NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

2006年06月04日(日)

2006-06-04 | 授業

 先週か何かの『なんでも鑑定団』での出張鑑定企画に、『ズームイン朝!!』で一躍有名になったウィッキーさんが出ていた。アフリカの人かと思っていたら、ウィッキーさんはスリランカ人だそうな。
 そこに司会者の人が彼に「日本に来て一番驚いたことは?」との質問をしていた。おそらく寿司だとか、機会があふれているとかティフィカルな回答を期待していたんだろうと思うのだけれども、彼の回答は違った。

 「レモンティーを皆が飲んでいること」。現地の人間には絶対に思いつかないような彼の回答。彼によれば、スリランカで紅茶にレモンを入れて飲むときは下痢をしたときらしい。だから日本人は皆下痢をしているのかと思って、驚いたそうだ。


 内側に居ると分からないことはしばしばある。去年沖縄でのフィールドワーク。僕は沖縄の学生に「沖縄の郷土料理って何があるの?」と、酔っ払って聞いてみたが、彼は困った風に「分からない」と答えた。どうも彼には何が沖縄なの郷土料理かが分からなかったようで。要は地元の人間であるがゆえに、どれが特殊であるか、という事を判断するような基準を持っていないということなんだろう。


 先週ゼミである子が「コスプレ」についての卒論のために、「オタク」という概念を押さえようと言うことになり、僕は取っ付き易そうな岡田斗司夫の著書を進めたんだけれども、その子はもちろんのこと、ソシュールだ何だかんだという子も知らず、ゼミの先生までも知らなかった。結局その場の全員が知らなかった。
 一時はベストセラー作家としても知られて、『マンガ夜話』なんかでもレギュラーとして活躍してるんだから、皆知っているだろうとしたけれど、誰も知らなかった。サブカルの中では常識なんだろうけれども、一般的にはあまり認知されていないということを改めて知らしめられた。

2006年06月04日(日)

2006-06-04 | 休み
 成田空港の免税店?のCMで菊川怜さんがなにやら喋っているけれども、どうもアレはフランス語らしい。韓国語にしか聞こえなかった。



 成田空港の第二ターミナルの話題が湧いているが、アジアのハブには成れないだろうな、と思う。規模的には韓国の空港なんかに及ばないし、といってこれ以上成田を大きくすることは困難。そして最大の弱点が都心部への距離。日本の都市部の空港はほとんどこの問題でディスアドヴァンテージを抱えているけれど、首都の空港として首都から1時間以上かかるのはどうなのだろうか。

 そう考えると首都移転なんていう話も現実味が出てきそう。いくら空港施設自体が便利になっても、ハブ空港として首都部から遠かったらどうしようもないのに。