vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

林業

2009-02-27 10:45:12 | ワンと一緒にスノーシュー
毎朝通っている近所のお山は、
只今、林業の真っ最中!

掃われた枝が道を覆い尽くしていて、
フワフワな絨毯状態。
歩くとけっこう気持ちいい。

↑ 因みに積雪50cmの上を枝が覆ってます。

しっかし、林業ってのは大変そうだ。
重機だけでも、
ユンボ2台、
運搬用キャタピラ車2台、
給油用キャタピラ車1台、
作業が始まったらたぶん、林業用のユニック車
も来るんでしょね。

切り出しだってかなり危険だって聞きますよねぇ。


↑ フレッカの足元からストンと急斜面。その斜面の杉を切り出している。

しかもこの場所って北東向いてる谷なんで、
春先までがっつり雪が残るんです。

そんな中ご苦労さまです、って思います。


週末は雪山へ♪

2009-02-23 14:10:36 | ワンと一緒にスノーシュー
先週のマタギかんじきツアーで
より一層 山&熊への思いが強くなってしまった。

そして、いい感じで積雪しちゃってるもんだから、
山に行きたくて行きたくて仕方ないウィークデイを過ごした。

土曜日。
あいにく仕事。
けど、午後イチまでにサッサと仕事を終わらして、
家族に、「んじゃ、山行ってくるっ」
と告げると、5歳の長女が、
「あたしもいく☆」
と。

一瞬フリーズしましたが、
天気もいいし、いい機会だったので一緒に行きました。
ほんとは道なき尾根をザッシュザッシュと登りたかった
んですが、ま、しょうがない。笑

予想以上のスローペースに、僕も犬たちも
ストレスが溜まる・・・。笑
けど、息を切らしながらも、笑顔でついてくる。
時には励まし、時には厳しいコト言ったり。
そして第一目的地、展望広場到着!



年中さんでも、この景色には感動した様子でした。

さらに上を目指し、なんと頂上まで登りきりました!


娘も満足そうな顔してました~。

帰りは全オンブでしたけどね。笑
で、娘の足跡を見てみたら~・・・
かなりぬかってたようでした。(^^;
よくもまぁグズらずについてきたもんだ。感心感心☆


**********************************

日曜日。
午後から、フレッカのみ連れて月山へ!

ワン連れとはいえ、単独月山は初めての経験。

目標!
「クマの痕跡を見つける◎」
ここの界隈ではもういくつものクマ棚や爪跡を見ていますが、
今回は単独行動で痕跡を見つける、というところがテーマ。

ほんとは月山山麓へ向かいたかったのですが、
素人な僕は六十里越街道を進む。

↑ 姥ヶ岳

途中までは道路っぽい感じのトコを歩いてたんですが、
あまりの積雪で道なんだか伐採されたとこなんだか
ちっともわからなくなり、しかも針葉樹林ばかりでつまらないので
来た道を戻る。

歩いた道をベースに、斜面を登ればすぐにブナ林が広がっていた。


そして、クマが登りやすそうなブナを探して奥へ奥へ進むと~

ありました~。
小規模ですが、クマ棚&爪跡。


さらに奥へと進みたかったのですが、無理は禁物!
この日はここまでとしました。

雪は深いし、僕以外の人影はおろか、人工物すら
見当たらないところを進むのは正直コワイんですが、
あの静寂と、無力感というか緊張感、孤独感といいましょうか。
街にいるときはまるで感じない感覚が沸き起こるので
たまらないんですよ。


クマの痕跡は爪跡とクマ棚のみでしたが、
ほんとに見つけたいのは雪山の「越冬穴」。

これを見つけるのはかなり大変だろうけど、
見つからなくてもいいから探したいと思います。

次は~
スキー場上の尾根を歩いてみたいと思います。
心当たりはあるのだけれど・・
遠いなぁ。行けるかなぁ。

おまけ。
大井沢では雪祭り準備の真っ最中~。
仙人の家へのアプローチが天然トンネルに
なる日は近い☆






マタギの里

2009-02-17 11:26:31 | インポート
ぢつは僕、
熊が大好きでして。

熊を論ずるとき、
狩猟の立場、
保護の立場、
駆除の立場、
いろいろありますが、僕にとって一番心に
打つ何かを感じるのが、
「マタギ」という人たち。

マタギについての説明と熊に対する僕の思いは、
長くなりすぎてしまうのでカット!笑

今回は、マタギ発祥の地「阿仁」へ行き、
マタギかんじきツアーに参加してきました。

山形を車で出発したのは朝3:00。
角館到着が6:00前。



7:08発の秋田内陸線に乗って、
「笑内」(おかしない)という駅に降り立つ。
そこから車で5分ほどの集落、
「阿仁根子」がツアーの舞台で、
現役のマタギがツアーの案内人。

向かった先では、
林に潜んでいるウサギを巻き狩りで追い出して
みようという模擬猟を体験したり、
マタギのつくるきりたんぽをいただいたりと、
なかなか経験できないようなことをしました。




これ、なんだか分かりますか?

「熊の胆」を干すときに使った杉板です。

へばりついている残りカスみたいなのを
指でこすって舐めてみたのですがっ!!
苦いこと苦いこと!!!
30~40分は苦味が口の中に残りましたねぇ。(^^;

2月の中旬というのに一日中大雨で、
全身濡れそぼって身体の芯まで冷え切ってしまいましたが、
マタギと過ごした時間はとても
貴重な経験となりました。

夕方からの懇親会にも参加したかったのですが、
翌日仕事だったので、後ろ髪を引かれる想いで
夕闇迫る阿仁をあとにしました。


けど、
今回通ったルートはまさに、暖かくなったらツーリングに
行こうと思っていたルートそのもの☆

今はまだ雪遊びモード全開ですが、
チャリシーズンの到来も待ち遠しくなるような
今回の旅でした♪

誘ってくれた方に感謝☆

おまけ
角館にて。何かの祭事でしょうか?



大栗の木

2009-02-02 09:28:59 | スノーシュー
またまた行ってきました。

今回は、大井沢にある樹齢800年とも
云われる大栗の木を見に行こう!というツアー。

冬の大井沢に行くのは3回目。
車から降りて、なおかつ雪の中を歩こう!
なんてのはもちろん初めて。

温泉の駐車場に車を駐めて、いざ!

集合場所の向かいに住んでるという、
かわいい爺ちゃん(御歳77才!)が、途中まで
ガイドしてくれた。
輪カンジキが似合う。

爺ちゃんの家の入り口がまた趣きがあって
すごくいい。
もうちょっと降ると、上の部分が繋がって、
トンネルになるんだそうだ。


ツアー自体は、いつもの月山に比べて
とてものんびりとしたツアーで、運動量的には
ちょっと物足らないぐらいでしたが、冬の里山を
案内してもらう機会もそうそうあるもんじゃないので、
いい経験でした。

平野部に雪が少なくなったら犬たち連れて
行こうかな☆

そしてこれが、大栗の木。
幹周り8.5m、樹高15m。
樹齢800年!


戦後のエネルギー不足のときも、その巨木さから
伐採を免れたとか。
秋になると未だに良い実をつけるのだそうです。

いいね~、大井沢。
住んでみたいかも。