蚤の市でデザイン系の家具を主に扱っている業者さん。いつも程度の良い、有名無名を問わずデザインの美しい家具を取り揃えています。自分でも、以前紹介した折り畳み椅子の原型''プリア''を、パリに来て間もない時に買い求めた場所でもあります。あの時から変わらずアクリル系の家具の品揃えは随一ではないでしょうか。今後もチェックし続けたいところです。皆さんは、無名であってもデザインが良い家具は好きですか?
折り畳み椅子には星の数ほど種類はあれど、この椅子の繊細な作りには正直驚きました。座り心地は必ずしも良くなさそうです。座面が、メッシュのような作りですので長時間の使用は厳しいでしょう。それでも、アルミか亜鉛の素材感、細くて優雅なたたずまいを持つデザインは秀逸。飾って、眺める分には申し分ありません。皆さんは、この椅子からどんな印象を受けましたか?
腰痛対策にバランスチェア。日本にも色々あると思いますが、パリの蚤の市で見つけたモノは、モチーフの施された生地張りのアートな雰囲気。デザインと生地とのギャップが面白いです。女の子の顔が描かれた絵の上にお尻を乗っけるのは、その気がある人にはたまらないと思いますが、一般の方は躊躇してしまうことでしょう。古い家具に、現代風の生地を張り替えるのは良くあることですが、まさかバランスチェアにまでやってしまうとは思いもよりませんでした。フランス人のユーモアや感性、あなどるべからずです。皆さんは、このバランスチェアどう思いますか?
蚤の市で、椅子の取扱量が多い業者さん。特に有名どころを扱っているわけではないのですが、ジャン・プールベ風の椅子が並んでおります。同じもので数が揃っている業者さんは珍しく、新しい家具で揃えたい機会にはとても便利です。木の染色が美しい椅子達、皆さんはいかがですか?
年期の入ったショーケース。日本でも、こだわりあるジーンズショップや古着さん等で、アメリカやヨーロッパで買い付けてきた古いショーケースを見かけることはあります。凝った作りが素敵です。今では、こんなに手間掛けて店舗用什器とか作らなくなりました。2、3年でリニューアルしてしまう消費社会です。良いモノをリサイクルしていくことも一つの方法ですね。フランスで蚤の市やブロカント(アンティーク市場やショップ)が賑わっているのも、良いモノを世代を超えて残していこうという精神の現れかもしれません。モードの世界では、何年代風と、はやりがリバイバルしますが、家具の世界はあまり聞かないですね。皆さんは、古い家具、お好きですか?
靴下、ストッキング、手袋等をディスプレーする為の足型、手型。足型は、三次元ではなく二次元なのが、オタク心をくすぐります。素材もアルミと年代を感じさせ、クールです。現代の店舗デザインやウィンドーに使ったら、逆に新鮮で面白いディスプレーが出来そうです。皆さんは、何か面白い使い道、思いつきますか?
度々ご紹介しております、今はやりのインダストリアル系家具。今回は照明。無骨なデザイン、媚びない素材感、野暮ったい色使い。だけど、無茶苦茶カッコいい。一つあるだけで、その空間が引き締まるような、凛とした姿。是非とも手に入れたい逸品です。皆さんは、デザイン照明と機能優先、質実剛健な照明、どちらがお好みですか?
こちらは、陶器製の高級番地表示プレート。金属製のぺらぺらのものとは、厚みも質感も全然違います。素敵です。お値段も何十倍、素敵過ぎます。高級アパートや高級住宅街の大きな家に取り付けられていたのでしょうか。クラス感あります。皆さんは、自分の家に付けるとしたら、どちらを選びますか?
こちらは、かわいいカゴに入って売られていました、番地表示数字プレート。大きさも色々あるようですが、ベースの色と文字の色は決まっているのか、濃紺地に白抜き。すっきりとした見やすいコントラストではあります。パリのシックな街並に溶け込む色なのでしょう。皆さんは、自分の街の番地表示プレートの色、ご存知ですか?
以前ご紹介したこともある(パリ味のある逸品-5)、番地表示数字のプレートを蚤の市で発見。BHV(パリのハンズのようなお店)にも置いてありますが、アンティークものをお探しならは蚤の市が最適です。値段も結構しますが(10euro~)普通のお店では見つけられないような陶器製のプレート等見つけられます。お店等の装飾に使ってもかわいいと思います。皆さんは、どんな数字が欲しいですか?