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vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

久しぶりの休日は月山へ。

2015-08-04 10:04:35 | お山
んん~・・っ
終わったぁ~っ!

という感じ♪

ここ数週間、ひどく忙しい毎日だった。

起きてる間は仕事してる状態。
食事以外は休憩もナシ。

納期の目処も付き、
今、ホッとしているところだ。

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週末、
数週間ぶりの休日。

「おらだ田んぼの子ども博士養成講座」主催の
「親子で楽しむ月山自然体感会」へ行ってきた。

娘が今年入った学校のクラブ
「自然体験クラブ」と「おらだ田んぼの子ども博士養成講座」の
合同企画で、今年が第一回目。

農業の「これから」と子供たちを結びつける為に
遊びながら・学びながら、農業を身近に感じてもらうための活動。

朝、学校に集合。
志津温泉の「月山の宿 かしわや」さんの
マイクロバスでの送迎付き!!

なんと贅沢な♪



ネイチャーセンターに着いてから、
2班に分かれ、インタープリターさんに
博物園内を案内してもらった。



久しぶりの森歩きに癒された~♪




道すがら採ったフキの葉っぱで作った柄杓で・・


月山の湧水を飲む。


一見、それほど太くは見えないが、胴回り約2m~。


ヤマカガシの子。貫録ありますな。

森を歩いた後は、
志津温泉の「月山の宿 かしわや」さんにて昼食。



子供らが残した分も平らげたら
信じられないぐらいお腹いっぱいになり
どうしようかと思った。

そして昼食後はなんと!
温泉付き♪

なんと贅沢な♪

その後は再びマイクロバスにて河北町へ。

なんだかとても贅沢な時間を
過ごさせてもらったなぁという感想。

もちろん、参加費はかかるのだが、
この内容でこんな安くて良いの??
ってぐらい、至れり尽くせりの内容だったな。

娘と一番仲の良い友達のお父さんとも
ゆっくり色々と話すことが出来た。

久しぶりの休日を山の中で過ごせて良かった。

やっぱ山はいいね!




クロユリ月山

2015-07-03 11:41:42 | お山
ふぅ~・・
やっとブログ書けるー。(^^;

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前回月山に行ったのが6月8日。

あの時は、頂上付近のクロユリのつぼみを
探すのが目的のひとつだった。

あれから3週間。

クロユリ開花情報はあちこちで聴いていたが
やっぱりこの目で見なくてはっ!

ということで、
大雨・小雨・霧雨降りしきる中、月山へ。笑

いやほんとはあんまり降るようだったら、
やめにすっぺねー、とか言いながら姥沢まで
行ったんだけど、結局、登ってしまったという。笑

9:50、リフト上駅出発。

姥ヶ岳の雪はだいぶ解け、
姥方向・牛首方向へのルート分岐まで夏道。

姥方向はそこから雪の上歩き。

アイゼン付ければ足もと安定&安心だが、
無くても大丈夫。

ゆっくりで15~20分ほどで再び夏道になるが、
斜度があるので登り応えはある。

そして姥ヶ岳にて小休止。



霧雨・小雨、そして濃いガスに覆われているので
展望ゼロ。

あ、そうそう、
この日のメンバーは、私、娘、そして、
4年間の北東北ツアーを終え、再び仙台に戻った
この人と、その愛犬・藍。



そういえば4年前も女子ワールドカップで
盛り上がっている時だったな。

小休止後、
金姥、紫灯森を経て牛首へと。

途中、大きな残雪越え2か所。



どちらもアイゼン無しで行ける。

牛首手前の笹ヤブの中にシラネアオイ発見。


あとは花びらだけで、咲いていたのを
確認できたのはこの一輪のみ。

牛首手前の残雪の上を歩いていたら、
濃い霧の向こう側に、藍が反応。

田中康弘著『山怪』(ヤマケイ社)を
読んでいる最中なだけに、
濃い霧の中の見えざる何か・・・という風な
想像をしてみたが、何のことは無い、30~40名の
団体が霧の向こうを牛首合流に向かって歩いていたのだった。



(ちなみに、『山怪』著者の田中さんの愛犬と
この藍の姉妹・萌は、胴胎犬なのです。
『山怪』面白いですよー。四刷り決定らしいです!)

牛首から先の急登前に、この大団体の前に出れて
本当に良かった。笑



夏道の急登を行き、
お地蔵様の姿が視界に入ってくれば、
頂上まではあと少し。


(あと少しだよ、藍)

鍛冶小屋跡の周辺に咲くクロユリはどこかな??
っと、すぐ見つかった。


お~、とりあえずこの日の任務が達成されて
とても嬉しい。

そして12:00ジャスト、山頂着~。

お目当てのクロユリはというと??

思ってた以上にあちこちに♪



今年は少ないというウワサだったが?

例年、最盛期に来たことがないので
マックスを知らない故、充分たくさん咲いている印象。

そして、あんまり執着ないのだが、
一応ちゃんと三角点タッチ~。(12:08)



なんだかんだで結局ここまで来ちゃったよ。笑

山頂小屋の前の小径に入ったとこにある中庭?的なとこでお昼。


ガスなのかレンズ曇なのか、天然のフィルター。

昼過ぎからは好転すると見ていたのだが、
山の上は相変わらずの降りっぷり。

風があまり強くないのが救いだ。

しかしそれは結果そうなだけであり、
気温が下がり強風になったときのことを考えると、
軽装での登山はとてもキケンだよ。

あの雨の中、
半透明のビニールポンチョや100均的な雨合羽、
上だけレインウェアで下は短パン(インナー履きの)という格好で
2000m近くある山に登るのは如何なものか。

下山は牛首分岐から、下の道で。



相変わらずガスってて見通し悪いけど、
ルート沿いにロープが張ってあるので、
方向確認の必要はない。

急な斜面はケツ滑りで。


本当はウェアが痛むのでやりたくないのだが、
娘に催促されるので私もすっかりケツ滑りレベルが上がった。笑





ウェア痛んだら痛いなぁ。
実際、少し沁み始めたよ。笑

そして、午後3:00、
下山終了~。

結局一日中、
大雨・小雨・霧雨状態。

きけばこの日、悪天候により
各地のイベントが中止になったとか。

そんな中、頂上まで行くことが出来たのは
考えようによってはツイてた?(苦笑)


親子月山 

2015-06-08 13:56:16 | お山
日曜日。

恒例の?
親子で月山登山~。

週末、少々肌寒かった山形。

土曜日は午前中まで雨が残り、
山向きではない天気だった。

翌日曜日は打って変わって好天。

こりゃぁ混むぞ~、
という予想は見事に当たり、
私の月山史上、一番の人ごみ。


(といってもそのほとんどがスキーヤー。)

リフト下りれば、向かう先が違うので
ここだけガマンすれば・・・とは思うのだが、
あの人ごみはほんとゲンナリする。

リフト券買うのに15分待ち。

直前でババぁに割り込みされたり
(並んでる知人に自分のチケット購入を頼むヤツね)
イライラの上乗せもありながら、
9:00、リフト上駅着。

9:07、歩き出し。


さーて、どういうルート取ったらいいかなぁと考えたが、
稜線の夏道がだいぶ出たらしいので、まずは姥を登ることに。



リフト上駅から姥山頂までの斜面はなかなかのものだ。

歩き出していきなりなもんだから、
子供らはキツかったようだが、
頑張って登っている。

横をTバーリフトが長蛇の列を作っているのを見て、
「あれってタダなの?」
「自分で登ったほうが早いんじゃない?」と。
至言である。笑


(姥の頂上付近に雪は無く、木道歩き。)





姥頂上にて、庄内平野、湯殿山、日本海、
朝日連峰を眺めながら、おやつタイム。


鳥海山は山頂部だけ雲に隠れている。


良い季節すなぁ~。

姥を出発し、木道を行く。


途中、アイゼン無しの雪上歩きと
夏道歩きを繰り返す。






(今回のお目当ての一つ、シラネアオイ)

牛首から先は再びアイゼン装着し、
鍛冶月光下の夏道までの急斜を登る。









しっかし、子供というのは
来るたびに強くなっていくね。





こちとら、毎日きっちり練習していたって
伸びないどころか、劣っていってるってのに、
たまに山登りするだけで体力アップしちゃうんだから。





そもそも細胞分裂の質がもう違うんだよな。

夏道に入り、再びアイゼン外して山頂まで。



足もとの岩の間にはミヤマキンバイが
沢山咲いており、
お花の階段の~ぼる~♪ 状態。



そして12:00ジャスト、頂上着~。


今回はとても穏やかな山頂で良いね~♪

今回、山頂でのお楽しみは
カップ麺と他にもう一つ。



クロユリさがし。



子供はこういうの好きだから夢中になって
探しておりました。



結果、蕾が膨らんだ7~8株のクロユリを発見。

ロープのこちら側にもひと株発見したので、
クサいと評判のニオイも嗅げるかも??

これは娘撮影、ハクサンイチゲ。お花畑状態でしたな。



(頂上をロックオンしたセスナ機が、近距離を3周ぐらい。2周目以降はウルサイ存在に。笑)



そして13:00、
下山開始。


来た道引き返すルートだが、
急斜はすべてケツ滑り♪



私は、ウェアが痛むのがイヤなので、
例によってスコップで。

超楽しい♪笑


(姥ゲレンデのメインディッシュ目指して)


(姥ゲレンデまであと少し!)

そして、姥ヶ岳のゲレンデもほぼ全て
ケツ滑りにて下山。



コブの斜面では、コブなりにバウンバウンと
蛇行し、激流下り的な楽しみも味わえた。笑

この時期はもうこれのほうが楽しいね。笑

ということで、15:30、姥沢駐車場着。

いやー楽しかった。

月山へ。(下りのお楽しみ付き)

2015-05-19 13:34:46 | お山
日曜日は、娘・息子・私で月山へ。

雪解けが異常に早いとか、
なぞのベタベタが発生中とかいう
ウワサを耳にしていたので、
出来れば連休前か直後に
行っておきたかったのだが、まぁ仕方ない。

6:30自宅発、
8:00姥沢着、
リフトに乗り上駅へ。

娘・息子共に軽アイゼン装着。


私は12本爪アイゼン装着。
9:00歩きだし。



こう白くて広いと、
距離感とか高低差とか、
感覚が働かずにマヒしてしまう。




残雪期、私はいつも姥ヶ岳の斜面をトラバースする形で
大きく巻くルートを取る。



上駅から頂上までの高低差は500mほど
あるのだが、ここで高度を稼ぎすぎると、
金姥辺りで一度下る事になってしまうので、
調整が難しい。
(私は欲張りなので大抵登りすぎる。)

まあ、この時期はどこをどう歩いても
歩きやすいし、この素晴らしい景色の中だと
あまり損した気分にもならないけれど。



天気は申し分なく良いが、風が強い。



そもそも私用に買った帽子なので、
娘には少々緩め。

スキーの結束バンドで補強。

これはこれでヘビーデューティな感じで良い。笑

娘はこの時期の月山は経験済みだが、
息子は初めて。


男の子なだけあって、靴の裏にアイゼンつけて
雪山に挑むのは冒険心が高まるようで、
ちょっと得意気だ。笑

スキー場の混雑は凄まじいものがあったが、
こっち方面はまばら。



純登山者とスキーを兼ねた人の半々といったとこ。

牛首から先は斜度がキツくなるが、
雪上を行けるので、滑り止めさえ付けていれば
とても快適な登り。













鍛冶月光と牛首の中間地点ぐらいまで
雪の上を歩くことができ、



そこから先は
アイゼンを外して夏道を行く。



ここから頂上までは子供らも慣れっこの道のりだ。

が、高度を上げるにつれ、風がエライこっちゃに。

時間的にはだいぶ余裕があるのだが、
こんな風の中登ってもなぁ、と考え始めるも、
子供らは頂上が近いのを知っているので
スゴいペースでひたすら登っていく。


強くなったなぁ。

そして11:30、月山頂上手前の開けたエリア着。
月山神社は異常に早い雲で見えたり隠れてしまったり。


暴風の中、ここにいても何も楽しくないので、
本日の頂上はココ!ということで。
記念撮影してサッサと下山開始。





覇者のカップラーメンは鍛冶月光下のガレ場隅で。

山カップ麺最高♪

雪の上に戻ってからは、子供らはケツ滑り。


私はコレ

ちょっとコツいるけど、超楽しい。



足で乗っちゃってしゃがんだ方がもっといいかも。

と、まあこんな感じで遊びながら
リフト上駅に戻ったのだが??



下りのリフトは今時期まだ乗れないので、
純登山者は月山スキー場を歩いて下るしかない。

が、今回、うちらは
スキー道具を運び上げていたので、
帰りは滑って帰るのだ!!!

登山靴をスキーブーツに履き替えて、いざ!!



と、まあここまでは全員、それはもう楽しみに
していたので、笑顔だったのだが。



連絡通路的なこの細道を滑っていたら
息子がこの先のデコボコを乗り越えられず、
板が外れ、そこから先は負の連鎖の始まり。

息子のフォローしているうちに、娘の足もとが崩れ
下に落ち、置き去りになった板を取りに戻った私も
下まで落ち、登り返している間に
今度は息子も下に落ち・・・という。笑





それでもまぁ歩いて下るよりかは
試み的にも醍醐味的にも刺激的だったのは
間違いないので、結論的には
「すごい楽しかった~」という感想なのであった。





今度は一人で行こっと。笑

直ったカメラと犬輪ギツネ

2015-02-02 11:12:40 | お山
修理に出してから3週間。。。
やっと!
カメラが戻ってきた。

故障箇所はやはりいくつもあり、
額でいうと2万近くかかったらしいが、
保証期間中ということで無料。

助かったぁ・・・。

早速、屋内で試し撮り。



う~ん。
ちゃんとピントが合うってスバらしい。笑



純正のセットレンズなのがちょっと残念だが、
レンズ修理はまた費用が掛かるので、
直そうか、それともまた壊れると厄介なので
違うレンズの購入もアリかなとか、検討中。





単焦点の35mmあたり欲しいなぁ。



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翌日は前半の家族サービス後の
午後から犬輪山へ。



午後から山に入るもんじゃない、という
山の教えは大事に考えているが、
午後、しかも夕方近くのほうが
動物たちに出会える機会が多くなるのは魅力である。



傾き始めた太陽が木の間から光を放ちとても綺麗。



青空の下、その光の中をのんびり歩く気持ち良さ。





と、立ち止まってボケ~っと景色を眺めていたら・・・



左側に気配を感じ見てみると
こげ茶色のながーい生き物がこちらには気づかずに
林の中へ。



とりあえずシャッターだけ切り
すかさず伏せて景色の一部になりカメラを構えていたら・・・

犬輪ギツネ!


うを~っ!やった~!


と、ワタワタとする気持ちを抑えて
ひたすら撮影。

そしたら!

同じルートを辿ってもう一頭!



こちらの子は先に居なくなってしまったもう一頭の行方を
オスワリしながらしばらくこうして見ていた。



動きが少しあどけなく見えたが、
ホンドギツネの生態から考えると、
この時期、親ギツネと一緒に行動するとは
思えないので、どういう関係なのだろう??と
考えながら、3分以上こうして観察することが出来た。



この子は若いオスで、さっきのはメス??
繁殖期でメスに付いて回っているのかもしれない。

こちらには全く気付いていなかったので、
カメラ目線欲しい時は軽く口を鳴らすと、こちらを見てくれた。


その後も足元をウサギが駆け抜けて行ったりと、
獣の気配が濃い犬輪山であった。



犬輪山の東斜面にはこれがド~ンとそびえたっている。


始めてこれを見つけたときは、
なんじゃコレ?と思い、あらゆる機関に質問の電話を
かけまくった。

「反射板」と呼ばれる物で、
高周波帯の電波の直進性を利用し、災害時、主に通信用に
使用されるらしい。

技術的にはインターネット通信にも利用可能だそう。



高周波帯というと、電子レンジと同じなので、
通信するときはサイレンでも鳴らしてくれないと
近づいたらチンされちゃうんじゃないかと考えつつ。

一周し、姥様前まで下り降りてきて、
帽子を取り手を合わせようとしたら・・・・



ナイ!
私の大事なレイバンがナイ!

頭にかけていたのがどっかで落ちた。

日も傾いてきたので真っ直ぐ帰ろうと思っていたのに、
また登りなおしだ。

午後に山に入るものではない、という山の教えは、
現実的には何かあったとき、
焦りがさらなる災いを招くから、と云われている。

あまり深追いしない、と決めてきた道戻り
山の反対側まで戻ったら・・・

あったぁ~。

良かった良かった。



山の神様、姥様、ありがとう。
感謝致します。