単純に好奇心でキヌアを育ててみようかと思いましたが、
ボリビアやペルーを原産地とする作物・・・。
まだ、栽培方法も一般的にはなっていないようです。
正確には、穀類ではなく、ホウレン草の仲間みたいです。
アンデス高地の涼しく乾燥した所ではよく育つのかもしれませんが、
日本の高温多湿の8月蒔きは、発芽してもどんどん立ち枯れしていきました。
発芽も最初は全くゼロでした。
いくらなんでもゼロは変だと思い、蒔きなおして上に覆いをしていたら
発芽してきました。 多分嫌光性なのだと思います。
セルトレイに生き残ったのは、たったの3本
やる気も失せて、これはダメだと水遣りのみで放置していました。
それでも、3本は枯れないで残っていたので、
取りあえず、手近なプランターに植えておきました。
そしたら、なんと超ミニサイズながら、時期がくれば、
けなげに花穂をつけてきました。
12月に入って、寒くなるし刈り取った方がいいかも・・・と思い
花穂を切り取って家のリビングに置いていました。
葉も枯れてきて、花穂を叩くと種が落ちてきます。
一番左上のピンクは花ガラ、黄色の小さいのが種です。
種に見えるものは、
左は黄味ががっていて、真ん中は白、右は赤のように見えます。
ここからが、家庭菜園では栽培が難しいと思える所・・・。
種には、苦みなどを感じるサポニンが含まれているため
現地では水にさらしてサポニンをとっているようです。
種の段階では色がマチマチですが、これを更に脱穀すると
ほとんど、白に近くなるようです。
さすがに脱穀はムリだ~~!
と、いう事でキヌア栽培のお試しは終了です。