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●ウソを強要され、追い詰められていった赤木俊夫さん…決裁文書改竄を強要、さらに《検査院に対して、うその説明を重ねるよう強いられ、追い詰め…》

2025年07月11日 00時00分32秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


 (20250626[])
夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」。《刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情…》。安倍昭恵氏や《財務省幹部や安倍元首相を守るため、赤木さんらが理不尽な使われ方をしていたことは明白だ》(HUNTER)。《当時の会計検査院への対応について、財務省は「不適切で問題のある対応だった」》(NHK)と言うのならば、当時の麻生太郎財務相や佐川宣寿理財局長、安倍昭恵氏やスガッチ最低の官房長官を証人喚問すべきだ。
 赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。

 NHKの記事【森友文書 改ざん後も うそを重ねるよう強いられた経緯明らかに】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250625/k10014843971000.html)によると、《近畿財務局の職員が決裁文書の改ざんの後も、会計検査院の検査に対してうその説明を重ねるよう強いられ追い詰められていった詳しい経緯が初めて明らかになりました。森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した職員の妻に、今月、開示された9000ページ近くの文書を分析しました》。

   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》
   『●森友文書欠落…《4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、
     なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのか》?

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250625/k10014843971000.html

森友文書 改ざん後も うそを重ねるよう強いられた経緯明らかに
2025年6月25日 18時37分

近畿財務局の職員が決裁文書の改ざんの後も、会計検査院の検査に対してうその説明を重ねるよう強いられ追い詰められていった詳しい経緯が初めて明らかになりました。

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した職員の妻に、今月、開示された9000ページ近くの文書を分析しましたた。


目次
 ・財務省本省からのメールには「不要なものを抜いております」
 ・赤木さんが記録したノートには追及されていたとみられる内容が
 ・財務省「不適切で問題のある対応だった」
 ・会計検査院 2回にわたり検査も値引きの妥当性 結論出せず



    クローズアップ現代 徹底検証 森友文書開示(2)浮かび上がる新たな闇
    
森友文書 財務省が2回目の開示 改ざんの詳しい経緯が焦点


森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは、財務省が検察に任意で提出した関連文書の開示を求め、今月11日、赤木さんが手元でとりまとめていたとみられる文書など、あわせて9000ページ近くが開示されました。

大阪豊中市の国有地が8億円余り値引きされて学園側に売却されていた問題は2017年2月に発覚し、財務省内で決裁文書の改ざんや、学園との交渉記録の廃棄が進められましたが、その後、国会の要請を受けて値引きが適正だったかどうかを調べる会計検査院の検査が行われました。


財務省本省からのメールには「不要なものを抜いております」

近畿財務局に対する検査院の実地検査は2017年4月から始まり、赤木さんらが対応していましたがその前の3月25日、財務省本省から近畿財務局側に送られたメールには「今後、会計検査など外部に提出する可能性のある文書セットの案を送ります。不要なものを抜いております」などと書かれていて、検査院に極力、資料を提出しないよう求めています

これに対し、近畿財務局側が2日後に財務省本省に送ったメールには「この資料で会計検査院への説明は到底できない状況まで書類が削られています」「現場としてご指示通りの処理はできません」などと記されていて、財務局側が本省の指示に抵抗感を示し、検査院から求められる資料は提出するべきだと訴えていたことが分かります。

しかし、実地検査初日の4月11日のメールでは、財務省理財局の幹部の見解として「1年を超えて保有する面会記録は『存在しない』」という対応方針が財務局内で改めて共有されていて、前後のメールのやりとりからは、記録が残っていてもないものとして対応するよう財務省本省が念押ししていたことがうかがえます。


赤木さんが記録したノートには追及されていたとみられる内容が

今回の開示文書には、赤木さんが検査院の実地検査に対応した際のやりとりなどについて、自筆で記録したノートも含まれていましたが、ノートには実地検査の際に検査院から「答えられないものがあるのか? 裏があるのか?などと追及されていたとみられる内容が記されていました。

そして実地検査が終わったあとの4月20日には
▽公用文書毀棄罪を定めた「刑法258条」や
▽刑事告発について定めた「刑訴法239条何人も告発できる」という記載もありました。

今回、開示された文書からは赤木さんが決裁文書を改ざんさせられたあとも検査院に対して、うその説明を重ねるよう強いられ、追い詰められていった実態が浮き彫りになっています。


―――――――――――――――――――――
一連のメールやノートの内容を確認した妻の雅子さん

「夫は自宅で、『自分は犯罪者だ、犯罪行為に手を染めてしまった』と言っていました。本当に悩んでいたのは、こういうことだったんだとわかりました改ざん以外にもうそをつかないといけないことがあったと知って、つらい思いをしていたんだと思います」
―――――――――――――――――――――


財務省「不適切で問題のある対応だった」

―――――――――――――――――――――
当時の会計検査院への対応について、財務省は「不適切で問題のある対応だった」としたうえで「赤木俊夫さんという、高い志と倫理観を持ち、真面目に職務に精励していた方が、公務に起因して自死するという結果に至ったことについて、心よりお詫びを申し上げるとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」としています。
―――――――――――――――――――――


会計検査院 2回にわたり検査も値引きの妥当性 結論出せず

森友学園に国有地が8億円余り値引きされて売却された問題で、会計検査院は2017年と2018年の2回にわたって検査しましたが、値引きの妥当性について結論を出せませんでした

大阪豊中市の国有地が地中のごみの撤去費用などとして8億円余り値引きされて売却された問題が2017年2月に発覚したあと、会計検査院は国会の要請を受けて値引きの妥当性について検査しました。

しかし、財務省は検査院から求められた学園側との交渉記録は存在しないなどとして意図的に提出しませんでした

この年の11月、検査院は検査結果をまとめた報告書で「値引き額の算定方法には十分な根拠が確認できない」と指摘した一方、適正と考えられる値引き額については、資料が保存されていないため「検証が十分に行えない」として盛り込みませんでした。

その後、2018年3月に財務省の決裁文書が改ざんされていた問題が発覚します。

財務省はこの年の6月に公表した内部調査の報告書で、検査院への対応について「廃棄されずに残された応接録の存在を明かさず、改ざん後の決裁文書を提出したことは、不適切な対応だ。国権の最高機関である国会との関係でも、問題のある対応だったと言わざるをえない」と総括しました。

これを受けて検査院は、財務省が公表した学園側との交渉記録などをもとに再び検査を行いましたが、値引きの妥当性については結論を出せず、報告に盛り込みませんでした

一方で、決裁文書の改ざんについては「実際に行われた会計経理の意思決定の経緯などを正しく把握できなくなったことは検査に支障を生じさせた」と批判しました。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》
   『●森友文書欠落…《4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、
     なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのか》?

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●森友文書欠落…《4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのか》?

2025年07月10日 00時00分12秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(20250621[])
欠落した森友文書…情報公開クリアリングハウス ➙ 田中真紀子氏 ➙ 辰巳孝太郎議員。第1回公開時、欠落した森友文書はどうなっていたのか? なぜ、財務省などから〝その部分がごっそりと検察に任意提出されなかったのか? 《土地取得の交渉の過程で森友学園の籠池泰典理事長が安倍首相夫人の安倍昭恵さんと籠池夫妻の3ショットの写真を見せた2018428日前後の文書が丸ごと抜け落ちていた》(ビデオニュースドットコム)。「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放ったが故に、何を彼ら、彼女らはやったのか? 当時の麻生太郎財務相や佐川宣寿理財局長、アベ様やスガッチ最低の官房長官はどう関与? やはり、昭恵氏、佐川宣寿元理財局長、スガッチ元最低の官房長官、谷査恵子氏ら、国会にご招待すべきなのでは?
 腐敗国家へのトリガー。《財務省が一番隠したかったのは、やっぱり昭恵さんを巡る文書だった》《抜き取られた文書はどこにあるのか誰がどういう判断で抜き取ったのか、財務省が説明すべき新たな問題が浮上した》(相澤冬樹さん)。

   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》

 (共同通信、2025年5月23日)《学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことに関し、欠落部分とみられる資料が別の公開請求で過去に開示された文書に含まれていたことが23日、分かった。請求したNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が明らかにした》。
 神保哲生さんのビデオニュースドットコムの記事【赤木雅子さんに開示された文書から安倍昭恵さんに関する部分が抜け落ちていた理由/ディスクロージャー (第31回) 三木由希子神保哲生】(https://www.videonews.com/disclosure_discovery/31)によると、《日本ではなかなか動いてくれない役所を動かすために政治家に陳情すること自体は珍しいことではないが、そうしたことによって行政が歪められないためには、政官の接触があった時はその記録をしっかり残し、請求があればその過程を開示することで、政官の癒着を国民の不断の監視の下に置くことが重要だと三木氏は指摘する。森友学園問題では政官の接触とその後の行政内部の対応がしっかり記録に残されていなかったことが、事態を不必要に複雑化させ自殺者まで出すこととなった》。

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https://www.videonews.com/disclosure_discovery/31


https://youtu.be/nEgS7BjZqLo


2025年04月22日公開
赤木雅子さんに開示された文書から安倍昭恵さんに関する部分が抜け落ちていた理由
ディスクロージャー ディスクロージャー (第31回)
司会 三木由希子 神保哲生


概要

 第31回のディスクロージャーは、4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのかについて考えた。

 公文書の改ざんを強要された末に自殺に追い込まれた近畿財務局元職員の赤木俊夫さんの妻、赤木雅子さんが夫の死の真相を知りたいとの思いから、財務省などが検察に任意提出した文書の開示を求めて争っている裁判で、石破政権が情報公開法第7条に基づき公益上の理由から情報を開示する決定を下したのを受けて、この4月から森友関連文書の開示が始まった。17万ページに及ぶ文書は、3回に分けて開示される予定で、その第1弾となる約2,000ページの文書が4月4日に赤木さんに開示された。

 しかし、NPO情報公開クリアリングハウスの理事長で、自身も別の裁判で森友学園と近畿財務局との交渉記録の開示を求めて係争中三木由希子氏によると、今回赤木さんに開示された文書の中には情報公開クリアリングハウスが既に自身の裁判の中で入手していた交渉関連の重要な文書が含まれていないことが明らかになったという。

 特に、今回赤木さんに公開された2,000ページに及ぶ文書には、土地取得の交渉の過程で森友学園の籠池泰典理事長が安倍首相夫人の安倍昭恵さんと籠池夫妻の3ショットの写真を見せた2018428日前後の文書が丸ごと抜け落ちていたという。

 三木氏は今回赤木さんが公開を求めている文書が「財務省が検察に任意提出した文書」となっているため、財務省が忖度してその部分を検察に任意提出する文書の中に含めなかった可能性が高いと語る。しかし、3ショット写真を見せられて籠池氏が現職の首相夫人と昵懇の関係にあることがわかった後、役所の中でどのような対応が検討され、また写真が特例的な土地取得や学校の認可にどのような影響を及ぼしたのかは、今回公開された文書からは一切確認できなかった

 森友学園問題は、土地が籠池氏側に格安で払い下げられた経緯や、土地を所有していない籠池氏に特例的に学校の認可が下りた背景どのような政治家の関与があったかが大きな争点となっている。特に現職の首相だった安倍氏が国会で、自分や妻が関わっていることが明らかになれば首相も議員も辞めると答弁したことで、財務省は交渉過程を記録した文書を改ざんしてまで、政治家の関与を隠蔽しようとしていた

 また、今回の公開された文書から肝心の箇所が抜けていたことは、財務省側が検察に文書を提出する際に、その段階で既に刑事告発されていた近畿財務局局長や本省審理室長の立場を危うくする恐れのある文書を意図的に隠した可能性もうかがえる。

 日本ではなかなか動いてくれない役所を動かすために政治家に陳情すること自体は珍しいことではないが、そうしたことによって行政が歪められないためには、政官の接触があった時はその記録をしっかり残し、請求があればその過程を開示することで、政官の癒着を国民の不断の監視の下に置くことが重要だと三木氏は指摘する。森友学園問題では政官の接触とその後の行政内部の対応がしっかり記録に残されていなかったことが、事態を不必要に複雑化させ自殺者まで出すこととなった。

 森友学園問題に関して今回開示された文書から何が見えてくるのか。今後開示される予定の文書のどこに注目点があるのかなどについて、情報クリアリングハウス理事長の三木由希子氏とジャーナリストの神保哲生が議論した。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》

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●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》

2025年07月09日 00時00分53秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(20250619[])
刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情…》。安倍昭恵氏や《財務省幹部や安倍元首相を守るため、赤木さんらが理不尽な使われ方をしていたことは明白だ》(HUNTER)。
 赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。

   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?

 《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る。赤木俊夫さんの「私物」を、国は、何故に後生大事に今まで隠し持っていたのか? その存在も明かすことなく。《財務省文書が示す隠ぺいの実態》の一端が公開されることを怖れたか?
 HUNTERの記事【【森友学園事件】「AKAGI NOTE」他9,000ページの財務省文書が示す隠ぺいの実態】(https://news-hunter.org/?p=27216)によると、《今月11日、安倍晋三元首相の関与も疑われた森友学園の問題で、公文書改ざんを余儀なくされ自ら命を絶った赤木俊夫さんの妻・雅子さんが開示を求めていた財務省の内部文書約9,000ページが開示された。文書の中に含まれていた「AKAGI NOTE 2017.4.17 Fri」という赤木さん直筆のノートには、当初9億円以上の価値だった国有地が8億円に減額になったことを「8億は引き過ぎ」「刑訴法239 何人も告発できる刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》


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https://news-hunter.org/?p=27216

【森友学園事件】「AKAGI NOTE」他9,000ページの財務省文書が示す隠ぺいの実態
2025/6/18 AKAGI NOTE, 安倍晋三, 森友学園問題, 籠池泰典, 財務省, 赤木俊夫さん, 近畿財務局, 隠ぺい

今月11日、安倍晋三元首相の関与も疑われた森友学園の問題で、公文書改ざんを余儀なくされ自ら命を絶った赤木俊夫さんの妻・雅子さんが開示を求めていた財務省の内部文書約9,000ページが開示された。文書の中に含まれていた「AKAGI NOTE 2017.4.17 Fri」という赤木さん直筆のノートには、当初9億円以上の価値だった国有地が8億円に減額になったことを「8億は引き過ぎ」「刑訴法239 何人も告発できる刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた。


◆   ◆   ◆


開示された文書には、財務省が「ウソ」を公表するよう命じていたことが分かる記述もある。

2017年3月2日に赤木さんが送信したとみられるメールには、《週刊SS一般向け対応案》という件名が打たれている。森友学園への国有地売買について取材していたある週刊誌が財務省に対し、鳩山邦夫元総務相(故人)の事務所スタッフと財務省職員が面談した際、“口利きがあったのではないか”と質問していることについての対応を記したものだ。

メールには《一般国民からの苦情照会に対する回答案》という文書(*下の画像参照)が添付され、《答 記録がないので、わかりません》《答 森友学園の国有地取得に要望にあたり、政治家や政治家の秘書から口利きを受けたことはありません》と「想定問答」がある。だが、開示された他の資料には、2010年8月に《【来訪】鳩山邦夫衆院議員〇〇秘書、籠池泰典氏 (当方) 近畿財務局第一統括松本統括官》と面談した時の記録が残っている。取材や国民に対して、平然と「ウソ」をつこうとしている財務省の悪辣な姿勢がうかがえる。


画像https://news-hunter.org/wp-content/uploads/2025/06/%E8%B5%A4%E6%9C%A8%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%93.jpg


2017年3月17日に作成された《応接メモ》には、近藤昭一衆議院議員と財務省とのレクでのやり取りが記されている。近藤氏は《資料要求している売買契約に至るまでの一連の文書の中に、取得要望書があると思うが、森友学園が提出した設立計画書などに「安倍晋三」「安倍昭恵」「〇〇記念学園」などの記載があるのではないか》と問い、籠池氏が安倍元首相らの名前を使って「圧力」をかけた可能性があるのではと聞いている。その後、安倍元首相、昭恵夫人と籠池氏との深い関係が明らかになったのは周知の通りだ。

メモの最後には《(注)(近藤氏の)秘書より地元事務所を通じて近畿財務局に「売買契約に至るまでの一連の文書」の開示請求を既に行っているとの発言あり。その際、議員事務所名を使用していない模様》と注意書きがある。財務省国有財産企画課の担当者は《近藤議員は愛知選挙区ですので、名古屋市または愛知県の住所にて開示請求している者がおりましたら、開示請求書の写しの提供をお願いいたします》と赤木さんや近畿財務局の担当者にメールを送信していた(*下の画像参照)。


画像: https://news-hunter.org/wp-content/uploads/2025/06/%E8%B5%A4%E6%9C%A8%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%92.jpg


国、地方自治体を問わず、同じ役所内であっても他の関係者に情報公開請求者の個人情報を漏らすことはご法度。だが財務省の上層部は、出先の近畿財務局などに、請求者の情報を漏えいするよう求めているのである。開いた口が塞がらない。

「AKAGI NOTE」や漏えいを促すメールを見ると、財務省が国民のためではなく、自分たちの保身のために動いていたことが明白だ赤木さんが「圧力」によって身動きがとれなくなった結果、心神に支障をきたして自ら命を絶つに至った苦境が十分にうかがえる。

その赤木さんや他の担当者の様子を知っていた近畿財務局の幹部は、田村嘉啓国有財産審理室長(当時)に、本省の理不尽な要求によって《統括ラインが倒れかけている》《本日は7時退社、土日の出社はなしということにしたいと考えております》と休暇を懇願している。過酷な勤務状況だったことは、本省から「2017年3月24日午前1時20分」に近畿財務局の赤木さんらにメールが送信され、赤木さんの上司が「午前1時49分と1時52分」に返信したメールの記録からも分かる。異常な時間帯に、仕事をさせていたということだ。

財務省幹部や安倍元首相を守るため、赤木さんらが理不尽な使われ方をしていたことは明白だ。財務省は、今回開示された文書を出すことをずっと拒んできた。裁判所の命令に従うしかなかったのだが、開示が決まって出てきたのは9,000ページという膨大な資料。内容は、隠してきたものの枚数以上に重いものだった
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書不開示は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?

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●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》

2025年06月16日 00時00分28秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(20250613[])
《佐川氏…証人喚問》を。そして、やはり関連文書はあった!

   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友

     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》

 日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/真相から逃げる伊藤豊元秘書課長に「佐川局長の指示はあったんですね?」と直撃すると…】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372786#goog_rewarded)によると、《佐川氏については前回のこの委員会で立憲民主党の川内博史議員が証人喚問を行うよう求めている。その扱いについて協議が行われたが、自民党側はすでに退職して民間人になっているなどとして同意せず、結論は見送られた》。

 そして、赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。
 NHKの記事【森友文書 財務省が2回目の開示 改ざんの詳しい経緯が焦点】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014831751000.html)によると、《森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員の妻に11日、関連文書の2回目の開示が行われました。職員が自筆で記録を残していたとみられるノートなど、あわせて9000ページ近くが開示されました》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372786#goog_rewarded

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
真相から逃げる伊藤豊元秘書課長に「佐川局長の指示はあったんですね?」と直撃すると…
公開日:2025/06/04 15:30 更新日:2025/06/04 15:30

     (真相から逃げる(財務省の伊藤豊元秘書課長)/(C)日刊ゲンダイ)

 総額247億円もの不正融資が明らかになったいわき信用組合。加藤勝信財務・金融大臣は3日の会見で「いまだに真相をつまびらかにしようという姿勢がないのは大変遺憾で、猛省を求めたい」と述べた。だがそもそも財務省自身が、森友事件で“真相をつまびらかにする姿勢がない”ではないか。それを象徴する場面が、会見後の衆議院財務金融委員会であった。

 不正融資問題で答弁に立つ金融庁の伊藤豊監督局長は、森友事件の公文書改ざんを巡り、財務省秘書課長として調査報告書の取りまとめにあたった。報告書では佐川宣寿理財局長(当時)が政治家関係者について記載のある文書を外に出すべきではなく、最低限の記載とすべきであると反応した」とされている。

 共産党のたつみコータロー議員は「反応というのは指示したということですね」と伊藤氏に繰り返し確認を求めた。しかし伊藤氏は自席で微動だにせず答えるそぶりを見せない。代わりに窪田修理財局長が「あくまで報告書に記載の通り」と繰り返し、加藤大臣も同じ見解を示す。

 そこでたつみ議員は、事件で命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんの自宅を伊藤氏が訪ねて説明した際の音声データから、伊藤氏が「佐川局長の指示とはっきり述べている事実を示し、「指示があったんですね?」と念押しした。だが伊藤氏は相変わらず答弁に立たず、自分に関係ないかのごとく振る舞った。


財務省は「おまいう」

     (8年前(2017年)に赤木さん宅を訪れた際の香典(提供)筆者)

 委員会後、伊藤氏が外に出たところで私は声をかけた。

「伊藤さん、相澤です、お久しぶりです」

 私は5年前に2度、伊藤氏を自宅近くで取材したことがある。伊藤氏はこちらを見て表情を硬くすると、そばにいた衛視の人たちに「お願いします」と私を排除するよう求めた。「佐川さんの指示はあったんですね?」という問いには答えず、足早に立ち去った。

 佐川氏については前回のこの委員会で立憲民主党の川内博史議員が証人喚問を行うよう求めている。その扱いについて協議が行われたが、自民党側は「すでに退職して民間人になっているなどとして同意せず、結論は見送られた。

 このように真相解明に向き合おうとしない自民党や財務省が、不正融資の金融機関のことを「真相をつまびらかにしようとしない」などと批判する資格があるだろうか?

 古くから「まず隗より始めよ」と言う。まず自らの問題をつまびらかにすべきだ。加藤大臣は自分の発言が「おまいう」だと気付かないのだろうか?
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014831751000.html

森友文書 財務省が2回目の開示 改ざんの詳しい経緯が焦点
2025年6月11日 21時21分

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員の妻に11日、関連文書の2回目の開示が行われました。

職員が自筆で記録を残していたとみられるノートなど、あわせて9000ページ近くが開示されました。


目次
 ・“赤木ノート” 記されていたのは
 ・改ざんの経緯は

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは、財務省が検察に任意で提出した関連文書の開示を求め、ことし4月、国有地の売却をめぐる学園側との交渉記録など、2200ページ余りの文書が開示されました。

これに続いて11日、関連文書の2回目の開示が行われ、雅子さんが弁護士とともに財務省を訪れて文書を受け取りました。

開示されたのは、国有地が8億円余り値引きされて学園に売却されていたことが明らかになってから決裁文書の改ざんに至るまでに、赤木さんが携わっていた業務に関するメールや応接録、手元でとりまとめていたとみられる文書など、あわせて9000ページ近い文書です。

この中には赤木さんが会計検査院とのやりとりなどの業務について、自筆で記録を残していたとみられるノートも含まれています。

ノートには、「8億の減額は損害賠償に近い」、「8億は引きすぎ」などと巨額の値引きを疑問視するような内容も記されていました。

また財務省は、4月に開示した際に欠落していた74件の文書のうち10件が今回、開示された文書に含まれていることを明らかにしました。

財務省は今後、ことし8月をめどに、赤木さん以外の担当者の手元の記録の一部を開示することにしていて、来年3月をめどに主要な文書の開示を終えたいとしています。


赤木雅子さん「返してもらえて胸がいっぱい」

財務省で開示された文書を受け取ったあと、赤木雅子さんは「“赤木ノート”をいま、受け取ってきました。ノートを丁寧に包んでくれていて、夫が初めて財務省に大事にしてもらえていると思いました」と話しました。

ノートの表紙には「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。

また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」と話していました。


―――――――――――――――――――――――――――
“赤木ノート” 記されていたのは

新たに開示された文書の中には近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが会計検査院とのやりとりなどの業務について、自筆で記録を残していたとみられるノートも含まれています。

森友学園に国有地がごみの撤去費用などとして8億円余り値引きされ売却された問題をめぐっては、2017年3月以降、会計検査院が検査を行いました。

B5版のノートの表紙には「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付とともに書かれていて、50ページ余りにわたって赤木さんの自筆とみられる文字が記されています。

中には
ほんとうに9.9Mまで埋まっていたか不明確
「8億の減額は損害賠償に近い」
「国が全体まで賠償しなければならないのか」
8億は引きすぎ
「損害賠償される可能性(おそれ)→エビデンス=ない」などと、8億円余りの巨額の値引きを疑問視するような内容も記されています。

このノートは、決裁文書の改ざんや記録の廃棄が行われたあとに使っていたとみられ、中には公用文書毀棄罪を定めた「刑法258条」という記載や、刑事告発について定めた刑事訴訟法239条について記したとみられる「刑訴法239条何人も告発できる」という記載もありました。
―――――――――――――――――――――――――――


赤木さん「心が乱れているのがわかるような気がする」

赤木雅子さんは、「AKAGI NOTE」と書かれたノートや開示された文書に目を通したあと、取材に応じました。

雅子さんは「夫のメモがたくさん出てきて、夫が残したものなんだなと最初に感じました。改ざんしたあとのもので、字がすごく乱れていて見にくいですが、後半にかけてもっともっとひどい字になっています。心が乱れているのが、すごくわかるような気がします」と話しました。

そのうえで「夫は『自分は犯罪者だ』と何度も言っていました。夫が残した文書やノートをやっと手に入れたので、読み解いて、夫に何が起きたのか、なんでこんなことをしなければならなかったのか、そして、どんな気持ちになっていたのか知りたいです」とノートを手にしながら話していました。


弁護団「どのように俊夫さんが追い込まれたかわかる可能性ある」

文書を受け取ったあと、赤木雅子さんの弁護団が大阪市内で会見を開きました。

生越照幸 弁護士は、「まだ文書を精査できていませんが、近畿財務局にいた俊夫さん側から見た改ざんなどの問題が読み取れるもので、財務省本省側のことはわからないのではないかと思っています。ただ、近畿財務局側の緊迫した様子は非常に伝わってくるので、そこで何か新しい事実が出てくるのか、そして、どのようにして俊夫さんが苦しい状況に追い込まれたのかがわかる可能性はあると思っています」と話していました。


加藤財務相“欠落していた74件の文書のうち10件が含まれている”

加藤財務大臣は記者団に対し、「きょう9000ページ弱の文書をご遺族にお渡しした。文書の中には赤木さんが自筆で記録を残していたと思われるノートもあり、その写しも開示した。引き続き、少しでもご遺族のお気持ちに寄り添えるよう、誠意をもって丁寧な説明に努め、鋭意作業に取り組む」と述べました。

また、加藤大臣は、4月に開示した際に欠落していた74件の文書のうち10件が今回、開示された文書に含まれていることを明らかにしました。

その上で今後、8月をめどに、赤木さん以外の担当者の手元の記録の一部を開示するなどして、来年3月をめどに主要な文書の開示を終わらせるよう作業を行う考えを示しました。


財務省 決裁後に資料差し替え“不適切な行為が新たに確認“

財務省は、森友学園の関連文書の開示作業を進める中で、8年前に学園に関する別の情報公開請求に対応した際、不開示決定の決裁文書の参考資料を決裁後に差し替える不適切な行為が新たに確認されたと明らかにしました。

平成29年に行われた森友学園関連の文書の情報公開請求で、財務省は、その年の3月に文書不存在を理由として不開示の決定を行いました。

財務省によりますとこの不開示決定の決裁文書には参考資料が添付されていましたが、決裁後に別の資料に差し替えられたことが今回の開示作業の過程で新たに確認されたということです。

参考資料には、情報公開の対象範囲などに関する記載があったということですが、財務省は差し替えの前後でどう変わったのか、具体的な内容は明らかにしていません。当時、財務省では、国会審議で質問につながる材料を少なくする目的で、交渉記録の廃棄を進めていたことや、情報公開請求に対して廃棄されていない記録を「文書不存在などと回答していたことが財務省の調査報告書で認定されています。

財務省は、今回、確認された決裁文書の参考資料の差し替えも一連の問題行為の中で行われたもので不適切な行為だったと説明しています。


―――――――――――――――――――――――――――
改ざんの経緯は

2018年3月、森友学園との国有地の取り引きに関する決裁文書を財務省が改ざんしていたことが明らかになりました。

改ざんは、「貸付決議書」や「売払決議書」など14の決裁文書で行われ
▽当時の安倍総理大臣の妻の昭恵氏や政治家の名前が記された部分
▽「本件の特殊性などと書かれた部分
学園側との事前の価格交渉を伺わせる記述などが300か所以上
 削除されていました

改ざん発覚の5日後、近畿財務局の職員の赤木俊夫さん(当時54)は、改ざんに関与させられたことを苦にみずから命を絶ちました。

3月27日、国会では財務省の佐川宣寿 元理財局長の証人喚問が行われましたが、

佐川氏は▽改ざんへの自身の関与や▽改ざんをいつ、どのように認識したのかは「刑事訴追のおそれがある」などとして証言を拒みました

一方で佐川氏は、安倍氏や妻の昭恵氏、当時、副総理兼財務大臣だった麻生氏、それに総理大臣官邸の関係者から改ざんの指示はなかったと説明したほか、2017年2月に安倍氏が、「私や妻が関係していたら、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことについては、自らの答弁などに影響は与えていないと説明しました。

2018年6月、財務省は内部調査の報告書を発表。

国有地の取り引きをめぐる学園との交渉記録を意図的に廃棄していたことを明らかにしたうえで、佐川氏が決裁文書の改ざんや記録の廃棄の方向性を決定づけたと認定しました。

改ざんや廃棄をめぐっては、大阪地検特捜部が虚偽公文書作成や公用文書毀棄などの疑いでの告発を受理し捜査を進めましたが、佐川氏を含む全員を不起訴としました。

2020年3月、赤木俊夫さんの妻の雅子さんは、何のために改ざんが行われ、なぜ夫が死ななければならなかったのか明らかにしたいと、国などに賠償を求める訴えを起こしました。

この裁判の過程で、2021年6月には赤木さんが職場に残したいわゆる「赤木ファイル」が、一部を黒塗りにされたうえで開示されました。

ファイルには、財務省職員が改ざんを指示するメールなどが含まれていましたが、改ざんの理由などを具体的に示す内容はありませんでした

雅子さんは改ざんの経緯を明らかにするため、財務省が一連の捜査の過程で検察に任意で提出した文書の開示を求める新たな訴えを起こし、国側が敗訴したことを受け、財務省は現在、段階的に開示を進めています。
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「赤木ファイル」とは

2021年6月に開示された「赤木ファイル」は518ページあり、財務省本省の理財局と出先機関の近畿財務局の職員の間でやり取りされたおよそ40通のメールや、改ざんする部分に印をつけた元の決裁文書などが時系列で整理されています。

備忘記録」と書かれた最初のページに、赤木さんは「現場の問題意識として決裁済の文書の修正は行うべきでないと本省に強く抗議した本省理財局が全責任を負うとの説明には納得できず佐川理財局長からの指示の詳細が説明されず不明確なまま、本省からその都度、メールが投げ込まれてくるのが実態本件の備忘として修正などの作業過程を記録しておく」とファイルをまとめた理由を記しています。

ファイルにとじられていた本省からのメールのうち改ざんを最初に指示するものは2017年2月26日に送信されています。

この文面には「削除した方がよいと思われる箇所がある」とした上で、メールには安倍元総理大臣の妻の昭恵氏や政治家の名前などに印がつけられた元の文書が添付されていました。

メールは、何度もやりとりされていて、本省が繰り返し細かな指示をしていたことがみてとれます。

一方、改ざん作業が始まって10日後の3月8日に赤木さんが本省宛てに送ったメールには、「すでに意思決定した文書を修正することに疑問が残る」と書かれていて、改ざんへの抗議の意志が示されています。

3月20日に本省から赤木さんらに送られてきたメールには「局長から現在の国会答弁を踏まえた上で、作成するよう直接指示があったので改めて文書を修正後、局長への説明を行う」と書かれていて、改ざんが佐川元理財局長の指示であることが読み取れます。

ファイルの文書からは、改ざんに抵抗していた赤木さんら現場の職員が本省から一方的に改ざんに関与させられていた状況がうかがえます。

一方で、なせ改ざんを行わなければならなかったのかや、本省と近畿財務局の幹部の間でどのような議論が行われたのかを具体的に示すものはありませんでした。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》

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