パリ蚤の市便り-2108／デザインデスクランプ白樹脂製半球シェード01

近所の蚤の市ヴァンヴ内の、また別の業者さんのお店で見掛けた”デザインデスクランプ白樹脂製半球シェード”は、見た目のフォルムやバランスが、何とも言えず独特で個性的な印象があります。ミッドセンチュリー期デザインの流れを汲むモノでしょうか。半球状のランプシェードを、円筒形支柱の中心に配置するのではなく、あえてズラして固定しているデザインが、大変興味深いです。自分の勉強不足で、詳しいデザイナー名・メーカー名・製造国名はわかりませんが、由緒正しきデザインモノのような雰囲気もあります。明かりを灯した状態を見てみたい衝動に駆られる、魅力溢れる素材感も気になるところです。お値段は100€超えでした。皆さんは、置いてあるだけでも造形的な存在感があるこんなデスクランプ、照明コレクションの一つに如何がですか？個人的には、ユニークな佇まいが一目で気になり、しばらくの間見入ってしまいました。こんな素敵なデザインを自分も残してみたいです。

パリ蚤の市便り-2107／デザイン椅子プライウッド製シート黒スチール脚部01

以前「パリ蚤の市便り-2098／アルネ・ヤコブセン3107セブンチェア黒二脚01」でご紹介させて頂いた名作椅子には適いませんが”デザイン椅子プライウッド製シート黒スチール脚部脚”は、スタッキング可能だと思われる作りで、背当て上部に開けられた丸い穴が印象的です。近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。座面と背当てが一体となったプライウッド製シートのフォルムにも特徴があります。かなり使い込まれており、木肌表面には、多少傷や汚れが見受けられますが、このままでも十分に使える状態です。黒スチール製のシンプルな脚部との、デザイン・カラーバランスも悪くはないです。お値段は100€近くでした。皆さんは、アルネ・ヤコブセンの椅子とは趣がまた異なる無名のこんな椅子どのように思われますか？個人的には、見た目も座り心地も悪くはなさそうな、何故か気になった椅子の一つでした。