NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

2006年06月08日(木)

2006-06-08 | 授業


 朝目を覚ますと、喉に違和感。と同時に何だか体のお調子が思わしくない。昨晩帰ってきてから、パンツ一っちょで家の中をうろついていたのが原因だろうか。全体的に気だるい感じが抜けないが、授業へ。


 授業前に学校の傍?の本屋で『ハチクロ』の2巻を買ってみる。で、授業へ。都市の話はやっぱり面白い。先週から前のほうで講義を受け始めたら、グングン入る。バージェスの同心円からセクター型へ。当然の流れ。ちなみに東京は中心商業地一箇所からどうの、というのは無理があり、多心型都市だそうで、だから「新宿副都心」なのだそうな。


 明日からワールドカップらしいけれども、それを考えると気が重くなってくる。前回の大会のとき、2002年は大阪で浪人していた。予備校の授業も上の空で、ほとんどの生徒が期間中、特に日本戦がある時は。次の大会のときは何をしているんだろうと思ったら、こんな状態だ。やっぱり悲しくなる。悲しくなる。


 調子がやはり優れないので、今日は図書館篭りを中止。帰りの電車の中で『ハチクロ』を読む。やっぱり面白い。切なさとお笑いのコントラスト。どっちにも手抜かりが無い。切なくなって、家路に。今日はもう寝よう。明日も朝から授業だ。

2006年06月08日(木)

2006-06-08 | 授業
村上代表「金もうけ、悪いことですか」 つきまとう酷評 (朝日新聞) - goo ニュース


 M&Aコンサルティングの当初の設立意図はたぶん彼が言っている通りだったのだろう。僕はそう信じたい。株式を公開しているのに、ほとんどといって良いほどに公開していないに等しい状態であったし、株主利益も全く考えられていなかったし、株主自体にもそういった問題意識が無かった。

 株を多く持てば、会社に対して影響力を行使することが出来る。そうすれば元来閉鎖的な日本企業をもオープンにすることが出来る。それも合法的に。そういうことを通して、この国をおそらく本気で変えようと思ったのだろうと思う。


 だがやはり引用記事内にもあるように、株は日本では単なる投資手段としか認知されていないのだろう。ただしこの点についてはM&Aコンサルティングにも事前の投資目的の周知に問題があった。もっと明確にファンドの目的を提示すべきだったんじゃないだろうか。もし彼の理想が真実だったら。


 この国では「金儲け」は悪いことなんだ。ならばそれを覆い隠してくれるような付加価値をファンドに持たせれば良いじゃないか。例えば、オンブズマンみたいな問題意識を持った人たちから資金を募ってファンドを作り、株主の権利として合法的に、その企業の利益規模に合ったCSRを徹底させるとかいいじゃんか。そしたら、彼らの問題意識の対象を改善でき、資産運用まで出来る。どっかやっていないんだろうか。こんなファンド。