あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

配送料がダブルで引かれる

2018年08月26日 01時00分00秒 | 写真

  

メルカリで品物を売った場合、送料込み(出品者負担)で「らくらくメルカリ便」を使った場合、

ヤマト運輸の宅急便コンパクトのサイズで350円かかる。

仮に「A」という品物と「B」という品物を別々に出品したとする。

それを同じ人が買うことがある。

「買う」ということは、出品者と同じ趣味の人が多いので、過去の出品者の

品物を検索して、根こそぎ買いまくる、ということが珍しくない。

  

そこで小さい品物なら「いっしょに発送してください」となるのだが、コンピューター

処理上、「A」と「B」それぞれに配送料が発生してしまうのだ。

仮に「A」=売値10,000円 送料=350円

  「B」=売値10,000円 送料=350円

としよう。

メルカリを利用慣れしている人は、ポチる前にメッセージで、

「A、B両方買いますので、金額を訂正してどちらか削除してください」

と送ってくれる。

売る方は、「A=20,000円。Bを削除」という処理をする。

そうすれば、Aだけの送料しか発生しないのだ。

そして買う方は「A」を購入するわけだ。実際はA、B両方なんだけどね。

よく「○○様専用」と書いてあるのは、このような処理をして、他の人に

購入されないようにしているのだ。

  

しかし、やっかいなのは気分でポチポチしていて、たまたま同じ人が同じ人から

複数購入した場合だ。

ポチって(購入して)しまうと、出品者は後から値段・記事内容の訂正・削除が簡単にはできなくなるのだ。

「買ったときはそうではなかったんだが・・・」ということの防止。

一種の購入者保護だね。

そこで「いっしょに発送してもいいですか」とメッセージを送ることになる。

大概の場合、OKになるのだが、1個の荷物に複数の発送処理というやっかいな

処理をしなければならなくなるのだ。

なにがやっかいなのか?

それは「ヤマト運輸の営業所で送り状を発行」しないと、送りましたという処理ができないのだ。

送り状とは、荷物に貼る宛名とか書いてあるヤツね。

2個を同梱した場合、1通は品物に貼り付けるのでいいのだが、もう1通発行して

それを破棄しなければならないのだ。

不慣れなヤマト運輸のバイトにそれを説明するのが面倒くさい。

なにせ印刷された物は自分ではとれなくて、受付の奥のワークステーションで印刷され、

それをスタッフがとってくるからだ。

「なぜ、わざわざ印刷した物を破棄するのか」という説明をしなければならないんだね。

しかしそれをして、はじめて「品物を発送したので通知する」のボタンが有効になるのだ。

このボタンを押さないと、その後の「受け取り確認」「売上金口座振り込み処理」ができない。

  

大変重要な作業なのだ。

変なところでネットワークがつながっているので、こんなことになってしまう。

そのくせ、破棄した送り状は実際は配送していないのに(受付が端末入力してない)、

こちらで発送通知が押せれば、相手側で受け取り確認ボタンが押せるようになる。

ヤマト運輸がしっかりした会社なら、「送り状発行した品物がいつまでもそのままだぞ」と

大騒ぎになるはずだが、その様子もない(笑)。

送り状発行システムは単独で動作していて、実際の受け入れ端末とは連動していないのか。

実際、送り状を発行しても、マイ荷物(送った・受け取り荷物の追跡システム)には登録されないので、その可能性は大きい。

当然、送料は2個分とられるよ。

ヤマト運輸に直接払うのではなく、メルカリに払う(売上金からマイナスされる)わけだからね。

ちなみに、らくらくメルカリ便以外の通常の発送の場合、このようなことはない。

らくらくメルカリ便は「品物を保証する」ということも行っているので、送った・送らない、届いた・届かないと

いうようなことをシビアに監視しているのだ。

  

余談だが、メルカリは匿名配送できる。

住所氏名を知られずに(送る方・受け取る方両方)品物をやりとりできるのだ。

しかし、マイ荷物に登録して現在の状況を確認すると・・・

「○○県○○市○○営業所到着」と最寄りのヤマト運輸の営業所が表示されてしまうのだ(笑)。

まあ、それがわかったからって、どうにもならんのだが。

送料を相手負担から自分負担に変更しただけで、途端に売れ出す場合がある。

「たかが送料くらいで・・・」と思っていたのだが、着払いだと「らくらくメルカリ便」にできない。

匿名配送できるのはらくらくメルカリ便だけなのだ。

やっぱり、個人情報を気にする人がけっこういる、ってことだね。