ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

錦織、途中棄権もやむをえない

2019-01-23 22:18:09 | スポーツ
途中棄権も仕方がないなあ、と思う。
なにしろ、一昨日の試合があまりにも過酷過ぎた。

一昨日の試合では、2セットダウンだから、このまま錦織が負けるだろうと予想したのだが、それをよい方に裏切ってくれた。
タイブレークとなって、1セット取り返すと、過酷なラリーが多い第4セットも取って、タイブレークに持ち込んだのだから。
最終セットも、一進一退の展開。
5-4となって錦織のサービスゲームだから、このまま勝ち切るのかと思ったら、反対に取られてしまい、その次のゲームも失い、5-6。
ところが、そこから踏ん張った錦織が取り返し、タイブレークに持ち込んだ。
終盤になってから、錦織が5-8とリードされ、相手のサービス。
2本取られると、ジ・エンド。
その状況から、なんと相手のサービスを2本連続してブレークしただけでなく、5ポイント連取し、逆転し勝利を収めたのは、驚異的な粘りであった。
5時間を超える激しい試合を制したのだから、

この日は、家に帰って来たのが6時過ぎ。
その頃まもなく試合開始からの2時間を、錦織が2ゲームを失い、このままストレートで負けるのかという状況になっていた。
ところが、それから3時間もかけて上記のような大接戦を演じるのだから、すごかった。
わが家では、午後8時から行われたアジア杯サッカーの決勝トーナメント、日本対サウジアラビア戦と、交互にテニスを見ていたが、途中から錦織一辺倒になった。
あの試合の激戦ぶりと錦織の疲れようを見ていたら、今日のジョコビッチ戦までに体は回復しないなと予想した。
それはやはり正しかったようだ。
4試合で13時間以上も戦って来ているのだから、体が悲鳴を上げるのも無理はあるまい。

ただ、4回戦の試合からすでに体は変調をきたしていたのではないかと考える。
そうでなければ、あんなに凡ミスが多くなったりはしないだろう。
長身のビッグサーバーの選手たちが、サービスで簡単に得点を決めるのに比べて、錦織はそうではない。
ラリー戦に持ち込んで、コースや球種を変えて打ったりするなど、技術を駆使して様々な工夫をし、得点する。
それで勝ち上がるのだから、すごいと思った。
でも、こういう手に汗握るすばらしい試合を見せてくれたのだから、その労をねぎらいたいなあと思う。
まず、体を治し元に戻してから、今後また活躍してほしいと願うばかりだ。
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