二〇二四年九月八日(日)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
勝手口の網戸から外を見ているタマ。
毎日見ているのだが時々雀がやって来てすぐそばのフェンスに止まる。
タマはかくかくと歯を鳴らす。獲物だとわかるらしい。
雀にすればこの猫が網戸の外へ出てくることはないとわかっているらしくまったく逃げない。
タマは目の前の獲物へ飛びかかれないのが悔しいのかまたかくかくと歯を鳴らしてみる。雀は安心しきってフェンスをひとしきりぴょんぴょん移動すると思いのままどこかへ飛んでいく。
タマさん、仕方がないよ。
悔しいわけじゃないんだ、物心ついた時すでに家猫だったからね。
ん~、でも目の前を平気で獲物にうろうろされるとなんか思ったりしない?
雀さんってこの相手なら大丈夫だとわかると大胆不敵になるんだなあって思うけど、その意味ではさ、おそろしく人間に似てるのになんでいつも人間と距離を保ってるのかが今ひとつわかんないんだよね。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ブラック・ディセレラント。直訳で「黒い減速」。なんのことか。一方で無意識的かつ大々的な加速主義の世界化があるわけだが、おそらくそれを意識してドゥルーズ&ガタリのいう「遅さ」を実現する試み。Black(黒人)だから半分ジョークでやってみたというのではなく、Black(黒人)ゆえに日常生活は常に切迫した切実さに満ちている。そこで「遅さ」はかえってオルタナティヴたり得る、たり得るだろうと。楽曲タイトルと順番とがわざわざ置き換えられている点も注目。