’69の『ケス』の他に、ケン・ローチ監督の作品は今まで観ていなかった。
本作品は、全くのラブ・ストーリーなのだが、 中身はかなり複雑である。
『ケス』同様、ある種の残酷さが混ざっているような、しっくりこない、後味の悪さが残る。
パキスタン移民の父をもち、自分の店を出すのが夢であるカシムと、音楽教師で
カソリック教徒のロシーン。
異教徒の彼らが恋をする。
最初の印象とは大分違う彼女。
かなりワガママな女であった。
恋愛に関しては、常に自分中心でないと気がすまない。
ううむ、これはちょっと・・・という感じである。
一方カシムにしても、若さゆえ、後先考えずに欲望全開まっしぐらというのも、自身の環境を考えればやはりマズかったでしょう・・・
同じイスラム教徒の婚約者もいたんだし。
イギリス社会で暮らすカシムの家族のような人達の苦労は、我々が思う以上に深刻なこと。
’99の『ぼくの国、パパの国』でも、イスラムの慣習と、生まれ育ったイギリスの環境とのバランスに悩む子供達の思いが描かれていた。
相手の家族も思いやらない自己チューなロシーンと、すでに尻に敷かれてしまったカシム。
障害もなんのその。
「やっぱり愛が勝つのよ!」というロシーンの嘲る声が聞こえてきそうだが、それが愛だと思っていられるのも、恐らく今のうちでしょう。
本作品は、全くのラブ・ストーリーなのだが、 中身はかなり複雑である。
『ケス』同様、ある種の残酷さが混ざっているような、しっくりこない、後味の悪さが残る。
パキスタン移民の父をもち、自分の店を出すのが夢であるカシムと、音楽教師で
カソリック教徒のロシーン。
異教徒の彼らが恋をする。
最初の印象とは大分違う彼女。
かなりワガママな女であった。
恋愛に関しては、常に自分中心でないと気がすまない。
ううむ、これはちょっと・・・という感じである。
一方カシムにしても、若さゆえ、後先考えずに欲望全開まっしぐらというのも、自身の環境を考えればやはりマズかったでしょう・・・
同じイスラム教徒の婚約者もいたんだし。
イギリス社会で暮らすカシムの家族のような人達の苦労は、我々が思う以上に深刻なこと。
’99の『ぼくの国、パパの国』でも、イスラムの慣習と、生まれ育ったイギリスの環境とのバランスに悩む子供達の思いが描かれていた。
相手の家族も思いやらない自己チューなロシーンと、すでに尻に敷かれてしまったカシム。
障害もなんのその。
「やっぱり愛が勝つのよ!」というロシーンの嘲る声が聞こえてきそうだが、それが愛だと思っていられるのも、恐らく今のうちでしょう。
