近所のスーパーへ買い物ついでに「群像」(9月号)も入手。
帰宅後「松永K三蔵への15の問い」(『群像・9・P.15~20』講談社 二〇二四年)に目を通す。
文学論や今後の抱負などはここ数日の新聞などで芥川賞受賞エッセイが掲載されたりしていた。
さて今回始めて知った二つのこと。
(1)「影響を受けてきた作家や作品」
(2)「好きな音楽」
どちらも個人的に好きなタイプと滅茶苦茶かぶっていてびっくり。作家ではニーチェ、檀一雄、中上健次、野坂昭如、吉村昭、町田康、ルシア・ベルリンなどを上げていて読者としては大変うれしい。
さらに音楽。
バッハ、ベートーヴェン、パンテラ、U2、ジョニー・ウィンター、ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベック、レッド・ツェッペリン、ビル・エバンス、toe、高橋竹山、矢沢永吉などを上げている。
実は四日の午後十一時過ぎ、そんなこととは露知らずたまたま久しぶりにパンテラ「MOUTH FOR WAR」、「WALK」、矢沢永吉「夕立ち」をギターで弾いていた。バッハはエクササイズとしてだけでなく弾いていて楽しいのでしばしば爪弾く。
クラシックはそれ程知らないのですが矢沢永吉が好きとは嬉しいです。
其れに野上健次吉村昭 私も好きです。
白鑞金さんが矢沢永吉をギターでつま弾くとは一寸した嬉しい誤算?でした。
バリ山行読み終えて温かな気持ちになりました。
人生のバリ山行の末いま過疎地で暮らし妻鹿の生き方に共感しながら
大切な一冊になりました。
毎回読ませてもらっているガーベラさんのブログ。
>人生のバリ山行
>妻鹿の生き方に共感
当方は五十代ですが近い友人知人からの反響も多くが同様です。大学在学中からの知り合いで今は生活様式や家族構成もまったく違っている友人が同じく共感を語ってくれるような状態でなんだか大変不思議でもあります。
世代も貧困格差も越えて読まれる小説に本当にひさしぶりに出会えてよかったと思っています。
>大切な一冊
もっと増えればと願っています。
>野上健次
もしかして中上健次では?
>矢沢永吉
そうなんです。「カバチ」発表の頃がよかったですかね。「夕立ち」だけでなく「レイニー・ウェイ」、「So Long」なんかは何度聴いたかわかりません。
ちなみに個人的に好きな曲で「ゴールドラッシュ」というのがあるのですがーーー。歌詞の内容が今の日本全国の地方都市・過疎地的自治体の現状と偶然にも瓜二つなところはちょっと怖いですね。
ではでは。