白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

「白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病」フォトチャンネル一覧

チャンネル作成日が 古い順  |  新しい順
ch 396352
猫は我欲をあぶり出す
前回「万引き」犯人として一旦逮捕された容疑者。十四歳の少年だと判明もした。盗まれた書籍は「芥川龍之介全集」(ちくま文庫)。だが犯行の動機ははなはだ曖昧。動機の点では捜査もとうとう暗礁に乗り上げた。動機解明を最も困難にしたのは容疑者がまったく文学に関心がない点だった。なのになぜ「芥川」なのか?日本古典文学を素材に近代的自我をあぶり出して見せた超大物作家。しかし容疑者は文学にはまるで関心がない。深まる動機の謎。元ノラ猫タマは飼主の傍らでそのエピソードにじっと耳を傾けていたが突然両耳の後ろを掻き始めた。猫独特の繊細な毛がゆらゆらと床に落ちてひと塊の埃の山が出来上がる。飼主は容疑の少年の容姿を覚えていたが、あの時は確か、猫を飼っているとは聞いていなかった。しかし少年の上着になぜか猫の毛が付着していたことが印象的だったことを思い出した。──少年は犯人ではない!飼主は確信した。(解決編はブログで)
更新日時2017-06-30 22:17:31
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 396269
詩歌集
金色の墓穴根ぶかし斑鳩の里に怨嗟の資本血しぶく
更新日時2017-06-29 18:05:07
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 396249
詩歌集
福太夫神社の隅の道真の碑銘とどろく雷鳴となり
更新日時2017-06-29 12:42:08
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 395938
ことわざを蹴った猫
「ここ数年来東京や大阪や名古屋そして福岡などの都会では書店間の競争が増すばかり。地方都市に行けばその傾向は増々激しい。そんな或る日。先日は性質を活かした驚異的活躍で名もない一書店員の苦悩の果ての犯罪を解決した元ノラ猫タマのもとに、同じ書店からまたもや難題が持ち込まれた。当初ただ単なる万引きに過ぎないと思われていた件だ。ところがタマに事情を聞かせてみるとどうもそれだけではないらしい。飼主は考えあぐねた。するとタマは写真に映っているポーズを取って見せた。『頭隠して尻隠さず』、かと思いきやタマはじっとしたまま否定している様子。ただ単に『頭隠して尻隠さず』の「万引き」ではないらしい。ではまだ何かあると言うのだろうか?あるとすれば──、飼主は或る有名な言葉にはたと気付いた!」(解決編はブログで)
更新日時2017-06-23 17:17:00
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 394145
猫は隠蔽を見抜く
「五月なのに真夏かと思うほど気温が上昇した日。テレビ・ニュースを見ると噴水や日傘やアイスクリームや即席ビア・ガーデンの模様が報じられている。近所の病院の慰問ライヴから帰宅した元ノラ猫タマの飼主はそれを見ながら何かすっきりしない憮然とした表情。社会保障関連ニュースが余りにも少ないことに釈然としないのだろう。ストレスが溜っている様子。するとタマはいつものように察しを付けたようだ。「こういうことが言いたいのだろう」と言わんばかりに飼主のほうに顔を向けたままじっとし始めた。常は背中をまるめて寝てばかりだというのに。ところでタマが言おうとしたことは何なのだろうか」(解決編はブログで)
更新日時2017-05-22 23:32:30
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 394003
猫が見た密室
「莫大な利権を伴う院長選挙を間近に控えた大病院。立候補者の一人に殺人の嫌疑が掛けられた。しかし被疑者は犯行時刻には診察室に居り患者を診察していたと容疑を完全に否認。病院へ慰問ライヴに赴いていた元ノラ猫タマの飼主は現場の様子を聞き付け、帰宅後に一部始終をタマにも話して聞かせた。するとタマは和室の押し入れに転がりこんで懸命に居眠りを始めて見せた。余りにも気持ち良さそうに居眠って見せるタマ。そのまま押し入れのドアをそっと閉じて寝かせておくことにした。しかし閉じられたドアを見た瞬間、或ることに、はっと気づいたのだった」(解決編はブログに掲載)。
更新日時2017-05-20 23:09:03
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 385985
猫と座敷の関係は
自由律俳句第三十三弾。「陽が背をつつむもう五分」。
更新日時2017-01-12 16:39:18
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 385229
猫よりちょこっと年上の
自由律俳句第三十二弾。「十年分ほぼ切り落としそこに日差しがある」。
更新日時2017-01-01 03:00:07
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 383304
猫の爪切り目薬も
自由律俳句第三十一弾。「暮しの常備薬そこに疎水が揺れている」。
更新日時2016-11-29 22:36:30
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ
ch 380705
猫と門扉のあいだから
自由律俳句第三十弾。「軍艦に病んであんなに空が青い」。
更新日時2016-10-25 23:27:29
登録枚数1 枚
スマイリー 0   0   0  
タグ