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●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?

2018年12月19日 00時00分02秒 | Weblog

[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞2018年12月15日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812170000226.html)。

 《琉球新報「辺野古へ土砂投入 第4の『琉球処分』強行だ」。沖縄タイムス「辺野古 土砂投入強行 自治破壊の非常事態だ」としたが、本土の新聞はどうだろうか。》

 《読売は「辺野古土砂投入 基地被害軽減へ歩み止めるな」、産経「辺野古へ土砂投入 普天間返還に欠かせない」と政府の言い分が書かれていた》…さすが、下足番アベ様の広報紙。相も変らぬアザトイ社説。

 《民意も海に埋める》…法治国家や民主主義国家のやることか? アベ様王国。放置国家、人治国家、独裁国家。辺野古破壊は不可逆、だからこそ、1日でも早く、この愚かな土砂投入を止めさせなければ。アベ様や最低の官房長官らによって埋め立てられた《民意》は、復元できるか? 

 東京新聞の記事【内閣支持率低下「一喜一憂せず」 菅官房長官】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018121702000248.html)によると、《内閣支持率の低下に関しては「一喜一憂せず経済再生、外交、安全保障で成果を出す」と語った》。
 《成果を出す》?? これっぽちも、《成果》のキザシ無し。まさか土砂投入が、番犬様向けの《成果》とでも? それにしても、未だ4割以上の内閣支持率というのは…、ニッポンは大丈夫ですかね?

 東京新聞の記事【「原発凍結」 英の地元感謝 日立に計画撤回呼び掛け続け】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018121702000250.html)によると、《地元アングルシー島の反対住民グループは本紙の電話取材に「本当だとしたら、これ以上ないクリスマスプレゼントだ」と喜んだ。引き続き日立取締役会などに計画撤回を働き掛けていく》。
 トルコへの原発輸出に続き、これも《成果》? 《経団連を引き連れての俯瞰する外交の破綻》…日立も断念、アベ様による原発輸出が《全て暗礁》。イギリスの皆さんにとっては、本当に素晴らしいい《これ以上ないクリスマスプレゼントだ》。

   『●「為替市場だけでなく債券市場も株式市場も事実上、
       官邸が管制塔となって日銀を手先に使って統制・管理…」

 日刊ゲンダイの記事【実感がないのは当たり前 いざなぎ景気超えマヤカシ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243849)によると、《内閣府の景気動向指数研究会(座長・吉川洋立正大教授)の景況感には驚きを禁じ得ない。2012年12月を基点とする景気回復が17年9月まで続き、高度成長期に4年9カ月にわたった「いざなぎ景気」(1965年11月~70年…》。
 あ~、これが《成果》ね。永遠の「道半ば」ですか?、「ズ」抜けたバ「ズ」ーカ達の皆さん。

   『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は 
        返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??
    「沖縄タイムスの記事【沖縄知事「米軍に那覇空港使わせない
     普天間返還「民間施設使用も条件」の衝撃】(…)によると、
     《米軍普天間飛行場返還に緊急時の民間施設使用が条件となっている
     /該当するのは那覇空港だが、翁長知事は「絶対に使わせない」と明言
     /過去、政府から条件の説明はなく、普天閒は返還されない恐れも》」

   『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
              と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~
    「またもや、政府の化けの皮が剝がれた。県民に期待させるようなことを
     言って、時間がたつと手のひらを返す。「話くゎっちー(話のごちそう)」の
     狡猾なやり方は、政府の常とう手段だ。来県した岩屋毅防衛相が
     普天間飛行場の「5年以内の運用停止は難しい」と述べた。「移設作業が
     残念ながら遅れてきたので」と、辺野古新基地に反対する県側に責任転嫁
     までしている》」

   『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
      辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…
    「アサヒコムによると、翌日15日、《名護市辺野古沿岸部の埋め立てが
     始まったことについて質問が飛ぶと、首相は苦笑い》だそうだ(…)。
     呑気なもんだねぇ~。呆れる」
    「《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
     実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」と
     反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、
     返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。
     軟弱地盤の泥沼で、いつまでたっても辺野古破壊は止まず…。
     さらには、那覇空港をヨコセ!、とは一体どんな了見なのか! 
     「ホシュ」なんて名乗るな、山本太郎さんが言うように、
     《保守と名乗るな、『保身』だ》!」
    《だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードを
     つくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである。
       きょう、朝から土砂投入の様子を海上から取材したジャーナリストの
     青木理氏も、こう話す。「…しかしその実態は、一部海域にわずかな土砂を
     入れただけ。むしろ土砂投入を進めるにも問題が山積している状態です。
     …『もう基地建設は止められないんだ』と諦めさせるための、
     たんなる三文芝居なんですよ


   『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
      その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫
    「《期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、
     運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ》…なのに、
     アベ様ときたら。ゴルフなんてやっている場合か? せめて
     《米軍普天間飛行場の運用停止…2019年2月までの実現》してみせよ!」
    「絶対に止められる! 止めなければならない!! 青木理さん
     《諦めさせるための、たんなる三文芝居》と」

   『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
           米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812170000226.html

コラム
政界地獄耳
2018年12月17日9時43分
問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ

★15年4月5日、官房長官・菅義偉との初会談で当時の沖縄県知事・翁長雄志は「移設を粛々と進めるという発言は問答無用という姿勢が感じられ、上から目線の言葉を使えば使うほど県民の心は離れ、怒りは増幅する。官房長官の言葉は、キャラウェー高等弁務官の姿を思い出させる」と述べた。同年9月14日の会見では5回にわたる政府との集中協議が決裂。翁長は対話路線を問うたが、政府から「私の意見を聞いて取り入れようというのは見えてこなかった」と語った。

★志半ばで翁長が病に倒れ、引き継いだ知事・玉城デニーは政府との対話を継続、県議会は辺野古是非の住民投票を決めたが、政府は沖縄に寄り添うとしながらも辺野古土砂投入にかじを切った。翁長が言うようにそれは「問答無用」。そして今までの対話に政府は全く耳を貸さなかった。15日、玉城は辺野古の土砂投入現場を視察し「県として取り得る対抗手段はしっかり講じていく。現場に来ると、この異様さに胸をかきむしられるような気持ちにさせられる」とした。

★沖縄県紙2紙の社説は琉球新報「辺野古へ土砂投入 第4の『琉球処分』強行だ」。沖縄タイムス「辺野古 土砂投入強行 自治破壊の非常事態だ」としたが、本土の新聞はどうだろうか。朝日「辺野古に土砂投入 民意も海に埋めるのか」、毎日「辺野古の土砂投入始まる 民意は埋め立てられない」、東京「辺野古に土砂 民意も法理もなき暴走」、日経「沖縄に理解求める努力を」、北海道新聞「辺野古土砂投入 沖縄の声無視する暴挙」、中国新聞「辺野古土砂投入 取り返しのつかない暴挙だ」。地方紙が危機感を持つのは地方自治を無視して政府が「国民のため」と決め、問答無用の自治破壊を実行する怖さを見たからだ。各紙とも民意を軸に書かれているが読売は「辺野古土砂投入 基地被害軽減へ歩み止めるな」、産経「辺野古へ土砂投入 普天間返還に欠かせない」と政府の言い分が書かれていた。(K)※敬称略
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●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…

2018年12月16日 00時00分00秒 | Weblog

[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]



リテラの記事【辺野古への土砂投入は安倍政権が反対の動きを封じるための“三文芝居”だ! 工事はまだ止められる】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4428.html)。

 《■海上から取材したジャーナリスト・青木理が語る土砂投入の本当の目的 だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードをつくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである》。

 2018年12月14日(金)に、アベ様や最低の官房長官らは、当初の予定通りに辺野古破壊のために土砂投入を行った。「森」や「美ら海」を殺す愚行・蛮行であり、生態系は不可逆的に破壊され行く。
 《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」と反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。軟弱地盤の泥沼で、いつまでたっても辺野古破壊は止まず…。さらには、那覇空港をヨコセ!、とは一体どんな了見なのか! 「ホシュ」なんて名乗るな、山本太郎さんが言うように、《保守と名乗るな、『保身』だ》!
 一体どこが法治国家、民主主義国家なのか? 人治国家・独裁国家。一体どこが基地負担の軽減か? 「本土」は沖縄の皆さんの民意をどこまで踏みにじれば気が済むのか? アベ様や最低の官房長官らは何処まで沖縄をイジメ抜けば気が済むのか。

 アサヒコムによると、翌日15日、《名護市辺野古沿岸部の埋め立てが始まったことについて質問が飛ぶと、首相は苦笑い》だそうだ(https://twitter.com/ActSludge/status/1073861483165962240)。呑気なもんだねぇ~。呆れる。アベ様や最低の官房長官らは、今直ぐ、沖縄に行って自分の眼で辺野古破壊の惨状を確認すべきなのではないか。己の愚行を、辺野古の海に泣いて詫びろ。









 以上は、朝日新聞の紙面(2018年12月15日)から。自らも含めて「本土」は、《自分の街》・喉元を過ぎなければ、何も理解できないらしい。

   『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
        2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に

   『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
                     ~そうさせた「本土」の重い責任~
   『●辺野古破壊: 「いい正月になる」なんて、 
      仲井真氏もアベ様らも猿芝居をしていたんじゃないのか?
   『●普天間移転「空想のような見通し」の結論…
      《いい正月になる》仲井真弘多氏もアベ様らも猿芝居をしていた
    「《「5年以内がまやかしに過ぎないことは、もう誰の目にも明らかであろう。
     政府は米側との協議内容をつまびらかにすべきだ。
     米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
     実現を目指す方針を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ
     と反対していた》。さらに、《5年以内の運用停止は、普天間の辺野古移設に
     向けた埋め立てを仲井真弘多知事が承認する際、政府に実現を
     強く求めた基地負担軽減策の柱だ。知事の要望を受け、安倍政権は
     最大限努力する姿勢を示してきた》そうだ。…それを、いま、アベ様らは
     《まともに対米交渉をしたこともな》く、《政府自らの責任を棚に上げ》し、
     《実現できないのは辺野古新基地建設に反対している知事のせいだ
     責任を転嫁》しているのです。「本土」マスコミは、なぜこの沖縄イジメを
     報じないのでしょう。辺野古や高江の無残な破壊行為を報じないの?」


   『●防衛局(国)が国交省(国)に依頼し、国(アベ様)に
      忖度した審判を下す…ルール無視の出鱈目デキレース
    《だが辺野古新基地の建設工事が順調に進んでも運用開始は約10年後
     といわれる。新基地見直しこそが危険性除去の近道なのに、
     安倍晋三首相が仲井真弘多元知事と約束した「5年以内の運用停止
     協議された形跡がない

   『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は 
        返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??
    「…なぜ、唯一なのか? 普天間の撤収のために、なぜ辺野古が
     破壊されなければならないのか? しかも、辺野古は壊「損」の可能性が
     高いときている。そして、一体、どこが負担軽減なのか?」
    「「普天間移設=辺野古破壊なはず」が無いと訴えてきましたが…
     それどころの話でなくなってきた! 無茶苦茶じゃないか! 
     世界一危険な基地・普天間は返還されない!? 
     辺野古は単なる破壊損なのか??」
    《安倍政権はよく丁寧に説明する」「真摯な対話を心掛けるというが、
     実行されたことはない特定秘密保護法安保法制「共謀罪」法での
     世論軽視森友加計(かけ)問題では疑惑に正面から向き合わないなど、
     いくつも指摘できるが、米軍普天間飛行場の返還条件を巡っても、
     丁寧な説明とは程遠い
    《名護市辺野古の新基地が完成しても、米軍普天間飛行場が
     返還されない可能性が出てきた

   『●辺野古は単なる破壊「損」なのかもしれない…
       アベ様や最低の官房長官による沖縄イジメも「ずっとずっと」
   『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
              と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~
    「さらには、那覇空港をヨコセ!、なんてどこまで図々しいのか!! 
     …沖縄タイムスの記事【沖縄知事「米軍に那覇空港使わせない
     普天間返還「民間施設使用も条件」の衝撃】(…)によると、
     《米軍普天間飛行場返還に緊急時の民間施設使用が条件となっている
     /該当するのは那覇空港だが、翁長知事は「絶対に使わせない」と明言
     /過去、政府から条件の説明はなく、普天閒は返還されない恐れも》。 
     沖縄タイムスの【社説[普天間返還の条件]那覇空港使用は許せぬ】(…)も同様」

   『●『沖縄スパイ戦史』: 「それまで『先生』と島の人たちに
          慕われていた山下が抜刀した」…「軍隊の本性」

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https://lite-ra.com/2018/12/post-4428.html

辺野古への土砂投入は安倍政権が反対の動きを封じるための“三文芝居”だ! 工事はまだ止められる
2018.12.14

     (土砂を積んだ台船。土砂はショベルでダンプカーに積み替えられ、
      埋め立て予定地まで運ばれた)

 国による弾圧が、きょう、沖縄で繰り広げられた。「辺野古新基地建設反対」を掲げた玉城デニー氏が、与党候補に約8万票もの差をつけ沖縄県知事となって約2カ月半。本日11時、政府は辺野古の新基地建設をめぐって、はじめて護岸で囲んだ埋め立て予定区域に土砂を投入した。

 これは、沖縄県民が選挙で示した民意を踏みにじるだけではなく、政府が違法の上に違法を積み重ねるという、およそ正当性がまったく見当たらない工事だ。

 まず、沖縄県による埋め立て承認撤回に対し、防衛省沖縄防衛局が行政不服審査制度悪用し“私人になりすまして執行停止申し立てをおこなうという暴挙をはたらいたが、これを受けて石井啓一国土交通相は執行停止を決定。二重の違法行為に打って出た。

 しかも、執行停止申し立ての決裁文書に印を押した遠藤仁彦・沖縄防衛局次長は国交省からの出向者であり、新基地建設のために国交省の幹部や職員がなんと18人も防衛省に出向していることが判明。防衛省と国交省が一体化し、まさしく“自作自演で違法の執行停止をおこなったのである。

 さらに、きょう土砂投入をはじめると政府が表明した3日には、午前中から防衛局は民間企業である「琉球セメント」が所有する桟橋へ土砂の搬入作業を開始。この「琉球セメント」の大株主である宇部興産安倍首相と深いつながりをもつ企業であることは既報の通りだが(詳しくは https://lite-ra.com/2018/12/post-4409.html)、民間の桟橋を使った搬入は、仲井真弘多・元知事が埋め立て承認の際に条件とした「留意事項」に反する行為だ。その上、海へ投入する土砂についても、防衛局が性状検査の結果を示しておらず必要な承認を受けていない

 こうした点から工事の即時中止を求め「土砂投入を認められない」とし、県は12日に行政指導をおこなったばかり。昨日には玉城知事が再び菅義偉官房長官や岩屋毅防衛相に直談判をおこなったが、菅官房長官の返答は「沖縄県の置かれている立場は十分に理解しているつもりだが、工事は引き続き進めさせていただく」というものだった。

 一体、菅官房長官は何を十分に理解しているというのだろう。従来どおりの「辺野古が唯一の解決策」という主張を押し通しただけで、たんに「対話には応じた」という既成事実をつくったにすぎず、その内容は何と言おうと工事は進めるという対話などとは呼べないゼロ回答だ。しかも、玉城知事はこの日、安倍首相との面会を要望していたが、11月28日に面会したばかりという理由で拒否したのである。

 そして今朝、県からの訴えも、新基地建設に反対するために集まった市民たちの抗議も無視して、安倍政権はついに沖縄の海へ土砂を投入したのだ。

 この暴挙に対し、玉城知事はきょう、このようなコメントを発表した。

数々の違法な行為を行い、法をねじ曲げ、民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは、法治国家そして国民に主権があるとする民主主義国家において決してあってはならないことであります。
 国が、地方の声を無視し、法をねじ曲げてでも国策を強行するやり方は、地方自治を破壊する行為であり、本県のみならず、他の国民にも降りかかってくるものと危惧しております

 安倍政権による民主主義の破壊行為──。しかし、予定通り粛々と土砂投入をはじめた安倍政権のこの蛮行に、怒りの声だけではなく、諦めにも似た感想も出てきている。「最終局面を阻止できなかった」「もう後戻りできないところまで来てしまった」「土砂が投入された以上、工事は止められない」──。


■海上から取材したジャーナリスト・青木理が語る土砂投入の本当の目的

 だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードをつくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである。

 きょう、朝から土砂投入の様子を海上から取材したジャーナリストの青木理氏も、こう話す。

土砂の投入がはじまったという意味では、たしかにきょうは大きな節目ではありますが、しかしその実態は、一部海域にわずかな土砂を入れただけ。むしろ土砂投入を進めるにも問題が山積している状態です。
 たとえば、埋め立てには大量の土砂が必要で県内だけではなく県外から持ってくる必要があるが、そのなかに外来生物が混入していないか、混入の恐れがあるときには知事が土砂の搬入や使用中止を勧告する権限がある。さらに、基地建設現場の海底に軟弱地盤があることがわかっており、地盤の改良工事が必要な状態。でも、設計変更には知事の承認を得なければならない。つまり、すぐに工事が進展するわけではけっしてない。
 ようするに、きょうの土砂投入というのは、来年2月の県民投票を前に沖縄県民から“抵抗しても無駄という感情を引き出したり、アメリカに“進めていますよとアピールするためのもの。『もう基地建設は止められないんだ』と諦めさせるための、たんなる三文芝居なんですよ

 たしかに青木氏が指摘するように、政府が土砂投入を進めているのは全体のごく一部。沖縄タイムスの4日付の記事によれば、埋め立て区域は全体で160ヘクタールだが、今回、土砂投入が計画されている区域は約7ヘクタールで全体の約4%でしかない。

 しかも、辺野古の工事に詳しい沖縄平和市民連絡会の北上田毅氏の話では、今回、土砂投入が狙われている辺野古側に必要な土砂総量は約319万立方メートルで、沖縄県内の土砂は129立方メートルだが、「365日休みなく作業しても、搬入だけで3~4年はかかる」という(しんぶん赤旗4日付)。

 先の県知事選でも与党推薦候補者陣営の一部は「もう工事は止められない」というデマを喧伝していたが、これはあきらかな嘘であり、実際に工事は止まってきた。玉城知事も、きょう発表したコメントのなかで「国は、一刻も早く工事を進めて既成事実を積み重ね、県民をあきらめさせようと躍起になっていますが、このような行為は、逆に沖縄県民の強い反発を招き、工事を強行すればするほど県民の怒りはますます燃え上がるということを認識するべきであります」と述べている。

 工事は止められるいや、県民の民意を踏みにじる新基地建設は絶対に止めなければならない。これは沖縄だけの問題ではなく、強硬的な姿勢でなんでも自分の思い通りになると信じてやまない、民主主義を壊しつづける安倍政権とすべての国民の問題である。

(編集部)
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●辺野古破壊のデタラメ: 《司法の監視機能の形骸化》、どこが法治国家なのか? アベ様が統治する人治国家

2018年12月08日 00時00分36秒 | Weblog


琉球新報の二つの記事【辺野古岩礁破砕訴訟 監視機能が形骸化 解説】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-843013.html)と、
【<社説>「違法」な桟橋利用 国策なら何でもありか】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-844043.html)。

 《沖縄県名護市辺野古の岩礁破砕差し止め訴訟は一審に続き二審判決も裁判所の審理対象かどうかの入り口論に終始し、県の訴えを門前払いした。国の違法性が問われている中、沖縄防衛局の法手続きの是非に一言も触れない判決司法の監視機能の形骸化といえる》。
 《法を守るべき国が、届け出の不備で使用できないはずの民間桟橋から土砂を搬出していた。ずさん極まりない》。

 那覇地裁や福岡高裁那覇支部はあまりに酷すぎる。ヒラメ裁判官を寄せ集めるというアベ様らの裁判所破壊が着実に成果を挙げている。《法治国家として司法と国の在り方が強く問われる》…《司法の監視機能の形骸化》し、「三権同一」(目取真俊さん)。一体どこが法治主義国家なのか? アベ様が統治する、人治主義国家ではないか。王様・アベ様の思うがままだ。
 《現場海域の漁業権が消滅した》…だから何? 一体「海は誰のもの」なのか? 漁業権が消滅すれば、海を殺してもいいのか? 一体、環境権論争とは何だったのか。

   『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(5/8)
    《国民はすべて健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」
     (憲法二十五条)を有し、「幸福を追求する権利は尊重される」
     (憲法十三条)のであってみれば、それを充足するための
     よりよい環境に住む権利は基本的人権であり、それはだれからも
     侵害されない―――〈環境権〉とは、端的にいえばこのような法理であり、
     まこと私たちしろうとに理解されやすく、共感は濃い。/もっといえば、
     海の問題でこの法律はきわ立って来る。従来、海を埋め立てるには
     当該海域の漁業者が漁業権放棄をすませれば全手続きは完了した。
     背後地住民に海への権利はなく、一片の発言も認められない。だが
     〈環境権〉は、海に対する住民の権利を鋭く主張する。なぜなら、
     海は万人共有のものであり環境の主要因子だからである》

   『●海は誰のもの? ~繰り返される過ち~
   『●上関町長選での非常に残念な結果
   『●「「アイドル」を守れ!」 『週刊金曜日』
      (2014年6月6日、994号)についてのつぶやき
    「取材班【漁業補償に5年間で約36億円か 政府、「辺野古
     移設強行へ】、「民意を無視する新基地建設の強硬は、
     新たな「島ぐるみ闘争」への始まりになる」。松下竜一さんは
     「海は誰のものか?」を問うた。そして、今、沖縄と各地の原発問題で」

   『●「岩礁破砕許可」というルールを曲げてでも辺野古破壊…
            ルール無用の無「法治国家」デンデン王国の実態
   『●「菅官房長官は徹底抗戦の姿勢を崩さない 
     翁長知事を念頭に、「わが国は法治国家だ」と牽制」だって!?
   『●「環境権」を「お試し壊憲」に悪用しつつ、
      一方で、畏敬の念も無く、何の躊躇もなく「海を殺す」人達の愚
    「松下竜一さんらの提起した「海は誰のものか?」「環境権」。いまや
     「環境権」は、アベ様ら自公の「お試し壊憲に悪用されようとしており、
     その一方で《海を殺す》愚行。「海」はアベ様やその取り巻き連中の
     ものなのか?、番犬様・米軍のものなのなのか? 畏敬の念も無く、
     何の躊躇もなく《海を殺す》人達。《悲痛な海の声》は聞こえないらしい。
     あまりに愚か」

 《仁も義もない》…アベ様や最低の官房長官らのやり口の薄汚さ。それは、《「宇部興産」と「琉球セメント」がズブズブ》なところにも現れている。「琉球セメント」を〝活用〟する案は、一体、誰が知恵をつけたのかは知らないが…。
 リテラの記事【沖縄・辺野古への土砂投入強行にアベ友企業が協力! カミソリの刃を反対派市民に向ける異常措置も】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4409.html)によると、《たんに、「対話には応じた」という既成事実をつくったにすぎない。…民間の琉球セメントの桟橋を使うという“暴挙”…琉球セメントの大株主であり、技術提携などをおこなっている宇部興産》。
 また、【辺野古移設埋め立て攻防 「琉球セメント」も“安倍案件”か】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243141)によると、《実はこの「琉球セメント」は、安倍首相のお膝元である山口の宇部興産」(宇部市の関連会社だ。「宇部興産」といえば、安倍首相の祖父・岸信介元首相の長男である岸信和氏が16年間勤務。2015年には経産省から補助金交付が決定していたにもかかわらず、安倍首相が代表を務める政党支部に50万円の政治献金をして問題となった。…「宇部興産」と「琉球セメント」がズブズブなのは明らかで、沖縄では「今回の土砂積み込みも安倍案件」なんてウワサが飛んでいるらしい。…沖縄でも「アベ友」が暗躍しているとすれば、トンデモない話だ》。

   『●辺野古高江裁判とヒラメ…《「人権のとりで」としての司法が
              その役割を果たさず、行政と一体化すれば…》
    「沖縄タイムスの【社説[辺野古・高江裁判]見せしめが萎縮を生む】…。
     琉球新報の【<社説>山城議長有罪判決 問われるべきは政府だ】」
    「【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/反動判決が続く中で
     護岸工事が進められている。】(…)によると、《沖縄県が岩礁破砕の
     差し止めを求めた裁判で県が敗訴…山城さんほか3名に執行猶予付きの
     有罪判決が下っている。新基地建設を強行する安倍政権に対し、
     司法は追随し後押しする機関になり果てている》」

   『●《辺野古ノーの「弾」を放った。だが国は…
      協議を、工事を中断しないまま行っている。仁も義もない態度》

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https://ryukyushimpo.jp/news/entry-843013.html

辺野古岩礁破砕訴訟 監視機能が形骸化 解説
2018年12月6日 05:00
辺野古 辺野古新基地 辺野古新基地建設 岩礁破砕差し止め訴訟 岩礁破砕 沖縄防衛局 福岡高裁那覇支部 大久保正道

 沖縄県名護市辺野古の岩礁破砕差し止め訴訟は一審に続き二審判決も裁判所の審理対象かどうかの入り口論に終始し、県の訴えを門前払いした国の違法性が問われている中、沖縄防衛局の法手続きの是非に一言も触れない判決は司法の監視機能の形骸化といえる。

 問題の発端は沖縄防衛局が従来にない法手続きを踏んだことにある。現場海域の漁業権が消滅したため、知事への許可申請が不要になったと理由を説明しているが、これでは事業者が審査も受けずに破砕工事することを認めることになる。水産資源の保護などを目的とした許認可制度を否定するだけでなく、不十分な工事計画を見過ごすことになりかねない。

 しかし、福岡高裁那覇支部の大久保正道裁判長は一審那覇地裁に続き、漁業法の解釈や無許可の根拠法などについて国に主張を求めようとしなかった法解釈への見解を避け、問題解決への道筋も示さなかった

 一方で、判決は沖縄防衛局の無許可手続きを認めてもいない依然として国の違法性や法の恣意(しい)的運用が問われていることに変わりない国は知事の撤回を巡っても国民救済を目的とした行政不服審査制度使い、撤回の効力を止めたこれら手続きは本来想定した法運用といえるのか法治国家として司法と国の在り方が強く問われる
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https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-844043.html

<社説>「違法」な桟橋利用 国策なら何でもありか
2018年12月5日 06:01

 法を守るべき国が、届け出の不備で使用できないはずの民間桟橋から土砂を搬出していた。ずさん極まりない

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に向けて、政府は名護市安和の民間桟橋から運搬船に土砂を積み込む作業に着手した。

 安和桟橋は民間事業者がセメントの出荷に使うため設置を申請し、2016年に許可されている。ところが、県の公共用財産管理規則で定める、桟橋設置工事の完了届けを事業者が提出していなかった。

 作業開始後、県の行政指導を受けて届けが出されたが、申請通り設置されていることを県が立ち入り検査で確認するまで使用は許されない

 それだけではない。赤土等流出防止条例に基づき必要とされる事業行為の届け出もなされていないことが判明した。4250平方メートルの敷地を、赤土を含む岩ずり(砕石された岩石)の堆積場として使用するには県の許可が必要だ。

 条例では千平方メートル以上の一団の土地で事業行為をする者に、事業開始45日前までの手続きを義務付けている。県は作業を停止し届け出を提出するよう指導した。

 玉城デニー知事は、土砂搬出に関する手続きを「違法」と断じている。

 政府は、新基地建設の既成事実化を急ぐことで、反対する県側の抑え込みをもくろんでいる。玉城知事が安倍晋三首相と会談してからわずか5日後に土砂の搬出に動きだしたのはその表れだ。

 だからといって、必要な手続きを経ていない施設を使用することは許されない。県から「違法」と指摘された防衛省は土砂の積み込みを中断せざるを得なかった。岩屋毅防衛相は「不備があれば改める」と釈明している。

 事情を知りながら桟橋や土砂堆積場を使用したのなら極めて悪質。知らなかったのなら、国の機関としてはあり得ない失態といえる。単なる不注意では済まされない。

 この間の辺野古を巡る政府の動きから浮かび上がってくるのは、新基地建設のためならなりふり構わない安倍政権の強権姿勢だ。

 政府機関でありながら一般国民の権利利益を救済する仕組みである行政不服審査制度を使って「」の国土交通相に工事再開を認めさせた。そして今回の拙速な民間桟橋の使用である。国策なら何をしても許されると言わんばかりだ新基地ありきで思考停止に陥り、冷静さを失っているように見える。

 岩屋防衛相は県と政府の集中協議に関し「十分に丁寧な段取りを踏ませていただいた」と述べた。確かに言葉遣いは丁寧だが、やっていることは乱暴そのものだ

 政府は頭を冷やして考えてほしい。圧倒的多数の県民が反対する中で県内移設を強行することが民主主義国家の振る舞いとしてふさわしいのか。答えは明らかだろう。新基地建設は即刻断念すべきだ
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●「菅官房長官は徹底抗戦の姿勢を崩さない翁長知事を念頭に、「わが国は法治国家だ」と牽制」だって!?

2017年01月04日 00時00分27秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【辺野古訴訟で敗訴確定 抵抗続ける翁長知事の“次の一手”】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196248)。

 《菅官房長官は「国の主張が全面的に受け入れられた」と満足げで、稲田防衛相も「速やかに埋め立て工事を再開する」と鼻息が荒い菅官房長官は徹底抗戦の姿勢を崩さない翁長知事を念頭に、「わが国は法治国家」と牽制したが…》。

   『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
                 許されないというのが安倍政権の立場」

   『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
      地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」
   『●「今の日本は法治国家ではなく、解釈も放置するし、
       憲法も放置するし、民意も放置する“放置”国家です」
   『●翁長雄志知事「そういう政府は相手にできない。
      法治国家ではない」…刃が心に突き刺さる沖縄イジメの放置

 最低の官房長官沖縄負担軽減担当相菅官房長官は徹底抗戦の姿勢を崩さない翁長知事を念頭に、「わが国は法治国家」と牽制》したそうです。本当に、ニッポンは「法治国家」なのでしょうか? 「無法治国家」なのではないでしょうか? アベ様という国王の治める「人治国家」。
 翁長雄志県知事や稲嶺進名護市長を支えなければ「沖縄破壊」「沖縄差別」「沖縄イジメ」が未来永劫に続き、沖縄の「基地負担軽減」どころか、《沖縄は半永久的に基地の島から逃れられない》し、基地が固定化される。

   『●最「低」裁(鬼丸かおる裁判長)、
     沖縄に弁論もさせずに「政治判断」…「司法判断」出来ない死んだ司法
   『●最「低」裁による辺野古破壊訴訟のデタラメ:
       「国と地方は対等という地方自治の精神を踏みにじる判断」
   『●沖縄イジメ: アベ様…「大学時代の恩師は
      二つのムチ(無知、無恥)を挙げ「彼は歴史を知らない」」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196248

辺野古訴訟で敗訴確定 抵抗続ける翁長知事の次の一手
2016年12月21日

     (敗訴が確定した翁長知事(C)日刊ゲンダイ)

 米軍普天間飛行場名護市辺野古移設を巡り、20日、最高裁は沖縄県の上告を棄却。埋め立て承認を取り消した翁長知事の敗訴が確定した。

 菅官房長官は「国の主張が全面的に受け入れられた」と満足げで、稲田防衛相も「速やかに埋め立て工事を再開する」と鼻息が荒いが、とんでもない。判決は、あくまで、2013年の仲井真前知事による「埋め立て承認」が違法でないことが確定したに過ぎないのだ。

   「埋め立て工事について翁長知事と名護市の稲嶺市長は、
    かなり大きい権限を持っている」(沖縄選出の伊波洋一参院議員)

 工事には設計変更が付きものだ。その際は必ず、知事の承認を得なくてはならない。加えて、岩礁破砕許可は来年3月で期限が切れるため、改めて知事の許可が必要だ。辺野古漁港の使用や湾に流れ込む川の水路変更、新たに発見された土器や石器などの遺跡の保存の問題もある。これらは名護市と調整が必要だ。たとえ、仲井真前知事の承認が適法でも、地元の首長の協力がないと、工事は進まない仕組みになっているのだ。

 さらに翁長知事には「承認撤回」の手段もある。「取り消し」と違って、仲井真前知事の承認自体は適法とした上で、承認を引っ込め、将来にわたって失効させるのだ。もちろん撤回するからには、環境の変化などの理由がいる。

   「仲井真さんの承認以降に沖縄で示された民意は、
    撤回できるくらいの大きな環境の変化のひとつだ」
    (沖縄1区選出の赤嶺政賢衆院議員)

 菅官房長官は徹底抗戦の姿勢を崩さない翁長知事を念頭に、「わが国は法治国家と牽制したが、法に則った抵抗はいくらでもある。
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●アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」

2015年04月18日 00時00分51秒 | Weblog


東京新聞の記事【「菅氏と重なる」キャラウェイ氏とは 強権統治 沖縄反発招く】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041202000118.html)。

 「米軍政下の沖縄で最高責任者として強権的に振る舞ったと言われるキャラウェイ高等弁務官を引き合いに、菅氏の姿勢を批判・・・・・・人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じだった」。
 アベ様と最低の菅官房長官のコンビ。「法治国家」「民主国家」が聞いて呆れる、アベ様らによる「人治国家」。好き放題やっている。

   ●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」
                              ・・・・・・なんという言い草!!

   『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
                         「ロコツな“沖縄イジメ”」

   『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
                         辺野古破壊を直ぐに停止すべき

   『●「いま」壊憲を議論できる、
          「主権在民」どころか「主権アベ様」な呆れた国

   『●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・
          辺野古破壊「続行を」、「強硬論次々」だそうです

   『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
                 許されないというのが安倍政権の立場」

 「菅氏は翁長氏との会談後、キャラウェイ氏と同一視されたことを記者会見で問われると「私自身は上から目線でないと思う。十六年前に沖縄県知事と名護市長が同意して、知事から埋め立て承認も得た。日本は極めて民主国家だ」と反論」・・・・・・ニッポンは「民主国家」だそうです!? この「民」には沖縄県民は入っていないらしい。アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・・・・「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」。アベ「帝王」による沖縄イジメ、差別性の極み

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041202000118.html】。

「菅氏と重なる」キャラウェイ氏とは 強権統治 沖縄反発招く
2015年4月12日 朝刊

     ((左)米高等弁務官を務めたキャラウェイ氏(右)菅官房長官)

 翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事は菅義偉(すがよしひで)官房長官との初会談で、米軍政下の沖縄で最高責任者として強権的に振る舞ったと言われるキャラウェイ高等弁務官を引き合いに、菅氏の姿勢を批判した。キャラウェイ氏とはどんな人物だったのか。当時を知る沖縄の識者らに聞いた。(後藤孝好


 「キャラウェイ氏は本土ではほとんど知られていないでしょ。菅氏もピンと来なかったんじゃないかな」と言うのは、政治思想史に詳しい琉球大の比屋根照夫名誉教授(75)だ。

 キャラウェイ氏は米陸軍出身。一九六一年二月から六四年七月までの間、陸軍中将として司法、立法、行政の全権を掌握する高等弁務官を務めた。比屋根氏は「立法院の審議や企業の人事、教職員会の活動などに次々と介入した。人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じだった」と指摘する。

 キャラウェイ氏の強圧的な統治姿勢については、池田勇人首相(当時)がライシャワー駐日米大使(同)との会談で批判していたことが、公開された外交文書で明らかになっている。

 キャラウェイ氏が強権的な統治を明確に打ち出したのは、六三年三月の米軍将校クラブでの「自治神話論」演説だ。「琉球における自治は神話である」と断言して、住民の権利拡大を認めない姿勢を鮮明にした。

 地元紙の琉球新報は翌日、発言を一面に掲載して追及した。強権発動できるため帝王とされた高等弁務官への批判は、それまで抑えられており、異例の記事だったといえる。当時、琉球新報記者だった比屋根氏は「高等弁務官は銀行融資を止めるなどして、新聞社をつぶすこともできた。社内には緊張感が走ったが、見過ごせない発言だった」と振り返る。

 自治神話論を契機に、沖縄では米軍政への反発が強まり、住民自治や権利獲得の運動が一気に盛り上がった。キャラウェイ氏はその後、更迭に追い込まれ、知事に当たる主席の直接公選などが実現したほか、本土復帰運動も加速した。

 沖縄では権利を自らの手で一つ一つ積み上げて、住民自治を勝ち取ってきたからこそ、民主主義で尊重されるべき民意への期待は大きい

 琉球大の波平恒男教授(60)は「政府は沖縄の民意を無視して強権的な姿勢を取り続けている。翁長氏はキャラウェイ氏の自治神話論を持ち出して、沖縄では戦後七十年たっても、自治が認められていないと訴えた」と指摘する。

 菅氏は翁長氏との会談後、キャラウェイ氏と同一視されたことを記者会見で問われると「私自身は上から目線でないと思う。十六年前に沖縄県知事と名護市長が同意して、知事から埋め立て承認も得た。日本は極めて民主国家だ」と反論した。
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