家の近所にあるおいしいパン屋さんのAbbesses(アベス)本店”パン屋Le Grenier a pain(ル・グルニエ・ア・パン)”は、2010年のパリバゲットコンクールで1位を獲得したお店です。毎年一度審査が行われ、優勝賞金は4000ユーロらしいです。優勝者には、1年間エリゼ宮(大統領官邸)に毎日25本のバゲットを配達することが出来る栄誉が与えられるそうです。近所の姉妹店は、翌年1位を獲得しました。お昼時と夕方には行列が出来ます。1,1€のバゲットは、モチモチしていて本当においしいです。家にお客様を招いた時には必ずここのバゲットとケーキを購入致します。ケーキ類も3€台で、フランスのケーキにありがちな甘過ぎということも無く、程良い味付けが絶妙です。この日立ち寄った本店で購入したCharlotte aux fraises(シャルロット・オ・フレーズ)イチゴのシャルロットは、フランスには無い日本のイチゴのショートケーキのような雰囲気で、何とも言えず春らしい良い味でした。皆さんは、パリのおいしいバゲットのお店ご存知ですか?個人的には、おいしそうなお店を色々試しております。
モンマルトル界隈にも幾つかある”エクトー・ギマール地下鉄駅入口装飾アール・ヌーヴォー様式”は、一目でそれと分かる独特の意匠が特徴的です。こちらは、ムーラン・ルージュに程近い地下鉄2番線のBlanche(ブランシュ)駅になります。彼は、フランスの建築家でアール・ヌーヴォーの代表者でもあります。工業規格化された組み換え自在な構築物、建築物に装着可能な鋳鉄部品は「芸術的鋳鉄、ギマール様式」と呼ばれ、多くの地下鉄の駅を飾っております。様々な功績を残したギマールですが正当な評価がなされず、不遇の内に戦渦から逃れたニューヨークで亡くなりました。皆さんは、ギマールの地下鉄駅装飾、どのように思われますか?個人的には、普段何気なく見過ごしておりましたが、色々調べてみると見方も変わってきました。参考資料は次のサイトになります。http://www.parisinconnu.com/guimard/edicules-guimard-bouches-metro-paris-ligne-2-blanche-pigalle.html
アメリのカフェの名前ではないですが、モンマルトルには幾つかの”Moulins(ムーラン)風車”があります。ロートレックやゴッホ、ルノワール等当時の画家達がこぞって絵の題材に取り上げております。いかがわしいお店が立ち並ぶ界隈にあるMoulin rouge(ムーラン・ルージュ)にアメリのカフェに通じるrue Lepic(レピック通り)にあるMoulin de la galette(ムーラン・ド・ラ・ガレット)のBlute-fin(ブリュト・ファン)とRadet(ラデ)。昔は、小麦粉を挽く為のものだったと思うのですが、その後ダンスホールになり、レストランやキャバレーになったようです。まだ一度も足を運んだことはありませんですが、外観の写真だけでも皆様にご紹介させて頂きます。皆さんは、パリのモンマルトル丘に位置する幾つかの風車、ご覧になられたことございますか?個人的には、つい数ヶ月前に日本からの知人をご案内致しました。
土曜日は用事があった為、恒例の蚤の市通いはお休みして、モンマルトルを散策と行きつけの古着屋さんでスニーカーを少し仕入れました。今までパリの観光地等の写真をあまり撮っておりませんでしたので、今回は観光客目線の写真を皆様にお届け致します。”Cafe des 2 Moulins(アメリのカフェ)”は、日本でも大ヒットした映画「アメリ」の撮影舞台となったカフェです。2009年に内装を全面的に改装してしまった為、現在では残念ながら、映画そのままの雰囲気は味わうことが出来ません。地元の人達が利用するのは勿論のこと、日本からの観光客も多く訪れており、皆さん写真に収めて行かれます。つい数ヶ月前にも、日本からの知人をご案内させて頂きました、店内に飾られたアメリのポスターが、店内で一際目立っております。皆さんは、映画「アメリ」の世界観、再度体験されて見ては如何がでしょうか?個人的には、「アメリ」という名前のクリーム・ブリュレは外せませんが、寒い日にはヴァン・ショー(ホット・ワイン)もお薦めです。