黒い冷凍庫(冷凍品=文芸社、栗田工業、幻冬舎R等、クンちゃんブログ自費出版関連記事!クリタ創業者野崎貞雄氏発禁本全文)

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No50コメント欄投稿へのお答えやらクンちゃん見解②(通算No54)

2011年07月22日 08時49分17秒 | 幻冬舎R著者の憤懣爆発

 コメントへの回答やら見解やらのつづきです。






委託販売とは何か御存じですか? (洋々)
2011-07-13 03:11:48

クンちゃん、暇な時でいいんですが、「委託販売」ってどういう意味ですか?
私がなんとなく調べてみたところ、出版社はそうなってからダメになったとも言う話があるし。


A 委託販売方式は、自分じゃ売らんで他の人に売ってもらうってこと。その代表が書籍の販売ってことになっている、ここ40年くらいはそうだと思う。
それ以前の書籍販売がどうなっていたかは、恥ずかしながら知らんのです。それ以前が後で述べる買い切り制だったとすると、小規模書店が多かった昔は、相当に裕福な人間しか新刊書店は開業出来なかったはずだ。

で、委託販売だけど、書店は単に委託されているだけだから、売れなくたって、カバーにガムがくっついていようが、折れ曲がっていようが、版元に送り返しゃあいいわけで、損はしない。「委託」販売方式は、本屋さん
にとっては「痛くない」販売方式ってことになるかもね。ただし、売れなくて返品ばっかじゃ結局は儲からんということになる。
このへんに着目したのが文芸社の棚買い(対価を支払って、書店の或るスペースを確保し、自社刊行物を陳列してもらう)だ。文芸社と特約を結んだ書店では、文芸社と約束した原則1か月の陳列期間が明ければ、
売れなくたってちゃちゃっと荷造りして返品すれば買い取ってもらえる(この部分が対価となる)んだから、この点だけ抽出してみれば堅い商売になるということだ。

話がちょっとずれちゃったけど、委託販売に対して、買い切り(買い取り)という版元有利の方式もある。
この方式は、書店が仕入れる書籍はすべて売れるかどうか別としてとにかく買ってちょうだい、買ってくれなきゃ配本せんわい、ということになる。
いま現在はどうなっているか知らないが、岩波書店とか童話の福音館、みすず書房(すべての刊行物というわけではなかったような記憶)など、ごくごく少数の版元が、その版元の特質ゆえにこういう立派な商売がで
きちゃうというわけだ。
また、書籍だけでなく、なんとか賞発表後の雑誌の特定号でも買い切りはある。そうそう、書籍に戻るが、例のハリポタも偉大なる殿様商売だった。
だいたいこんな調子の「生兵法」的説明だけど、コメント投稿の「自費出版しちゃた人」さんの補足・訂正をお待ちしてまっせ!


江川紹子と小出裕章 (ミッフィー(下ユル子))
2011-07-19 22:43:31
小出さんの本について (松田まゆみ)
2011-07-20 05:16:40
しかし、小出助教授にとっては (ミッフィー(下ユル子))
2011-07-20 07:01:54
Unknown (松田まゆみ)
2011-07-20 11:36:54
ミッフィー(下ユル子) (小出助教授は。。。)
2011-07-20 13:28:54
小出さんは気さくで誠実 (松田まゆみ)
2011-07-20 21:32:23


クンちゃんは最近の幻冬舎RのHPでの小出先生本の扱いを眺めて、時局に合わせたやり口があざといねえ、広告塔にされちゃう、という意味合いで帰宅後にコメントしたんだけど、「幻冬舎Rは自費出版オンリー」と
ぶちあげてたのに、という視点は持ち合わせていなかった。そこで、あらためて、幻冬舎RのHPを見てみたら、社長の文章が折々に掲載されていた。以下に引用する(傍線クンちゃん)。

2010年12月20日
「揺るぎなき自費出版」を確立する役割を負って
(略)新書というジャンルに挑戦してみようということになったのです。この数年、新書からベストセラーが数多く生まれており、各出版社も力を注いでいるジャンルということもあってか、書店での新書棚を確保するのは
大変なことです。あえてそこに自費出版の会社が新たなレーベルを送り込もうというのですから、苦戦は必至です。

2009年8月27日
私が弊社の代表になり三年が経ちました。(略)そして誓ったのです。「日本一、質の高い自費出版本を出す会社にしよう」と

2008年6月30日
(略)この 2年間は私にとっても、自費出版界にとっても激動の時でした。いつか総括しなければならないと考えていましたが、ようやくその時期が来たと思います。

2006年12月22日
1993年11月、幻冬舎は四谷の裏通りに面する雑居ビルの4階から出発しました。旧態依然とした出版界に小さな風穴を開けたい、その一念で会社を設立したのです。
(略)このような経緯の中で2005年に誕生したのが自費出版の会社、この幻冬舎ルネッサンスです。どうしても自分の作品を世に出したいという方に対して、適正な費用をいただき、本づくりの段階から全国の書店に流通させるまでを完全にバックアップし、サポートするというシステムです。

このように、明確に幻冬舎Rを自費出版専門であると自ら対世的に位置づけてきたからには、たとえ定款では「書籍・雑誌の企画・編集・製作・販売」とかになっていたとしても(なっているかどうか知らんよ)、ゼニをちゃんと支払って出版した著者たちに対し、説明責任がある、という論調には共鳴せざるを得ないのである。
また、知らぬうちに利用された格好ではあるにしても、小出先生もやがてきちんと事態にけりをつけるべきとも考える。ただし、いまはもっと本筋のほうに注力すべき時期であろうし、いずれということでもいいかなと思う。甘いかい?

この項おしまい


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78 コメント

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詳しくは知らないのですが (自費出版しちゃった人)
2011-07-22 09:55:33
クンちゃん、元気にすごされているようで何よりです。でもまた暑くなりそうですね。長毛種のクンちゃんは夏場が苦手のはず。くれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。

書籍の流通は複雑怪奇の一言で表現できると思います。いわゆる「私家版」としての自費出版は、書店流通はしなかったわけです。身内に配る、同人仲間で楽しむ、などの方法で世に出ていきました。そこからメジャーになった作品もあるでしょうが。

でも、確か最初は近代文芸社だったと思いますが、「あなたの本を書店で売ります」というビジネスが始まりました。

出版社が新刊を出すと、一般的に言って、これをそのまま書店に持ちこむことはできません(いわゆる「直あつかい」という別ルートはありますが、例外と言っていいでしょう)。

そこで、取次店(具体的にはトーハン、日販、大阪屋、栗田などが有名)を通して、全国の書店に配本してもらいます。でも、取次としても売れなさそうな本には手をださないですよね。素人の文芸書はその最たるもの。出版して書店に並べようと思っても、書店への道がなかなか(ほとんど)つながらないわけです。

私が出版した版元は、取次店用の口座を持っていない小さな地元の出版社でした。でもこういう出版社のために、「口座貸し」をしている会社もあり(たとえば星雲社など)、そこは取次店へのルートを持っています。ですから、小さな出版社であっても、事前によく調べておけば、書店ルート(ネット書店を含む)に乗せることもできます。ただしそういう出版社は作品の性質によっては、書店配本ではなくて昔ながらの私家版にすることをすすめたりもするようですね。

そこで文芸社はよく考えたと思います。ただ、個人的には文芸社の「棚買い」制度には賛成できないことを明言しておきます。最近の文芸社は一か月に相当数の新刊を出していますから、あれだけの棚スペースで本をアピールすることはまず不可能でしょう。

著者の書店への挨拶ですが、文芸社ではこれをとめていたのですね。賢明な処置だと思います。大方の書店員は新刊書の対応で手いっぱいではないでしょうか。

小さな出版社の社長さんが遠方からはるばる訪ねてこられて、新刊書を入れてくれるように青二才の書店員に頭をさげてくることもありました(自費出版物ではないです)。地味なジャンルではあっても、良作だと思ったものは棚差し用に一冊だけ発注したこともあります。半年に一冊程度売れるたびに、うれしかったことを思いだします。

幻ルネの配本方式は、申しわけありませんがよく知りません(私が勤務していたころはこの出版社はなかったのです)。推測ですが、自費でないほうの会社の新刊配本と抱きあわせる形で、幻ルネの新刊を書店に流すことはできるかもしれませんね。

長くなるので今回はこのあたりで。
S・O (小出助教授の件)
2011-07-22 11:16:05
はじめして。私は幻冬舎ルネッサンスから本を出版してしまったものです。
商業出版本も出された方がいると聞きましたがそれは以前からあったことと思います。
こちらのブログでも「書籍・雑誌の企画・編集・製作・販売」と触れていらっしゃいますが、この会社が創設された時、元々、上記のような届けが出されていれば、今回のような本が出ても何も問題はないとなってしまいます。
HPの第1ページに「あなたも本をだしませんか」とありますが、金銭がかかりますというのはずっと読み進んで行かなければ解りません。だから堂々とHPに商業本の宣伝を出しているのでしょう。
金銭を払った者からすれば、企画で出せる、金銭を払わなくてもいい、そんな説明は聞いていないと文句を言うことはできると思います。
おそらく返答はないと思います。著者が会社の方針に口出しをする必要はないと彼らは考えているはずです。
私はかねてからHPのあり方を指摘してます。誤解を与える書き方が多いからです。
もう削除されているのかもしれませんが、以前、見城、児玉が「いい本があれば、金銭をとらずに出版したい」という対談をしているものがありました。これが本当にできるのなら(今回はそれに含まれると解釈できます)、商業出版も問題がないとことを案に知らしめていたことになります。
私も被害に遭った身ですから、みなさんの意見を否定するつもりはありません。そこは誤解をなさらないようにお願いします。
実際に幻冬舎ルネッサンスから本を出された方はブログ等に書くなら注意をした方がいいということをお伝えしたいだけです。
幻冬舎Rから本を出してしまいました (りあ)
2011-07-22 16:16:38
Mさんという人からここの存在を教えてもらい

ました。その時、今回の企画出版の件について

は触れない方がいいと言われちょっとカチンと

きました(ゴメンナサイ)

今までを考えても、ビーズの本を出したい人は

いないかとか裁判員制度についての本を・・・

をHPに書かれていたことがありました。

あれも企画出版ということだったと思います。

それなりに名前のある人なら、金銭は取ってな

かったと思います。

これからもちょくちょく覗きに来ますので、よ

ろしくお願いします☆
連続になってすいません (りあ)
2011-07-22 18:59:06
こういう話って友だちに言っても分かってもら

えないんですよね。ほかの人も書いていました

が、私も編集者に恨みがあります。あっちはこ

っちの個人情報を知ってるわけです。でもこっ

ちは知らない。あまり話してはいけないらしい

ですね。だから興信所を使って調べてやろうか

と思いました。

興信所を使うのは悪いことではないし、お中元

を送りたいでも、十分理由はつくと思います。

お中元がお菓子なのか猫の死体なのか、違うと

したらそれじゃないですか。

人が夢を賭けて大金をかけたことを何も理解し

ていない、それが許せないのです。
質問よろしいですか (バッテリィ)
2011-07-22 20:33:20
クンちゃんさまはじめまして。共同出版商法の疑惑について質問があってカキコします。

下のURLにある「在庫を捨てている疑惑」についてです。
http://www.kobeport.net/news/kyodo.html
「本の所有権が出版社にあるということは、本を処分する権限も出版社にあるということです。、販売開始6か月くらいのデータを基に在庫を絞り込む(=必要最小在庫量まで処分する)ことが十分に考えられます」

文芸社でも、やっぱり著者に何の連絡もなしに本を処分しているのでしょうか。

……といいますのも、私の知り合いがそこで出版したんですけど、正直言って「なにこのラクガキは!?これ人に販売しちゃダメでしょ!いったい誰が買うの?」って感じだったんですよ。なのに本人は「文芸社に聞いたら在庫500冊だって。ということは、400冊も売れたんだ!」と喜んでいるんです。

私は文芸社が処分したんだと思っています。だって処分しなくちゃ、今頃文芸社の倉庫はアマゾンを越えるような巨大なものになってしまって、保管費用がとんでもないことになってるはずだもの。
実態をどうぞ教えてください。
編集者Nの友達です (桜子)
2011-07-22 23:17:19
何かとここで話題にされてるNの友人です。
あの子は学生の頃から、明るくていい子でした。みなさんにこんな言われ方をされるのはひどいと思います。

打たれ弱いところがあるので、こういうことをされると本人のショックが大きいのは分かると思います。

仕事でしていているだけです。責められる必要がありますか?


会社でも辛い立場に立っているようで、見るに見かねて書き込みをしました。
馬鹿女 (りあ)
2011-07-23 00:20:59
だったら死ねばいい。

人を苦しめたらか当然だ。

私の居場所を取らないで。
変な話だけど (洋々)
2011-07-23 02:13:59
ミッフィーさん、うちもう保釈金の話してるよ。別に逮捕を望んでるわけじゃないけどさ。いざって言う時のためにね。
その方が楽かもしれない。
そしたら全部バラせるし。って考えもある。

私、おかしいかな。

じゃ、ばかの門とばか舎が相手にしてるのはもうキチガイなんだね。
キチガイは何するか判らないよ~。
さっきネットを見ていたら (洋々)
2011-07-23 09:54:10
予告なく解雇をした会社が書類送検されたそうですが、うちも予告なく編集局から締め出されたことを(しかもあっちの社内規則という、法的なこととは無関係な理由です。理由もあっちのでっちあげ)そういう所に訴えられないものだろうか?

ところで、みなさん、中山真由美さんのシフォンの本は参考になりますよ。私には難しいですが。

どこぞのばか舎のNとは違いますから間違えないでください。
あの夢見てるだけの47にそんな現実的なことができますか?
ばかの門へ (洋々)
2011-07-23 10:44:22
弁護士O仕事遅いな。お前パートナーだろ。幻○舎はお得意様じゃないんだな。弁護士会にお前の名前で電話するぞ。仕事を放棄してるってな。
しかし月曜日は私は忙しい。火曜日にしろ。

何を時間かけてるの?こっちは準備万端だよ。今度はお前を釣り仕上げるぞ。

キチガイを相手にしてることを忘れるな。

っていうか、どうせお前はHPに名前を載せてるから本当の名前書いていいか?


ところで俳優の佐々木秀吉さん、最近活躍が少なくて心配です。
引退しちゃったのかな。

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