち出している。こうしたデータは自公が減税を打ち出せない中、国民民主が減税を全面に出して国民の支持を集めていることを裏付ける。

 世界経済はトランプ関税で大混乱である。石破茂首相は安倍晋三元首相のような人間力もないので、とてもトランプ米大統領とは渡り合えず、関税の日本の適用除外も期待薄だ。

 しかもトランプ関税への対策も後手後手に回っていて、減税を言い出す雰囲気ではなく、さらに支持率が低下する可能性がある。となると、ガソリン税減税、消費税減税という減税路線を打ち出す国民民主はさらに支持を高める可能性があるのではないか。

 (たかはし・よういち=嘉悦大教授)

 【関連記事】

 元稿:北國新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【コラム・連載「政治経済ホントのところ」】  2025年04月11日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・03.19】:自民が目論む維新の分裂

2025-04-20 07:03:20 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【HUNTER・03.19】:自民が目論む維新の分裂

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・03.19】:自民が目論む維新の分裂

 今月10日、自民党の岸田文雄前首相、麻生太郎最高顧問、茂木敏充前幹事長の3人が東京都内の日本料理店で会食。少数与党となっている石破茂首相の政権運営や6月の東京都議選、さらには7月の参院選について話し合ったとみられる。

            ◆   ◆   ◆

 「岸田、麻生、茂木といえば、昨年までは3頭政治の中心人物。衆議院で予算が通過したので、解散総選挙も近いのかと正直ビビってます」と表情がさえないのは、昨年10月の衆院選で比例復活当選した自民党のA氏だ。

 石破首相は、新年度の予算案を日本維新の会が主張する教育無償化に合意するなどして衆議院を通過させた。憲法の規定で、4月初めには成立する見込みだ。当初、国民民主党の「103万円の壁」に譲歩して予算案への合意を得ようと狙っていたが、国民民主は所得税の課税ラインを178万円までアップするように求め、交渉が停滞した。そこで石破首相は、以前から親しい関係にある日本維新の会の前原誠司共同代表と秘かに会談したという。

 「防衛大臣経験者の石破総理は防衛族のドンだ。前原さんも野党時代から安全保障に詳しく、どちらも鉄道が趣味で公私ともに親しい。そういう関係を使って維新の教育無償化を飲む引き換えに、予算案賛成をとりつけた。総理にとっては、維新の教育無償化で必要な財源は6,000億円程度と安く済む。ところが103万円の壁だと6兆円を超すカネを捻出しないといけない。これで財務省にも納得してもらえるということだ」(自民党の大臣経験者)

 公明党も含めた3党合意には維新の代表である吉村洋文大阪府知事も出席。吉村氏は「公約を果たすことができた」と胸を張った。維新は、すでに大阪府で高校無償化をスタートさせている。大阪府の予算は約290億円。それが、予算案への賛成で、高校の教育無償化が国の負担となった。匿名を条件に維新の国会議員がこう話す。

 「維新としてはとてもラッキー。これまで大阪府が負担していた290億円を国が肩代わりしてくれる。おまけに、片足は自公政権に突っ込んだようなものですからね。これまで吉村代表は『自民党とは組まない』と言っていたが、うちは多くが元自民党から維新に参加したという国会議員が中枢を占めるので、喜んでいる人が多い」

 だが、それだけで終わらないのが永田町だ。3月10日、NHKの世論調査では石破内閣の支持率が36%と2月の調査と比較して8%も下落。その後、石破首相の10万円商品券問題が浮上して、朝日新聞の調査では20%台へと急落している。危険水域だ。

 予算案が通過しながらのこの数字。先の3頭会談もあいまって「茂木さんが岸田と麻生の両氏に持ち掛け、会談となってそうだ。無役の茂木さんにとっては現状が我慢ならない。石破総理は麻生さんに気遣い、自民党の最高顧問のポストを用意した。しかし、麻生さんは昨年9月の総裁選で高市早苗を推すほど石破総理を嫌っている。3頭会談は、茂木さんの復権とポスト石破への模索がはじまっている証拠だ」(前出の大臣経験者)

 そこで想定されるのが、商品券問題を受けて現実味を帯び始めた「解散総選挙」のタイミングだ。永田町では4月の予算成立直後、もしくは夏の参議院選挙とあわせた衆参ダブル選挙かと、ウワサになっている。

 在任64日間と短命に終わった1994年の羽田孜内閣以来、30年ぶりの「少数与党」となっている石破政権。現状では、石破首相が支持率をアップさせる方策を見出だせる可能性は低い。

 「自民党内では、今回の参議院選挙は1人区で多く勝てると見込んでいる。ただ、負けるとなれば総理の不人気が原因になるという見方が大半です。そこに今のような解散風が吹くと、選挙の顔が石破首相では勝てないとして退陣に追い込まれるでしょう。とりわけ、私のように前回の衆院選で復活当選のした議員は、より声を大きくすることになる」(前出のA氏)

 騒がしくなってきた永田町で自民党が仕掛けているのは、維新分裂作戦。予算案への賛成を巡っては、本サイトで報じてきたように維新内部で論議が紛糾した。吉村代表や前原氏と距離を置く馬場伸幸前代表のグループ―ー維新の本流である大阪組と対立するグループーーが反発しているからだ。

 「誰をトップに据えるべきか。党が割れるんじゃないか。そんな話ばかりがよく出ます。ただ、この人ならという人物がいないことと、吉村代表にカリスマ性や発信力があるため、馬場グループのみんなが周りを見ている状況でしょう。ただ、4月に開幕する大阪・関西万博がこければ、一気に雪崩を打って新党結成になびく可能性あります」(前出の維新議員)

 事実、自民党からも次のような声が聞こえてくる。

 「国民民主党は労組の力が強いから割れたりはしない。自公政権に入るにも労組が大きな障害となる。特定の支持団体がない維新が割れてくれたほうがはるかに取り込みやすい。なんといっても維新はもともとが自民党という議員が多い。壁が低い。少数与党で支持率低迷の石破政権にとっては解散総選挙など打てる手は限られる。維新が割れてくれて一部が自公政権に参加すれば、とりあえず少数与党から脱却して難局を乗り切れる。どこまでそれを仕掛けることができるかが、解散総選挙が早くなるかどうかのポイントだ。商品券問題があるにせよ、3頭会談もそこまで見越してのこと。マスコミに分かるよう、これにみよしがしに会談したことでも、よくわかるはずだ」(自民党の中堅議員)

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・行政 【政治ニュース・政局・自民党と日本維新の会】  2025年03月19日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・04.12】:自民も野党も人材難 突破力がないことが国難

2025-04-19 07:40:10 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・04.12】:自民も野党も人材難 突破力がないことが国難

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【政界地獄耳・04.12】:自民も野党も人材難 突破力がないことが国難 

 ★米ドナルド・トランプ大統領が繰り出す「トランプ関税」をめぐり、首相・石破茂を軸に政府を挙げて対応するための省庁横断での「総合対策タスクフォース」が立ち上がった。これらは11日付で発足。同日の政府の総合対策本部会議でまとまった。首相は「オールジャパンの組織体制を構築する」とした。また米国と対峙(たいじ)する担当閣僚に経済再生相・赤沢亮正を任命。官房長官・林芳正とともに共同議長とした。当初「そんな大役、初入閣の赤沢に務まるのか」といった声が党内外から聞こえたが、国務大臣ながら官邸内に執務室がある首相側近の赤沢で進め、当初言われた前幹事長・茂木敏充や元経産相・斎藤健らの起用を見送った。

 ★そもそも彼らなら何ができるというのか。トランプは予測不能でセオリーが通用しない政治家で、タフネゴシエーターの実績があったり官僚として日米交渉の経験があるから能力があるとは言い切れない。来週、米スコット・ベッセント財務長官と会談予定の赤沢は水面下で茂木との面会を画策。当初は茂木も構えたものの「赤沢は随分、茂木に厳しく鍛えられたから会いたくないはず。先輩風を吹かせられるだけ無駄な時間だろう」と党内では赤沢に同情する声もあった。ベテラン議員が言う。「首相の『国難』発言は石破内閣だから国難なのではない。明治以来の官僚体制や55年体制から脱皮できない政界の限界に立ち向かわなければならないときに、立場や縄張り、年次、省益をちらつかせる霞が関や永田町の体質では戦えないということが国難なのだ。石破の代わりに解決策、または解決できる人材がいるなら自民党でも野党でもやってみたらいい」と今まで通りで事なきを得ると思っている人たちの限界が国難だと言っているのだと指摘する。

 ★とにかく自民党にも野党にも人材がいない。そしていずれにも突破力がないことが国難なのだ。無論育成も大事だが、与野党とも党人派、官僚畑、民間、弁護士など多彩な職業のオールジャパンが作れるかが課題だ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年04月12日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【中山知子の取材備忘録・03.02】:国民・玉木雄一郎氏が3・4党代表に正式復帰へ 不倫問題で役職停止から3カ月ぶり 露出も強化

2025-04-07 07:45:20 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【中山知子の取材備忘録・03.02】:国民・玉木雄一郎氏が3・4党代表に正式復帰へ 不倫問題で役職停止から3カ月ぶり 露出も強化

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【中山知子の取材備忘録・03.02】:国民・玉木雄一郎氏が3・4党代表に正式復帰へ 不倫問題で役職停止から3カ月ぶり 露出も強化 

 昨年の衆院選以来、永田町の関心を集めているのが国民民主党。「手取りを増やす」のキャッチフレーズで、物価高に苦しむ国民の手取りを増やすとして。所得税がかからない「年収103万円の壁」の178万円への引き上げを求めて、自民、公明両党との協議を続けてきた。

 SNSで「ラスボス」とも言われた自民党税調会長・宮沢洋一氏の老練な手法に翻弄(ほんろう)され、財源を提示しないことには批判を受け、178万円に引き上げとなれば兆円単位の減税になると地方からは疑問が声も出たり、と、有権者の期待と裏腹に、役所や永田町の風当たりは強かったが、国民民主は衆院選の勢いそのままに、持論は曲げず与党との協議に当たった。

 もちろん水面下の交渉はあったようだが、自前の案は受け入れられなかった。所得税の課税最低限を、一部の人に対する「160万円」として与党側が出してきた案に国民民主側は納得せず、協議はいったん、時間切れ終了に。2月27日の会見では、与党との交渉に当たってきた古川元久税調会長は「衆院選で支待していただいた有権者のみなさへの責任と思って訴えてきましたが…」と、無念さもにじませた。

 この間、公での発信がなかったのが、玉木雄一郎代表だ。昨年の衆院選後の不倫報道問題を受けて12月3日付で役職停止の処分を受け、国会での発信の機会はほとんど封じられてきた。

 その玉木氏がいよいよ、「表舞台」に戻ってくる。昨年末、榛葉賀津也幹事長にインタビューをした際には、「ひな祭りのひな人形をしまった後に、『玉木人形』が出てきます」と表現していたが、昨年12月に受けた役職停止3カ月の処分が明け、その言葉どおり、玉木氏は3月4日にで代表に復帰する。

衆院選前に「正論パンチ」を披露する玉木雄一郎代表(2024年10月11日撮影)
衆院選前に「正論パンチ」を披露する玉木雄一郎代表(2024年10月11日撮影) 

 これまでは代表代行も務める古川氏が玉木氏の役目を担ってきたが、「国民民主党は、よくも悪くも玉木氏の『一枚看板』」(自民党関係者)との指摘もある。躍進した衆院選直後に浮上した不倫問題で、玉木氏や党が受けたダメージはもちろん大きかったが、それでも各種世論調査での党の支持率が急落することはなかった。衆院選と同様、これまで議席を持たなかった大分市議選で議席獲得するなど、地方選挙でも躍進が続いている。

 玉木氏はこの間、地方を回って街頭演説をするなどしてきた。「永田町のユーチューバー」を自任する通り、X(旧ツイッター)や動画での発信も続いたが、ここに3カ月ぶりに「党の顔」としての仕事が正式に復活する。

 不倫報道を受けて、昨年11月11日に開いた謝罪会見では「浮かれた部分があったと思う。反省をしないといけないし、自分を戒めていきたい。冷静さを失った行動だったと思う」と、声を落としながら自省の念を口にした。「年収の壁」引き上げをめぐる与党との交渉は「決裂」ではなく、今後も続く余地が残されているが、ある野党関係者は「代表職に戻ってくる間に、あんなに熱望していた『年収の壁』の3党交渉が終わってしまったのは、ちょっと皮肉としか言いようがない」と口にした。

 昨年の衆院選前には「ひとことで言えば、政治家は税金を払え、国民には減税しましょうと。今はそれが逆になっている。政治家は脱税まがいの裏金づくりをして、国民に重い税負担、社会保険料負担をずっと求めている。この政治を変えないと国民は浮かばれない」と訴えていた玉木氏。表舞台から消えていた間に、景色が変わってしまった永田町のリアルな舞台で、これからどう立ち回っていくのか。夏には東京都議選や参院選もある。与野党の関心は低くはない。

 関係者によると、玉木氏は3月4日以降、露出の機会をどんどん増やしていくそうだ。【中山知子】(ニッカンスポーツ・コム/社会コラム「取材備忘録」)

中山知子の取材備忘録

 ■中山知子の取材備忘録

 ◆中山知子(なかやま・ともこ) 日本新党が結成され、自民党政権→非自民の細川連立政権へ最初の政権交代が起きたころから、永田町を中心に取材を始める。1人で各党や政治家を回り「ひとり政治部」とも。現在、日刊スポーツNEWSデジタル編集部デスク。福岡県出身。青学大卒。 

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・コラム・「中山知子の取材備忘録」】  2025年03月02日  11:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:「#維新のせい」 世論調査から見た背景と、自民の野党分断策

2025-04-07 00:10:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政局】:「#維新のせい」 世論調査から見た背景と、自民の野党分断策

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:「#維新のせい」 世論調査から見た背景と、自民の野党分断策 

 日本維新の会が自民党、公明党と、高校の授業料無償化などに関する修正を加えた2025年度予算案についての合意文書に署名した2月25日の翌日、「#維新のせい」がX(ツイッター)でトレンド入りした。「維新のせいで減税が消えた」「維新絶対に許さない」――SNS(交流サイト)上では、維新への攻撃的な書き込みが繰り返されている。何が起きているのか。3月に実施した毎日新聞の世論調査から考察する。

 

衆院本会議で立憲民主党の代表質問を聞く国民民主党の玉木雄一郎代表(奥左端)と日本維新の会の前原誠司共同代表(同右端)=国会内で2024年12月3日午後2時7分、平田明浩撮影

衆院本会議で立憲民主党の代表質問を聞く国民民主党の玉木雄一郎代表(奥左端)と日本維新の会の前原誠司共同代表(同右端)=国会内で2024年12月3日午後2時7分、平田明浩撮影

 「#維新のせい」は、高校の授業料無償化を巡る自民、公明、維新の協議に進展があるたびにSNS上に登場していた。維新が主張する高校の授業料無償化が予算案に取り入れられる一方で、国民民主党が主張する「減税策」は実現できなくなった、という趣旨の書き込みがほとんどだ。維新支持層と国民民主支持層の「分断」がうかがわれる。

 ◆維新・国民民主支持層の政策評価と内閣支持率

 両党の支持層は、お互いの支持政党が主張する政策に対してどう思っているのか。所得税がかかり始める「103万円の壁」を巡っては、国民民主が主張する一律178万円までの引き上げとはならず、所得に応じて壁を見直して多くの人が年2万円程度の減税になる制度に決まった。

 調査でこの減税について評価するか尋ねたところ、…

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 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・自民党・日本維新の会・世論調査】 2025年04月06日  15:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:【内閣不信任案出さぬ立民】:石破政権延命に手を貸す

2025-04-05 05:02:00 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:【内閣不信任案出さぬ立民】:石破政権延命に手を貸す

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【高橋洋一氏・政治経済ホントのところ】:【内閣不信任案出さぬ立民】:石破政権延命に手を貸す

 立憲民主党の野田佳彦代表は16日、石破茂首相が自民党衆院1期生との会食に際して10万円分の商品券を配った問題を巡り「徹底して説明を求める。内閣不信任決議案提出や退陣を求める声があるが、私は簡単に求めない」と述べた。立民の商品券配布への対応、支持率が伸び悩む要因について考えたい。 

 2月25日に自民党、公明党、日本維新の会の3党合意で2025年度予算を修正したのが、石破政権の絶頂期だっただろう。  

 予算は3月4日に衆院を通過したが、その前日の3日、首相公邸で石破首相は新人議員15人と会食し、10万円の商品券を配った。おそらく少数与党でも衆院で予算を通過できるという高揚感に満ち満ちていたのだろう。自慢話も出ただろうが、油断があったに違いない。 

 会食には林芳正官房長官も同席していたというから、衆院予算通過の「前夜祭」の雰囲気ではなかったか。油断大敵、好事魔多しとは、こういうことだ。さらに石破政権のミスは続いた。  

 3月7日には高額療養費引き上げの凍結を表明した。これで予算は参院での再修正が不可避になった。それに加えて同17日には各紙の世論調査が出て、商品券問題で石破政権の支持率は急落した。 

 本来であれば、参院での予算修正により、徹底審議が可能で、予算の年度内成立を阻止するのは容易だ。しかし、衆院予算委員長を出している立民の動きは鈍い。予算の年度内成立に協力しているとも見える。さすが、野田代表が財務省に近いと言われている政党である。  

 これは結果として石破政権の延命に手を貸している。国民民主が年収の壁問題で妥協せずに自公政権と対峙(たいじ)している姿とは好対照だ。国民民主の支持率は40歳代以下では自民より上でトップだ。結果として石破政権の支持率が低下しているにも関わらず、立民の支持率アップにはつながっていない。 

 25年度の活動計画を見ても、既に通称使用が社会的に浸透してきたにもかかわらず選択的夫婦別姓を推奨したり、ジェンダー平等を推進したりするなど左派色が強いものが多い。  

 しかも、立民の今の執行部は野田代表も小川淳也幹事長も増税色が強く、減税を打ち出せていない。この辺りも現実路線を取り切れておらず、支持率が伸び悩んでいる一因だろう。

 ■(たかはし・よういち=嘉悦大教授)

 【関連記事】

 元稿:北國新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【コラム・連載「政治経済ホントのところ」】  2025年03月29日  05:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・03.28】:政界再編の足音が聞こえる 石破首相と森山幹事長の腹は野党との大連立

2025-04-04 07:40:10 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・03.28】:政界再編の足音が聞こえる 石破首相と森山幹事長の腹は野党との大連立

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【政界地獄耳・03.28】:政界再編の足音が聞こえる 石破首相と森山幹事長の腹は野党との大連立 

 ★首相・石破茂は25日、公明党代表・斉藤鉄夫に25年度予算案の成立後に「強力な物価高対策を打ち出す」と発言。野党からは「参議院での予算案の審議中に追加の物価高対策のプランが出るなら予算案に組み込め」と相変わらず、時と場所と言い方に気配りのない発言で火種を増やした。確かに与野党ともに予算が通れば夫婦別姓問題などで党内問題に頭を悩ます首相だが、配慮とスマートさに欠ける。

 ★一方、野党も参院対策にかじを切る。普段は仲の悪い兄弟といったところの立憲民主党と国民民主党は、ことごとく対立を繰り返すが、連合が仲介すると極めて物分かりの良いいい子ちゃんに変身する。連合と両党は政策の基本合意を受け選挙協力に弾みがつくか。野党議員が言う。「両党を立憲を左派、国民を右派とみるのは一部の連合幹部だけだ。国民は旧民社協会の流れはあるものの、そこまでイデオロギーが強くない。立憲も最大グループと言われた左派『サンクチュアリ』が昨年の代表選以来パワーが落ち、消費税減税も言えず求心力が衰えている。今、立憲内は消費税減税派か否かの方がわかりやすい。では両党と自民党は政策的にどれほどの隔たりがあるのか。そこに日本維新の会を加えても、議員と政党の色合いは大して変わらない。自民党には右派とその支持層がいるが、なんでものみ込む自民党は過去に天敵だった社会党を首班に取り込み『自社さ』政権をやる権力優先のエネルギーがある。自民、立憲、国民、維新、公明は多少の温度差はあってもさほど違いはない」。

 ★この4党は参院選挙に突入してそれぞれの議席拡大にまい進するだろう。だが衆院の数が足りないのは依然変わらない。政界関係者は「石破と自民党幹事長・森山裕の腹はこの4党の大連立だろう。野党幹部もある程度承知。無論、立憲と維新からは党を割る議員も出るだろうし、今後の選挙区調整も大変だ。連立の大義はトランプ政治を含め内外の“今まで通りにはいかないであろう激動の状況に政治が国を挙げて向き合うため”といったところか。政界再編になるだろう」。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年03月28日  07:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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