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登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

グランフォンド福島

2012-06-25 13:35:02 | 自転車
6月23日(土)。
予定通り個人的グランフォンド福島に行ってきました!

1:00山形出発、朝3:00福島市着。

逃亡者さんと一緒に4:00スタート。



朝の気持ちよい空気の中、
まずは磐梯吾妻スカイラインを登る。
最初のうちは逃亡者さんと話しながら走れたけど、
高湯温泉の消雪道路は相変わらずキツくて
「あぁ・・今回は完走ムリかも」感が頭をよぎる。(^^;

途中、つばくろ渓谷からの美しい景色や、



だんだん近づいてくる吾妻小富士に感動!
斜度がキツイながらも周りの景色と
森を見ながら走れるので大好きな区間だ。



が。
標高があがり遮蔽物がなくなってくるにしたがって
風が~っ!
とんでもなく強くなってくる!
西からの強風なので、山頂からの吹き降ろしを
モロに受けて時おり倒されそうになりながら。
吾妻小富士に向かって直登する区間などは、
自転車を常に右に傾けていないと吹っ飛ばされるほど!


それでも止まらずに撮影した根性の一枚(笑

ラスト1kmのつづら区間は2~3%勾配ぐらいだと思うのですが、
漕がなくとも登れるほどでした!(まぢで)

そして気温がエライ低い!
気温的には10℃下回るぐらいだったようですが、
あの強風で体感はもっと低く感じて、ヒルクライム中だというのに
寒いと感じるほどでした。



お決まりの一枚を撮ったあとは、長居は無用でサッサと
こちらに移動。


(逃亡者さん到着~)

ここも寒くて仕方ないので、サッサと下山開始したのですが、
下り側の斜面は風が荒れ狂っていてとても怖い&寒いダウンヒルでした。
浄土平で打ちのめされたこともあって、
「今日は中止にしたほうが良いのかも・・。」と考え始めました。

ダウンヒルで散々冷やされた体は、
レイクラインに入っても復調せず、
重い体を一番軽いギアで必死で回す感じに。
いやー重かった。


(レイクライン入り口。秋元湖を望む)

そして裏磐梯の剣が峰セブンイレブンに到着。
因みに時刻は8時を回っていましたが、レイクラインの料金所は
まだ係員がスタンバイしておらず、無料でスルーでした。
8時半からなのかな??

剣が峰7-11では、失った体温を取り戻す為にひたすら食った!
足先にもやっと血の巡りが戻った感じ。

が、残念なことに、ご一緒していた逃亡者さんが
腰に違和感を感じるということで、ここで別れることに。
正直、僕も戦意を喪失していたところだったので、
「今日はもうやめちゃおうかな・・」と真剣に悩みましたが、
とりあえずゴールドラインに行って、またここに戻ってくるとこまでは
やってみようと思い、再スタート。

幸い、気温は徐々に上がり始めて、
山の中に入れば風も気にならない。
が、吾妻でやられたダメージが残り、
登り速度が異常に遅い!(^^;



ゴールドライン最高地点、八方台に着くと、
そこは人だらけ車だらけバスだらけ、
そして山ガールだらけ。
稜線は風強かっただろうなぁ。

八方台からのダウンヒルは、グランフォンド福島で一番のゴチソウだ☆
下り大嫌いな僕でも楽しく下れる。



途中、猪苗代湖が一望できて、これからの行程を
しばし忘れることが出来ました(笑

猪苗代側に下りてからは、
県道7号を西に、県道2号、R459を北上して再び裏磐梯剣が峰7-11へ。
ここに戻ってくるのに3時間もかかってしまった。

時刻は12:00。
体は重いままだけど、まだ走れる。
ここまで走ったのだから、先へ進まない手はない。
ここでもたっぷりと補給を取り、
白布目指して再びスタート。
どんなに時間がかかってもいいから
とりあえず登りきりさえすれば、あとはもう
鳩峰を残すのみだと自分に言い聞かせて登る。

ヒザの痛みはもうとっくに出ているので、
ダンシングがほとんど使えない。
山菜採りのおっちゃんが気楽に話しかけてくるのだけど、
ゴメンなさい、愛想笑いも出来ませんでした(笑

1:30、やっとの思いで白布峠着。
途中、自分の意思とは無関係に足に力が入らなくなり、
立ちゴケしそうになりました。(^^;

白布に着いたらあとはもうゴール目指したほうが早い。
ここで、ど~もさっきからウザくなり始めたサポートタイツを脱ぐ。
あーっ!開放感!!
足が軽くなった!!!

自転車においては僕の場合、サポートタイツは不要だったようです。
自転車のときはもう履きません。(笑

白布下った後は、米沢市の水窪ダムへ。
ここもねぇ~・・・
じみーにキツイんですよ。
しかも森が鬱蒼としていて福島の山みたいに美しくない。
この後の高畠へと抜けるぶどうまつたけラインも同じく。
ジミーにキツイ。

が。
ぶどうまつたけを通るとき、ひそかに楽しみにしているコト・・
それは、戸川幸夫著『高安犬物語』に出てくる、
高畠(旧和田村)の猟師が住んでいた場所の前を通ることです。

通るたびに「あ~戸川幸夫は山形からここまで自転車で来てたのかー」
とか、「チンは山形からここまでひとりで戻ってきたのかー」などなど
物語に思いを馳せるのです。

で、今回もその場所に差し掛かり、速度を落として
建物に目をやると・・
窓から顔を出しこちらをみているおっちゃんの姿が。
この方はもう間違いなく絶対そうだ!と思い、
思い切って話しかけてみると??
やっぱり!!
物語に出てくる猟師の甥っ子にあたる方でした!

高安犬物語に対する熱い想いを一方的に語り
ずうずうしくも上がらせてもらって、
飾ってある高安犬チンの写真をみせてもらうことができました~!!


感激☆

うしっ!
これで残りのぶどうまつたけの登りと、鳩峰を登れる元気が出た!
いやほんと、寄れてよかった◎

ぶどうまつたけを下ると、
さぁ最後の難関、鳩峰峠。


↑ぶどうまつたけで撮ったのかな?サイコンの獲得標高はもうすぐ4000m。
補給食も色々ですが、最後はやっぱ肉でしょ♪ 笑

疲れきってからしか登ったことがないので
とてもイメージの悪い峠だ。笑
そんなに斜度がきつい訳ではないのだけどねぇ。

でも、ここまでくればあとはもう、坦々と踏み続ければ良いだけ。
ふと上を見上げて、上や左や右に広がるグネグネ道が目に入ったって、
「はいはい」って坦々と。
サルが「キャッキャッキャー」と走り狂ってたって「はいはい」と。
あいかわらずここはサルクライムなのだ。

そしてっ
17:00、鳩峰峠着~。


やったー(^^)

獲得標高計は4475mを表示していました。(myサイコンで)


(峠から高畠の町を一望)

さーて、
あとは下り基調で福島市のゴール地点へ!!
・・・のはずだったのですが。

僕の今年のグランフォンド福島はここまで。
車で同行していた家族たちがあまりに長い行程に音を上げてしまい、
福島まで戻るのはカンベンしてほしいということで、
鳩峰からは山形方面に下って、車の待つ高畠の犬の宮まで行って
そこでゴールとしました。
走行距離は少々足りませんでしたが、
大きな峠を全部クリアしたこと、
獲得標高もほぼノルマ達成したこと、
いえーい車にも勝ったぜーということ(笑、などなど、
自己満足的には充分達成できたという気持ちになれたので
今年のグランフォンド福島はこれで善しとします。


(犬の宮でワンコたちの健康祈願もはたしましたー)

この日一緒に走ってくれた逃亡者さん、
気にかけてくれたちゃりけんさん、
本当にお世話になりました。

グランフォンド福島は僕にとってはいつも「挑戦」で、
それは間違いなく来年もです。
練習を怠れば間違いなく返り討ちに遭う、
僕にとってはとても厳しいコースですが、
それもまた大きな魅力ですし、努力した分満足感が得れる
とても素晴しいコースです。

東北のみなさん、そして関東や近県のみなさん、
このコースのどの部分でもいいから是非走ってみてください☆
福島の美しさ、元気さが分かると思いますよ◎

僕はここを走るときいつもあくせくしているので、
食に関しては全く知識ナシですが、うまいラーメン屋さんや、
ハンバーグ屋さんなどなどグルメライドも存分に楽しめるそうですよー。

そんな走り方もしてみたいと強く思います(笑




<走行データ>

走行距離 220km
獲得標高 4481m
平均心拍 121
最高心拍 160
消費カロリー 4854kcal
実走行時間 11:15:42
av.speed 19.13km/h
max speed 65.35km/h

(データは全てサイコンのものです)




個人的グランフォンド福島

2012-06-21 17:50:18 | 自転車
一年って早いですね~。
グランフォンド福島4から一年が経ちました。

昨年がファイナルということだったのですが、
思い出しただけでドキドキするあの素晴しい福島の山々を
思う存分堪能できるあのコースを今年も走ってみたい!
という気持ちが強かったので、今年のシーズンインから
照準を合わせて完走を目標に練習をしてきました。

そしていよいよ~!
今週末に走りに行きたいと思います◎

あくまでも個人的ツーリングのノリなので、
よーいドンも補給のケアもゴールラインも何もありませんが、
昨年と同じコースで走りたいと思います。

6月23日(土)、
福島市のいつものスタート地点をam4:00にスタートする予定です。


走行距離250km
獲得標高4500m

うーん!
ドキドキ!


※何か質問などありましたらなんなりと(^^)


あまったバーテープ

2012-06-20 16:15:25 | 自転車
さて・・と。
愛車オルカちゃんの細々メンテナンス~。

細々・・といっても、
経費はかかる。(^^;

もういい加減交換しないとコワイ、
持たせすぎてしまったチューブ、前後。
ヴィットリアのevo55gを愛用していましたが、
最近もう手に入らないので、こちらに移行。



evo55より2g軽い53g~☆

で、ついでにタイヤも変えちゃいましょう~
ということで、たいして悩みもせず
りんくまさんに置いてあったこちらを購入~。


BRIDGESTONE extenza RR2x

レース出るのならもっと吟味するけど、
ロングライド目的だったので、なんのこだわりもなく
買ってしまいました。
ゴムの質感からいって、きっと長持ちしてくれそうな感じ。
ここ3年、PRO3 RACE使ってきたけど、
減り早かったもんなぁ。

そして、いい加減しょっぱくなってた
バーテープも交換~。
こちらも長年愛用していたSILVAのバーテープではなく、
チネリのバーテープにしてみました。
ペロンとした巻き上がりになりましたが悪くないな。
バーテープはやっぱ白が好きだなー。

ところでバーテープの汚れって、左右で違いが出るのは
ナゼですか?
わたくしの見解は、鼻汁をいっぱい拭き取るほうの手側が
汚れるんぢゃね?と思っているのですが。



っということで、
基本的なメンテながら、
直で走行感に関わる物ばかり交換したので
ロングライドが楽しみです!!

そして?
余ったバーテープをこやつに巻いてみました。



慣れ親しんだ握り心地に満足◎

エンドの処理は、バーエンドと同じ要領で
あまった部分を中に押し込んで、(袋ナガサなので)
ぴょろぴょろと出てこないよにワインのコルクを突っ込み
これでバッチリ~
思いつきでやったわりに作業完成度高く、満足満足(^^)


モンベル版トライアスロン?

2012-06-15 13:34:12 | 自転車
モンベル主催の自然体感イベント
『SEA TO SUMMIT 2012 鳥海山』に
エントリーしました。




吹浦港をスタートして、
港内をカヤックで4km、
その後自転車に乗り換え
鳥海山5合目の鉾立までヒルクライム21km、
鉾立から鳥海山頂下の
大物忌神社まで7km登山してゴール。

種目を分け合ってチームでゴールを目指すチーム戦と、
(アドベンチャー式とリレー式がある)
全て一人でこなすシングルがあり、
僕はシングルでエントリーしました。

大大大問題なのが、カヤック。
やったことないのです。
おかげさまで貸して下さる方を紹介して頂いたので
カヤックの用意はなんとかなったのですが、
何せ乗ったことないから不安です。
乗りこむのも難しいって聞くし・・・。
たった4kmだしなんとかなると思っているのですが、
アマいでしょうか??


さよならエルゴブレイン

2012-06-01 14:25:34 | 自転車
スピード、ケイデンス、ダブル有線、ハートレートなし。
接触不良によるオートリセット多発、
漏電による異常な電池食い、
はめ込み部磨耗によるすっぽ抜け、
などなど、不具合も多々出ていましたが
けっこう大事に使っていたエルゴ・ブレインちゃんが
とうとう逝ってしまいました。



物持ちは比較的良いほうではありますが、
よくまぁここまで壊れずに?頑張ってくれました。
(たぶん、10年モノかな。)

ということで、エルゴブレインちゃんを
(直訳で「人間工学・頭脳」ですよ。スゲ)
外して、ニューアイテム


SIGMA 2209 STS

スピード、ケイデンス、心拍、トリプルコードレスのニクいヤツ。
センサー式ではありますが積算高度計も付いてるので
山好きにはかなり便利だし楽しい。

難点としてはケイデンスのマグネットがハンパなくでかくて、
クランクとチェーンステーの隙間がほとんどないオルカちゃんには
取り付け不可能だったので、手持ちのマグネットを
仕事柄を活かしちょいと加工して平出しして、なんとか流用。

それにしても隙間がシビアすぎるので、
実際走行してみての不具合覚悟ですな。

これを選んだもうひとつの大きな理由は、
ハイキングモードがあること!

付属のリストバンドに取り付けて、
リストウォッチとして装着可能なのだ。
高度計と心拍計と消費カロリーが分かるので、
登山で使うのがとても楽しみ。



ちょっとデカイのが気になるけど、
重いわけじゃないからヨシとしよう。

エルゴブレインの有線でケーブルとタイラップだらけだった
僕のオルカちゃんでしたが、それらが一切無くなって
やけにスッキリしました。

もっと早く買えば良かった(笑