白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21・空爆/医薬品/「いじめ」の構造

2023年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

パレスチナ戦争。空爆するイスラエル。ガザ地区に響き渡る轟音と阿鼻叫喚。映像は瞬時に世界を駆け巡る。と同時に世界中の心ある人々から大量の医薬品がガザ地区へ送られ搬入される。医薬品の到着を待ちわびていた人々の安堵の表情がアップで映し出される。いわば「善意」の集積を世界は見ている。

 

しかし。言いようのない違和感を拭いきれない人々もこれまた多い。

 

例えば、世界最大の製薬会社「ファイザー」。本部はニューヨーク。CEOはアルバート・ブーラー。ユダヤ教徒。イスラエル支持者。若い頃は動物を愛する一人の獣医師だったのだが「ファイザー・モデル」確立以後、急速に企業買収をとめどなく繰り返し、肝心の医薬品開発は買収した系列子会社に任せきり。マネーの亡者になった。

 

(1)空爆に伴う死傷者の大量発生。

 

(2)医薬品(多くはユダヤ系大資本由来)の搬入。

 

(3)イスラエル支持/不支持を問わず救われるパレスチナの人々。

 

(4)さらなる空爆。

 

(5)医薬品(多くはユダヤ系大資本由来)の搬入。

 

(6)イスラエル支持/不支持を問わず救われるパレスチナの人々。

 

(7)イスラエルが空爆し親イスラエル・ユダヤ系大資本が「助けてやる」。どこまでもとことん「恩をきせる」。

 

(8)「見せしめ」というよりもはや小中学校の「いじめ」レベル。

 

医学界だけでなく情報産業界の巨大プラットフォームを支配するユダヤ系ロビーストの絶大な影響力とその動き。日本政府は天皇を担ぎ出して自分から打って出た第二次世界大戦の圧倒的敗戦以後、何一つ言えない。民間有志の救援を除き、日本政府はあまりにも無力である。もし再び逆らうようなことがあれば「もう一度落として欲しいのか、原爆を」という暗黙の呪いが今なお頭上にのしかかっている。


Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ168

2023年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二三年十月三十一日(火)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

昨日の茶碗事件から一夜。まあ、猫のすぐ手前の台の上に割れものを置いた人間のミスだったわけで。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。去年死去したヒュー・マセケラ。トリニダード・トバゴが舞台。ジャズが盛んな土地柄。彼らはルーツにこだわる。しかしそれは必ずしも人種や民族や血縁を意味するとは限らない。彼らにとってルーツとは「奴隷貿易によってアフリカから無理やり連れてこられました」という悲惨を訴えてばかりのお涙頂戴歌謡ではなく、じっくり対話し合うことの大切さを音楽そのものに語らせることだ。ルーツとはむしろ歴史そのものだからである。カリブ海の悲しい歴史がこじ開けた独特の音の広場から二曲。

 

ちなみに「現代思想・二〇二三年十月号」で「スピリチュアル特集」が組まれていた。政治的インチキ「カルト」のことではない。問題は今なぜ再び「スピリチュアルなのか」。実はジャズの世界でもスピリチュアルへの関心が高まっている。世界同時多発的という次元において偶然の流行では決してない。コルトレーンから。

エリック・ドルフィーから。

ところで日本はどうなのか。かつて阿部薫という人がいた。

さて話題は全然変わる。商業エンタメ・メタルから「黄金のなる手」の楽曲。一九八〇年代前半、イギリスのバイク好き(暴走族含む)のあいだでたいそう流行った。


Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて593

2023年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

母の朝食の支度。今朝は母が準備できそうなのでその見守り。

 

午前六時。

 

前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は太陽食品「金胡麻とうふ」。1パックの二分の一を椀に盛り、水を椀の三分の一程度入れ、付属のたれを入れ、レンジで温める。温まったらレンジから出して豆腐の温度が偏らずまんべんなく行き渡るよう豆腐を裏返し出汁を浸み込ませておく。おかずはキュウリの糠漬け。

 

(1)糠を落とし塩分を抜くため一度水で揉み洗い。(2)漬物といっても両端5ミリほどは固いので包丁で切り落とす。(3)皮を剥く。(4)一本の半分のままの細長い状態で縦に三等分する。(5)三等分した細長いキュウリを今度は5ミリ程度の間隔で横に切り分けていく。(6)その上にティッシュを乗せてさらに沁み込んでいる塩分を水とともに吸い上げる。今朝はそのうち十八個程度を粥と一緒に食する。

 

昨日夕食は大根とイカの煮物。無理せず食べられるものを食べられるだけで十分。

 

参考になれば幸いです。

 

今朝の音楽はビル・エバンス「SOLAR」。


Blog21・複合的未決定

2023年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

最終回。できるリハビリはできるうちにやっておくというだけでなく、それ以上に大切なのは無理な負担がかからない程度をキープしつつ継続するというのが鬱病治療の基礎とされている。けれども発覚した時すでに慢性化していた場合、完治はまず望めないのが通例。うつ病だけに限ってみても治療に取りかかって二十年以上、完治不可能という点でアルコール依存症を合わせると二つの不治の病を背負い込んでいることになる。しかしこのようなケースはさほど稀でない。生き残っている人々に出会うことはできない相談ではない。ところが早々と死んでしまった人々の数があまりにも多すぎるため生き残りの側が極端に少なく見えてしまう。ともかく、周囲を見渡してみるとリハビリの要は継続にあることは間違いないようにおもえる。細々とでいいのだろうし、逆に細々とではなくほんの少しばかり気持ちが大きくなるやすぐさま脱落し、簡単に死んでしまった患者仲間は数えきれない。あせらずあわてず、長く。そんなわけで身近にあり手の届きそうなもので長々と続きそうなものをと選んだのがたまたまプルーストだった。それに加えて何か新しい発見の一つもしてみようなどと大それたことは頭から考えずにぱらぱらページを追ってみた。

 

なお「です・ます」調を避けたのは、とりわけ昨今の政治経済界隈で目立つ「です・ます」調の卑しい濫用に嘔吐をもよおす(ニーチェ)体質ゆえにであって、ごくふつうのブログなどで丁寧な「です・ます」調が用いられていることとはまったく関係がないことを断っておきたい。

 

「私がいずれ聖堂のなかに刻みつけたいと願うさまざまな真実の捉えかたに共感してくれた人たちでさえ、その真実を私が『顕微鏡』でのぞくように発見したと褒めたたえてくれたが、さまざまなことがらを知覚するのに使ったのはそれとは逆の『望遠鏡』であり、それらがたしかにきわめて小さく見えるのは、はるか遠くにあるからで、その一つ一つが実際には一個の世界なのだ」(プルースト「失われた時を求めて14・第七篇・二・P.287~288」岩波文庫 二〇一九年)

 

プルースト作品は比較的好意的な読者から「『顕微鏡』でのぞくように発見したと褒めたたえ」られてしまう。困惑したのかどうか知らないがそれは違うと否定している。理解されていなかった。勘違いされていた。そしていう。「さまざまなことがらを知覚するのに使ったのはそれとは逆の『望遠鏡』」だと。その上で続ける。「一つ一つが実際には一個の世界なのだ」。

 

「さまざまなことがら」の「一つ一つ」がすでに「一個の世界」。

 

「一個の世界」の中に無数の価値体系が混在し合いながら動いて止まないように「一つのことがら」はすでに無限に多層化されており、今後ますます多層化されていくほかないのだろう。そしてそれを引き受けるというのはどういうことを言うのだろうか。完結したようで実はちっともしていないのである。

 

リハビリも当面のあいだは「番外編」だけで手一杯になりそうな気配ーーー。


Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ167

2023年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二三年十月三十日(月)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

タマのいたずらは今日も続く。陶器の食器を前足でちょいちょい。がしゃーん!猫を飼っているとよくあること。しかしこの陶器、京都の長岡京市に住んでいた頃に無印良品で買った夫婦茶碗の一方で妻が二十年以上愛用していたもの。日本政府の経済対策の限度を越えた無策ゆえ、今やどこにも売っていない。こんなことなら夫(飼い主)が陶芸をやっている間に同じものを作ってもらっていればよかったと後悔しきり。

 

しかし陶芸というのは茶道で用いる茶碗や飯茶碗のような比較的短期間で身に付くものより、もっと遥かにハードなトレーニングを毎日要する一輪挿しにも使える徳利をいつでも作れるようになり余裕ができてからの話。そうすれば半分寝ていても作れる。なので後回しにしていたら陶芸教室の電気釜を使わせてもらえる資金が尽き果ててそのままになってしまった。とほほ。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。つい先日ブルーノート東京でのライヴを終えたヌバイア・ガルシア。elekingのインタビュー記事を見ると尊敬するマイルス・デイビスのアルバムを尋ねられて一九五〇年代ジャズ黄金期のものは当然として、その他にマイルスファンの間でも賛否の激しい「Nefertiti」を上げつつ「最初に聴いたときは何だかわからなかったが今はマイルスのベストのうちの一つ」と答えている。この素直さが吸収力に直結すればより一層の飛躍が期待できるだろう。その1。

一方飼い主はこれまた先日、商業エンタメ・メタルの懐かしい楽曲を忘れたのでもう一度聴かせてほしいというような言葉を聞かされアイアン・メイデンから次の二曲を何十年ぶりかにコピーしてギターで聴かせたところ。