以前「パリ蚤の市便り-1549/デザイン木製回転椅子01」でご紹介させて頂いた椅子を扱っていた、同じ業者さんのお店で見掛けた”デザイン低座面椅子生地編み込み椅子”は、背当てと座面に施された張り地の編み込み意匠と、有機的で独特な形状の木製フレームに特徴があります。テンションも利いて、座り心地も良さそうです。ナチュラルな素材感と落ち着いた色目が、上品な雰囲気を醸し出しております。屋内では勿論、テラスやバルコニー等屋外に置いての使用も良さそうです。お値段は100€近くでした。皆さんは、素材感があって見映えも良いこんな低座面椅子、ご自宅で寛ぐ時間を過ごす為の椅子として如何ですか?個人的には、あまり見掛けることの無いタイプの、存在感ある面白い椅子だと思いました。
保存状態も悪くはなく、綺麗な内容の”トーネット風ロッキングチェアー”は、真偽のほどは定かではありませんが、言わずと知れた名作ロッキングチェアーらしく存在感があって素敵です。以前にも何度かご紹介させて頂いておりますが、今回のモノは背当てや座面のラタン張りにも傷みが見受けられれず、木フレームにも目立った傷や塗装剥げが無いので、このまますぐにでも使えそうです。肘掛けや脚部に施された大胆な曲げ木の意匠は、さすがにトーネットらしい丁寧な仕事です。お値段は1000€近くでした。皆さんは、トーネットの椅子、お好みのモノございますか?個人的には、ロッキングチェアーに憧れがあるのですが、ボリュームがあり場所を取るので、広い空間のある家に引っ越すことが出来れば考えたいと思いました。
写真があまり良くなくて大変申し訳無いのですが、おそらく”ピエール・ガーリッシュ椅子キャメルカラー合皮張り”は、その独特なデザインに特徴があります。以前にも何度かご紹介させて頂いておりますが「エーロ・サーリネン72サイドチェア」と未だはっきりと見分けが付きません。今回のモノは、生地張りではなく綺麗な色目の合皮張りなので、ガーリッシュの椅子に多く見られる素材使いだと思います。座面横に張り出すように取り付けられた、背当ての収まりが個性的でユニークです。保存状態は悪くないのですが、一部合皮が浮いてきている部分が見受けられますので、補修の必要があります。ただ、四脚揃っているところはポイント高いです。お値段はセットで500€超えでした。皆さんは、フランス人デザイナーピエール・ガーリッシュのデザイン椅子、どのように思われますか?個人的には、パリに来るまで知らなかったデザイナーであり作品だったので、日本ではあまり注目されていないように思います。素敵な作品が多いので今後価値が上がってくるのではないでしょうか。参考サイトはhttp://malignevintage.canalblog.com/tag/Pierre%20GUARICHEです。
楕円形の肘掛け部分のフォルムが、独特で面白い印象の”デザイン肘掛け椅子茶合皮張り座面木製脚部肘掛け”は、茶系の色目で統一された各パーツのカラーバランスも美しいです。保存状態も良く新品のようで、このまますぐに使えそうです。座面と背当ては、クッションの利いた上質な合皮素材で包まれており、座り心地も良さそうです。肘掛け部・脚部は、合皮の色目に近い木素材が選ばれており、丁寧な仕事が施されております。上品でお洒落感があり、モダンな雰囲気を醸し出しております。お値段は100€超えでした。皆さんは、シンプルですが個性的なこんな肘掛け椅子、コレクション用として如何がですか?個人的には、落ち着いた色目も素敵で、何とも言えない存在感のある椅子だと思いました。