プランタンの勢いを象徴するのに、やり過ぎの感も多々ありますが、最終的にはキングコング像も出てきて、通行人に大受けでした。お金がある所は、考えることのスケールが違いますね。
フランス初上陸というアメリカブランド''Coach''のプランタン・ショップオープン記念で多くのイベントが開催されました。ウィンドーでも派手なアトラクションと共にアーティスト集団がライヴペインティングを行いました。
プランタンは今夏改修が終了し、勢いに乗っています。テーマ''Printemps Loves New York''と商品からディスプレーからウィンドーから何から何まで、全館ニューヨーク一色です。アーティストとのコラボーレーションも行い、ニューポップアート気分を盛り上げています。
ラファイエット・オム館やラファイエット・メゾン館でもモーションディスプレーを一部で展開。モード館ほどクオリティーは高くないですが、それでも十分楽しめます。
ラファイエットは毎年秋恒例のモーションディスプレーを使ったもの。テーマ''La Mode c'est vous''と身近なモードをアピール。注目のブロガーにウィンドーの構成を任せる等、かなり実験的な試みを行っています。一般公募によるフォトセッションやファッションショーを開催し、パリコレ期間中のパリを盛り上げていました。
ボンマルシェのウィンドーは、いつ見てもアートっぽくてカッコ良くて大好きなのですが、今回は特に雑誌Numeroの協力、クリエイターの協力、フランス3大ブランド(Chanel, Dior, Louis Vuitton)の協力等もあって、本当に良い出来です。クリスマスウィンドーも楽しみです。
今回のボンマルシェのウィンドーは日本でもお馴染みの雑誌Numeroとのコラボレーション企画。著名なデザイナーが個人にまつわる数字を使って個性的な作品を作っています。店内でも''Le Bon Marche fait son Numero''というビデオインスタレーションの展覧会が開かれており、今注目のクリエイター達が自分のことを私的に語っていて、大変興味深い内容でした。パリにお越しの際は是非足をのばしてみて下さい。10/16までです。